紅魔館ってひろいんですね
2日連続で投稿しようと思ったんですが、12時を回ったから作戦失敗しました。
今回は、前回倒れたあとからです。 ゆっくりしていってね
「う、頭が痛い・・・」
僕の目が覚めると、また赤い屋根が見えた。しかしさっきとは模様の違うベッドに寝ていた。
だがそんなことより、初めて味わったお酒による頭痛と言う激痛が激しかった。
「やっと起きたわね、なんで私の部屋で寝てるのよ。 運ぶの疲れたじゃない、やっぱり部屋で寝ると良いことないわね。」
「何かありがとうございます。迷惑かけたみたいで…」
「全くよ、何で私の部屋で寝るのよ」
「じゃあ、ずっと僕はあなたの部屋で寝てたんですか?」
「あなたの部屋は隣よ」
「え!あ~ 間違えて入ったのか…」
「早くここからでなさい、もう夜よレミィも起きる頃だから会いに行きなさい」
「ありがとうございます、ところでお名前は?」
「自己紹介まだだったわね 、私は パチュリー・ノーレッジ 、パチュリーでいいわ」
「パチュリーさん、ありがとうございました。」
僕はお礼を言ったらすぐ部屋を出た。パチュリーさんの服がどうして紫一色なのか気になったが、顔は可愛い方だった。
そういえば思い出したが、最初に顔がどうとか言っていた声はパチュリーさんの声だと思う。
僕は自分がこれからこの幻想郷でどうするべきか考えようとしたが、うまくいかなかった。正確に言うと、知識がほぼゼロなのだからうまくいく訳がなかった。
「ヤバイな忘れてたけどスゲー頭痛い」
この頭痛、寝起きからなのだが全く収まる様子すらなかった。とにかく早くこの痛みを和らげる方法を考えることにした。
「水ないかな? 厨房にいけばあるよな?探すか」
僕はこの考えを思い付いたとき、知らないダンジョンを探検するみたいで少ながらずワクワクしていた。
しかし、その考えがいかに浅はかだったかすぐに知らされた。この紅魔館は、かなり広かったのだ。
「そうだよな、当たり前だけどあんなロビーが広いのに屋敷全体が普通なわけないよな…」
僕は、心からそう思った。そして今から『場所が分からなければ人に聞いてから動く』という惨めなスローガンを守ろうと思った。
さすがに時間のたち過ぎで水を飲んでいないのに頭痛もだんだん引いてきた。そのあとなんとなく窓を開けたが現在3階にいて、正面に湖があることしか分からなかった。
仕方がないのでまた1階に降りた。
そして、なんとなく突き当たりまで歩くことにした。 すると、正面に割と大きな扉が現れた。
「玄関?じゃないよな… 何だろう入ってみよう」
中に入るとかなり厚い本がびっしりと詰まった本棚が無数に並んでいた。
「うわ~、凄いなこの量は… 僕こういう本苦手だな、厚すぎるだろ難しいって言ってるみたいなものじゃないか…」
「何を言ってるの?本が話すわけないでしょ」
「え!」
どこからか聞き覚えのある声がした、僕は声のした方へ歩いた。
「あ、パチュリーさん お久しぶりです。」
「さっき会ったばかりじゃない、頭おかしくなったのかしら?」
「違いますよ、孤独だったから3日くらいには感じたんです。」
「そう、壊れてなくて安心したわ。」
「そんなことよりここどれだけ広いんですか?果てが見えませんよ」
「広さはイマイチ分からないわ、ここは私の図書館よ。 私に一声かければ何冊か貸しても良いわよ。」
「いえ、間に合ってます。」
正直に言うと、気持ちは嬉しかったのだがこんな本を読む気力が湧かなかった。
「ここにあるほとんどの本は魔道書よ。古代を記した本なんかもあるけど… あなたは興味無さそうね。」
「ありませんね、本読むの自体好きじゃありません。」
「正直ね、まあ目的があればいやでもここの本で調べることになるわよ。 あなたは今、気になってることない?」
「気になってること・・・あっ、そうだった紅魔館の地図ください。」
「ないわよそんなもの」
「なんでもあるんじゃないんですか?」
「自宅の見取り図を図書館に置いとくバカがどこにいるのよ」
「これだけダンジョンが広いとありえるかと思ったんだけど… 無理ですか」
「勝手に変な期待しないでくれる? でも、そうね… 小悪魔にあなたの道案内でもさせるわ コア、来てくれる?」
「はい、パチュリー様。何かごようですか? ゴキブリ退治はいやですよ」
「悪魔が何を言ってるのよ、それよりこいつを案内してあげて」
「パチュリー様だって魔女じゃないですか、それなのにこのまえゴキブリ出たとき悲鳴あげたじゃないですか」
「コア! 余計な事を言ってないでさっさと行きなさい!!」
パチュリーは顔を赤くしてその顔を本で隠しながらそういった。
小悪魔は僕をつかんで、足早に図書館から出た。
「赤くなったパチュリー様も可愛かったですね霧島さん。」
「まあ可愛かったかな? それより道案内ヨロシク」
「まずドコに行きましょうか… 地下室はダメですよ」
「ごめん」
「何がですか? 悪いことでもしたんですか?」
「いや、トイレってどこ? ちょっと危ないんだけど…」
「そこの角を右に曲がればすぐあります、早く行ってきてください!」
「すまないな、そこで待っててくれ」
僕は小走りでトイレへ駆け込んだ、紅魔館はトイレの中まで立派だった。
よくよく考えてみれば僕は丸一日ほどトイレに行ってないはずだ。逆にここまで耐えていたほうがすごいと思う。 だけどこんなどうでもいいスゴさは、心が虚しくなるだけだった。
「小悪魔待たせたな、まずは紅魔館の主のレミリア・スカーレットのところに連れて行ってくれ、泊めてもらってるんだから挨拶くらいしたい。」
「わかりました、でも、レミリア様の機嫌を損ねないようにお願いしますよ。」
「もちろん、最善を尽くすよ」
「それでは案内します。ロビーの奥の階段を上った先です。」
小悪魔に誘導されるがまま僕は本日二回目の大きな扉に出会った。 しかし大きく違うのはこっちのほうが高級そうだということだった。
僕は扉の前で一度深呼吸をしてから、扉を両手で強く押した。
どうでしたか? 次回はわかると思いますがレミリアが出ます。
感想お待ちしています。




