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ゲリラ バトルシップ 扶桑

作者: 小鳩尚

初めまして、小鳩尚です。 この小説は軍事知識初心者の作者が書いています。

ですので、あり得ねえだろ、と思うこともあると思いますが、優しい目で、見て頂けたらと、思います。 こんな小説でもよろしければ、お読みください。

ーーー 1942年5月5日15時32分 太平洋ーーー



「水平線上に艦影」

見張り員の言葉に輸送船の艦橋に緊張が走った。

この付近の海域は、ついこの間ジャップの高速戦艦扶桑クラスの

通商路攻撃で駆逐艦1輸送船5隻が全て撃沈されていたからである。

「味方か?」

艦長が航海長尋ねた。

「残念ですがこの付近に味方はいないと思われます」

30代半ばの航海長が答える

「総員戦闘体制に付け。」

艦内に戦闘体制の警報が鳴り響く

「敵艦の艦影から扶桑クラスと思われます」

見張り員のからの追加情報に艦橋にいた、幹部達の

顔色が真っ青になって行った。 運悪く、この海域を荒らし回っている死神に出会ったのだから。


ーーー1942年5月3日23時11分 太平洋ーーー

時間は戻り2日前。

戦艦扶桑の艦橋 は艦影多数の報告を受け、慌ただしくなっていた。

何しろ此処は敵地の真ん中で、味方は同じ任務を請け負っている、

小型空母や巡洋艦と潜水艦くらいである。

そのため艦影は敵軍のものである可能性が限りなく高いのである。


「艦長、艦影は敵軍の輸送船5隻その護衛の駆逐艦1隻と思われます」

艦橋内に居る航海長が艦長に報告する。

「輸送船反転、駆逐艦向かってきます」

「全速前進、敵護衛艦を撃沈したのち輸送船を攻撃せよ」

艦長が攻撃命令を発令した。

扶桑の機関が吼え、巡航速度の18ノットから、31ノットまで速度は上がり主砲の35.6センチ連装砲4基8門と副砲と対空砲の役目を持つ、片側の

10センチ砲4基8門も一緒に護衛駆逐艦に向けられる。


「撃ち方始め」

艦長が攻撃命令を出し同時に主砲と副砲からの砲撃が始まった、敵艦との距離が1キロを切った時だった。

「敵艦に命中弾」

敵艦に命中弾が出た、敵艦のやや前寄りに当たり命中した弾は装甲を破り、力を解放した。戦艦の主砲弾に駆逐艦が耐え切れるはずも無く轟沈した。

「敵駆逐艦 輸送艦全ての撃沈を確認。」

駆逐艦を撃沈した後、逃げる輸送船に攻撃をして、全ての輸送船の撃沈を確認した。艦橋内にバンザイ三唱が響く。

「やりましたね艦長」

5年の付き合いの副艦長が話しかけて来た。

「ああ、これもあいつらのおかげだ。」

副艦長は艦長の言葉に、頷き賛同した。

「これも、彼らのおかげです」

扶桑は、総撃沈数、駆逐艦3隻 輸送船13隻を撃沈して今回の通商路攻撃を無事終えて、トラック泊地に帰還の途についた。



(巡洋戦艦 扶桑)


(全長 220m) (武装)


(全幅 33m ) (35.6センチ主砲 連装4基8門)


(吃水 9.45m ) ( 10センチ砲 連装8基16門)


(速力 31.2ノット ) (40ミリ機関砲 4連装14基56門)


(防御 31センチ集中防御 ) (25ミリ単装機銃 30基30門)


こんな駄文を読んで頂きありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 短い作品ですが、読みやすい文章で、砲戦の爽快感を味わえました! こういうの、好きです! [気になる点] 距離1キロで命中弾とありますが、近すぎるのでは……? あと「副艦長」ではなく「副長」…
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