出合い 出会い 出逢い ⁉︎
入学式会場から出て数分がたち俺はというと
長々しい廊下を歩いていた。
「どこだよ、ここ…」
これはもしかしなくても…迷子ってやつか…
しかし、この学園も広いな(金持ち校ですから☆)
結構歩いたなと思い周りをキョロキョロ見渡すと人影が見えたのでその人の所へ
俺は駆けていく。
「あの、すみません。」
これでも一応敬語は使える。
使えないって思った奴いたよな…
閲覧者とかwww
「おや? 新入生ですか。」
はぁ とため息を吐き
俺の耳をグイッと引っ張った。
「毎年 サボる人がいるんですよ。今年はいないと思ったら…また、ため息がでます。で、なんですか。」
急に喋り出すと思ったら…いきなり振るなよ!
「ぅえッ‼︎ ぇぇと、 迷子 で、案内して下さい。入学式会場以外の場所でお願いします!」
おかげで、変な声出たじゃねぇか…
しかし、コイツ…イケメンだ。
スゲー眼鏡が似合ってる。
「お褒め頂きありがとうございます(ニコ」
え⁇
すると、眼鏡はクスッと笑って口を開いた。
「口に全て出てました。それより、私の名前は、五十嵐 時雨 -イガラシ シグレ- です。」
五十嵐…時雨…か。
「俺は、みk、嵯峨 愛莉だ。」
危ない危ない、三神って言うところだったぜ
「では、会場以外の場所に案内してあげますから、ついてきてください。」
ーーーそれが、出逢いだった。