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Assassination Saga  作者: reo
2/3

仲間との出会い

最初なので設定や様々なことを説明できていませんが徐々にやっていきます。

人物紹介

名前:リベル・フォン・パーカー

身長:170㎝ 体重:63㎏ 血液型:A

年齢:18 国籍不明

・訓練のデータを元にアサシンとなった本作の主人公。性格は本来温厚だが同時に組織に対する怒りも持つ。しかし、復讐するのではなく、友の願いを叶えるためアサシンとなる。





俺はアサシンとなる決意をした。分からないことが多いので、友の願いを叶えることだけを考えることにした。


「ついてくるのだ。」

俺は黒ずくめのボスの後につづく。先ほど入ってきたドアから出るとそこは元々いた場所とは別の世界だった。内装の造りは似ているが、前にいた所は収容所のようなところでひどいところだった。それに比べこちらは広間やきちんとした部屋がたくさんある。まるで城の中を歩いているようだ。


「リベルよ。これから行くところはお前と同じアサシンがいるところだ。」

ボスは俺にそう話す。

「私以外にもアサシンがいるのですか?」

「そうだ。この階段を上がってすぐだ。」


時間にして1分ほどだ。ボスがドアを開けそれに俺が続く。


「やあ、諸君。新入りを連れてきたぞ。」

見ると女性が1人、男性が1人いる。

「お前が期待の新人か。案外小さいんだな。まあ、頼りにしてるぜ。」

男は俺の肩に腕を回してそう言う。

「やめるんだ、ビースト。彼もひいているぞ。」

と、黒髪の女性が諌める。

「では、私はお前たちの次の任務のために準備することがあるのでな。その新米君にいろいろ教えてあげなさい。」

先輩アサシンであろう二人は頭を少し下げるとボスは去っていった。


そして、その女性はこちらに向き直る。

「それで、自己紹介がまだだったな。私はアサカ。アサカ・ミナヅキ。よろしく頼むよ。こっちはビースト。野獣っぽい性格でビーストという名前しか与えられてない。」

と少し笑いながら言う。


アサカ・ミナヅキ。東洋人のような見た目をしている。綺麗な顔立ちで、長い黒髪に少し細いであろう体つき、しかしでる所はきちんとでている、という誰もが憧れる見た目だ。生まれてこのかた女性と話したのはほとんどないためすこし気恥ずかしい。


「ん?どうした?私の顔に何かついているか?」

と、俺があんまりにも顔を眺めていたので尋ねてきた。

「大方、アサカの綺麗な顔に惚れたんだろ。」

ビーストが茶々をいれる。

「ぐっ、そんなんじゃない。」

俺も苦し紛れに言葉を返した。


「して、君の名前は?」

アサカが聞いてくる。

「リベル。リベル・フォン・パーカーだ。」

なんというか、舐められないようぶっきらぼうな感じで答える。

「そうか。では私は今日から君をリベルと呼ぼう。」

「じゃあ、俺は…」

「おっとそいつはNOだ。」

ビーストが突然俺の言葉を遮った。

「アサカはうちの組織のマスターアサシンだ。呼び方には気をつけねえと刺されるぞ。」

ビーストは笑いながら答える。

「でも、あんたは呼んでるじゃないか。それに最初からそう呼ぶ気はなかったよ。」

「じゃあ、なんて言おうとしたんだ?」


「……ミナヅキ…さん」

なんだか恥ずかしい。それが周りに伝染したのだろう。ビーストは大笑いし始めた。

「ミナヅキさんって、お前、ダメだ、面白い。」

ビーストは憎たらしくなるほど笑っている。すると

「私もミナヅキさんは勘弁してもらいたいよ。他人みたいな感じがするしな。君がどうしてもと言うなら止めないが。」


俺は少し考えたが

「ミナヅキさん…で大丈夫です。」

となんだかだらしない男のような台詞を吐く。

「お前は本当に面白いやつだな、リベル。俺の弟分にしてやる。」

ビーストはまた筋骨隆々の腕で俺の首を絞めながら言う。

「ああ、ありがとよ。ブラザー。」

俺は苦しみながら答えた。







リベルがやっと同じ任務をこなす人たちと出会って終わりです。任務までもう少しかかるかもしれません。

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