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Assassination Saga  作者: reo
3/3

任務と目的

登場するキャラを増やしたい…

人物紹介

名前:アサカ・ミナヅキ

身長:165㎝ 体重:?㎏ 血液型:O

年齢:22 国籍:日本

・齢22で組織のマスターアサシンとなる。さらに組織で初の女性のマスターアサシン。能力はまだ明かされていない。リベルと違い両親も組織で働いている。


人物紹介

名前:ビースト

身長:188㎝ 体重:92㎏ 血液型:B

年齢:28 国籍:アメリカ

・アサカよりも前からいるアサシン。彼はデカすぎたりするので工作兵などで活躍する。訓練生の時は暴れん坊だったらしいがとあるきっかけで落ち着いた。悪ノリしすぎて少しウザいところと鍛えあげられた肉体が特徴。



「それで、何から説明するよ。」

ビーストはミナヅキさんに問う。

「まずはこれを。」

部屋の机に置かれた服と靴をミナヅキさんは俺に手渡した。

「これは一体?」


俺の服がボロだったからくれたのだろうか。


「それはアサシン用の衣服だ。」

見ると黒が貴重のフードつきの服でズボンなどにも様々な物が仕込めるようになっている。また上は鎧のように硬いが腕の部分やズボンなどは触った感じ伸縮性もあり動きやすそうだ。靴は革でできているようだがとても柔らかく足にフィットする。


「どうして俺のサイズを?」

「組織にはそのくらいのデータはあるさ。昨日辺りに身体検査でもしたんじゃないか?」


そう言われれば、昨日突然俺だけさせられた記憶がある。このことだったのか。


「着てみてはどうだ?」


ミナヅキさんに諭され俺は着ることにした。


「どう…でしょうか?」

まともな服を初めて着たのでどこか変かもしれない。

「とてもいいと、私は思うよ。」

「アサシンっぽいな。」

二人は俺に感想を述べる。俺は小さく会釈した。


「さて、本題だ。君には説明しなければならない。アサシンの任務とこの組織の目的について。」


唐突に聞きたかった話題がくる。俺は頷き、3人で丸いテーブルを囲うように座った。


「まずアサシンの任務は様々ある。暗殺、救出、スリ、盗聴、護衛など挙げればたくさんあるのだが、役割がある。」

「役割?」

「ああ。ビーストのように力はあるが器用なことができないやつは護衛や工作を主とするアサシンだ。」

「それはアサシンなのか?」

「もちろんビーストが暗殺のキーマンになることだってあるからカテゴリーの上ではアサシンだ。」

「カテゴリーの上ではってのは余計だろ。」


ビーストはつまらなさそうに呟く。


「私とリベルは主に暗殺や潜入などになる。この任務は難しく、失敗は許されない。」

「俺はまだ見習いです。ブラザーのように物作りのほうが…」

「物作りとか言うな。ショボく聞こえんだろ。」


少しビーストをいじってみたが楽しい。


「いや、君はもう重要な戦力なんだ。君の動きなどは既に確認している。」

「なるほど」

「私が太鼓判を押すんだ。問題ないさ。これでもマスターだからな。」

ミナヅキさんは少し笑いつつも自信ありげな表情を浮かべる。


「それで?見習いの俺がやる最初の任務は何なんでしょうか?」

「次の任務は決まっている。」


ミナヅキさんは真剣な表情に戻り俺をまっすぐと見つめる。俺は少し目を反らした。


「フランス革命に飛ぶ。」


なんだかわけの分からないことを言い出した。フランス革命と言えば18世紀にフランスで起きた市民革命である。そう、18世紀にあったのだ。


「不思議だろう。だがこれは事実だ。ボスの宝具で過去へ遡る。」

「ボスの宝具?」

「ボスは時代を遡ることのできる宝具を持っている。私も詳しくは知らないがいろいろな時代へと行ったから事実だ。」

「まあ、ミナヅキさんが言うならそうなんでしょう。それで?フランス革命を壊すんですか?」


今度はミナヅキさんが不思議そうな顔をする。

「君は驚かないんだな。」

「まあ、驚いても始まりませんし。それに、あなたが言うなら本当なんでしょう。」


勇気を持って見つめ返しながら答えた。


「君は今日会ったばかりの人間を簡単に信じるのか?」


少しそっぽを向きながらミナヅキさんは答える。


「まあ、マスターであるあなたを信頼しなければ俺は何もできません。何も分からないし、どこへ進んでいいかも分からない。今日会ったばかりとはいえ、すごく信頼しています。」

「そ、そうか。なら話を進める。」

少しうろたえた感じでまた話始める。


「フランス革命で行う任務はマリー・アントワネットの持つ王家の真珠だ。」

「マリー・アントワネット。ルイ16世の夫人にして当時の贅沢の象徴と言われた人か。だがそんなの不可能ですよ。」

「なぜそう思う?」

「マリー・アントワネットは王妃だ。衛兵も大量にいるし、そもそも対面することすら困難だと思いますが。」

「それをやるのが俺たちアサシンだろ。」


久しぶりにビーストが喋った。


「君の心配もごもっともだ。だが我々は後に退けない。組織の目的は第2の宝具の完成。そのためにも彼女の王家の真珠が必要だ。」

「組織の目的とは?」


ミナヅキさんは目を瞑り、そして開いた。


「歴史の改変だ。」


俺はこの組織はとんでもないどころではないと今さらに思った。






やっと組織の目的を明かせました。主人公はおろかまだ誰も何もしてない状態なので早く主人公たちを動かしたいです。

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