第21話 安心という名の温度
昨日は備忘録を書くことを忘れていたというより、書く暇がなかった。
今、振り返って記録を残す。
朝から荷物が届いた。車の備品、ワイパーとライトだ。
一年生の頃からずっと面倒を見てくれている、一番信頼している先輩が、今日も俺の車を整備してくれる。
ワイパーを付け替え、ライトを付け替え、約1時間。すべてが無事に終わった。
そのまま先輩と昼食をとった。
今日は、この先輩と温泉に行く予定だった。
16:00頃、先輩が迎えに来てくれ、温泉へ向かう。
17:00過ぎに到着し、そこから長風呂をした。肩の力が徐々に抜けていき、湯気の中でたくさん語り合った。
最近精神が不安定であること、それでも少しずつ安定してきていること、ストレスの原因について、恋愛のこと、家族関係のこと。
話しているうちに、風呂から上がる頃には19:00を過ぎていた。
休憩所で一息つき、20:30ごろに夕食へ向かった。
二郎系ラーメン。胃に悪いことは百も承知だが、それでも美味しかった。満足だった。
その後、少しだけドライブをして、22:00過ぎに家へ戻った。
帰ってきて、布団に入ったらすぐに眠った。
この日は、不安がほとんど出なかった。
先輩と一緒にいられることが嬉しかったし、安心だった。
「1人じゃない」という事実が、こんなにも心を軽くするのかと感じる。周りからは、俺がこの先輩に懐いていると言われることがあるが、その通りだと思う。
こんな日が続けばいいのになと、心から願った。




