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ずっと胸に――。

作者: seia

いまでも思い出すのです。

特別な空間。

まるで世界から切り取られたような世界で過ごした日々を。

同じ東北出身、ということがあなたを身近に感じていたのかもしれません。

それよりもなによりも、あなたの音楽に対する真摯で情熱を持っていたことに私は魅かれたのです。


気持ちが止まらなくて、あなたの実家に押しかけたこと、ちょっと恥ずかしい思い出だけど、今でも時々、ふとした瞬間に思い出します。


好き、ってちゃんと言葉にしていたら、今とは違う未来があったのかな?

いまでも楽しく、良い関係でいられたのかな?

考えても

想像しても

答えは出ないけれど。

あなたと過ごした日々を色褪せることなく大事に、大事にしたいと思っているのに、記憶は残酷で。

あなたの顔も声も忘れてしまいそうになる自分に悲しくなります。

それでもなお、純粋にあなたを想った気持ちだけは年をとっても忘れたくないのです。

忘れたく、ないのです。

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