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「転生者・・・?」


 さすがのラークも予想外の答えで戸惑っている。彼は本当は優しい人間だ。少し取っつきにくそうに見えるだけで。だから、私の意味の分からない主張もなんとか理解しようとしてくれているのだろう。


「はい・・・」


 力なく私は返事をする。役者失格。リリー失格がショックすぎて会話に集中できない。頭の中がぼやーっとしたまま私達は話を続ける。


「正確に言えば、熱を出したときに前世を思い出したんです。私は役者を目指していて、そして火事で死んだ。この世界は私が好きだったゲームの世界に似ていて、リリーはその世界では悪役のポジションでした。」


「何故お嬢様が悪役に?」


「完璧であろうとしたために・・・です。この家の名に恥じぬよう、努力を惜しまず、完璧さを求めた。リリーの悪癖。欲しいものはどんな手を使ってでも手にいれる。その部分が悪役令嬢でした。」


「待て。げーむ・・・?お嬢様が悪者・・・?転生者・・・?」


 ラークは唸りながらなんとか理解してくれようとしている。やはり優しい人だ。私はリリーが1番好きだが、他のキャラもそれなりに好きである。だから、キャラを傷付けるようなことはしたくない。それに、今は私がリリーなのだ。この世界は現実で、キャラ達は生きている人間。プログラミングされ吹き込まれた言葉しか話さない人形ではない。


(バレてしまった以上、嘘をついても仕方ないな。)


 私は他人の笑顔が好きだ。自分が幸せな気持ちになる。だから周りが喜ぶことをしたい。好きなことに猛進的な私は迷わず喜んでもらえることをしたい。今、ラークに喜んでもらえることは偽りなく話すことだ。


「なんでも説明致します。だからゆっくり理解して下さい。」


 ラークの肩に手を置いてそっと笑う。ラークは私の顔を見て少し驚きつつも話し合ってくれた。

短くてごめんなさい!

もうほんとに短すぎて・・・。

1000字はいきたかったんですが、

切りどころが見つからず・・・。

このような形になってしまいました。

申し訳ない。

ご意見・ご感想、お待ちしております。

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