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異世界転移一五三日目みたいですよっと。三つ目

いやー、でも本当に綺麗な光だったんだよー。

緑色でさー。

本当だよー。


「ま、認めんのはこの力だけだな」

「も~ジョン君はそんな事言って~。素直に褒めてあげれば良いのにぃ~」

「褒めてねぇーからっ!」

「えー、詰まんなーい。あ、あとちゃんと仲良くしてねー」

「は? え? なんで??」

「後、困ル。ナル」

「いや、意味分かんねぇんだけどっ!?」

「ほら、エルちゃん一人この国に残しておくわけにはいかないでしょ?」

「ジョン、コノ国、見張ル」

「いや何さも当たり前のように言ってんだよっ!? え、本気か!?」

「ジョン、ガンバ、ル」


ブレットのあんなとても清々しい笑顔、私初めて見たなー。

二人は仲いいんだなぁ。

いいなぁ。

私もあの中に入りたいなぁ。


あ、でも眺めるからこそ良いんだよね!

ほらどっかの人たちは


YESロリータNOタッチ


とか言ってるもんね!

あれ? でもブレットとジョンって男の子……。

まあいっか!

うん、可愛ければいいんだもんね!


「ブレットは見た目と喋り方で大分得してるよな……」

「ブ、ブレットは可愛い系だから……。それに従順でマスター一筋みたいだし……」

「……それは何か? 俺は従順じゃなくて優しくもねぇって言いたいのか、エル」

「べ、別にそんなこと言ってない」

「じゃあ、こっち見て喋れよ」

「ど、どういう喋り方したって、わ、私の勝手だよ」

「はっ、パンダの後ろに隠れて喋るなんてどーかしてんじゃねぇの。しかも、何だよそのパンダ。明らかにぬいぐるみじゃねぇよ」

「パンダさんは正義だもんっ!! パンダさんを馬鹿にしないでっ!! 反抗ばかりでだらしない子よりかは断然役に立つんだからっ!!!」

「はぁ? 俺だらしなくねぇし。ていうか、パンダの後ろで喋るとか王失格だろ」

「まあまあ。これがエルちゃんの可愛さだしツンデレがジョンの可愛いところだよ」


ドヤ顔でそう言うけれど、ジョンとエルちゃんは睨み合ったまま。

そんな姿も可愛いんだけど仲良くしてくれないと困るんだよねー。

あー、でも本当に可愛い。


「可愛くねぇーよ。見た目だけならパンダは可愛いけどあれは完全に兵器だろうが」


って煽り始めるしー。

もー、パンダさんはパンダさんだよー。

ジョンの言葉に対しエルちゃんは。


「少年型のくせに可愛さの欠片もないジョンに言われたくない」


そう言って更に火に油注ぐしー。

これでやってけるのかなー。

やっていって貰うしかないんだけどね。


「不安だね、ブレット」

「大丈夫、ケンカ、スル、仲、良イ」

「まあ、確かに喧嘩するほど仲がいいとは言うけどね……」


そう言って二人の会話? に耳をすませる。


「一度 -(マイナス) ついたくせにギャーギャー吠えやがって。うるせぇヤツだな」

「ジャンは器用貧乏でずっと神界で万年補欠のくせによく言えるね」

「アァ? 力もねぇ役立たずがんな事言ってんじゃねぇーよ」

「力って、ジョンの方がないよ。変な事言わないで」

「はっ、一回 -(マイナス) がついたお前に負けるわけねぇーだろ」

「それは、どうかな?」

「ユニークスキルは神には効かないんだぜ?」

「番号は私の方が上。関係ない」

「そんなのは番号関係ないっていうルールだ。ただの造られた順番だろーが」

「分かってる! バカにしないでっ!」

「誰も馬鹿なんて言ってねぇーよバーカ」

「今言った! バカって言った方がバカなんだからっ!」

「何だよその返し、ガキかよ。バカじゃねぇの」

「少女型なんだから子供に決まってるよ! バカっ!」

「はっ、少女って言うより幼女だろーが」

「幼女って言わないでっ! 少女だもん!」

「身長が120もねぇのに?」

「うっ、し、身長は関係ないでしょっ! これから大きくなるんだからっ!」

「あー、本当にガキはうるせぇなー」

「ジョンもガキのクセにっ」

「幼女」

「男の娘っ」

「幼女っ」

「男の娘っ」


……本当に大丈夫かなー?

せめて、そこら辺を歩いてるお金を全て拾い終わるくらいまでは仲良くしてくれよー。


「大丈、夫」

「ソウデスネー」


思わず棒読みになってしまった!

しょうがないよね。

だって不安なんだもん。


バンっ!!


扉が開いた音が大きく響いた。

お、なんだなんだ??

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