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第12話 統合しかけて、なおずれる僕ら

昨日は帰りが遅くて、疲れていたので更新できませんでした。

今日も今日とて、普通の日常だとおもいます。でも、毎日何か変わっていく感じがしました。

今日も駄文にお付き合いください。

 今日は、朝から奇妙な矛盾で始まった。


 本来、7:00には起きていたはずだった。

 家族にも連絡を送っている。

 “起きた証拠”は確かにあるのに、

 気がついた時には 9:30 だった。


 ――あれは本当に俺だったのか?

 それとも、僕のどこかの部分だけが自動で動いていたのか?


 時間は容赦なく進む。

 飛び起きて、慌てて準備して、息を切らせながら家を飛び出した。

 約束は 10:00。

 絶対に遅れるわけにはいかなかった。

 外の冷たい空気が皮膚に刺さるようで、その痛みでようやく意識が完全に覚醒した。


 走りながら思っていた。

 「今日の俺は、間に合わない未来を許容するほど鈍くない」

 そう、遅刻の危機という非合理な状況の方が、俺という自我を目覚めさせる。


 ぎりぎりで約束に間に合った時、

 俺の中で小さな勝利の感覚が灯った。



 用事を済ませ、13:00からバイトが始まった。


 今日は珍しく、業務が滑らかに進んだ。

 広告の作成、資料の整備、送付準備。

 次々と片付いていく。

 上司が「次の仕事を探すよ」と言うたびに、心のどこかが軽くなった。


 「やればできる」

 この言葉が、今日は僕ではなく、俺の側に響いていた。


 そして気づいた。

 体調が良い。


 17:00、バイトが終わる頃には、お腹が空いていた。

 眠気も来ていた。

 “人間として自然な状態” を久々に実感した。


 その自然さは、実は当たり前の生理現象なのに、

 今の自分にとっては特別な出来事だ。



 帰り道。

 ようやく一息ついてタバコを吸った。

 冷たい風の中で吸う煙は、どこか現実を確かめるための儀式のようだった。

 慌ただしさの連続から、ようやく1分だけ解放される。


 家に帰ってからの時間は、一瞬だった。


 寒さが骨の奥にしみるようで、すぐにお湯に浸かった。

 熱が身体に戻ってくると、今日一日の緊張が解けていく。


 風呂を上がって、ご飯を作った。

 食べ終わった時には、もう夜だった。


 「普通の一日」

 そう呼びたくなるほど整っていて、流れていて、

 それでいてどこか、空白があった。



 明日も朝から予定が詰まっている。

 やることが多い。

 やらなければならない。

 僕はどこかで億劫さを覚える。


 “明日はまた別の戦いだ”

 そんな気配だけが近づいてくる。


 一方、俺はこう思う。

 「予定が多いのは、生きている証拠だ」

 やるべきことがある人生は、空虚ではない。

これもまた、人間としての自然な状態だ。


 しかし、両者は統合しきれない。


 やらなきゃいけないことの多さに沈みそうになる僕。

 やることがあることで救われる俺。


 このズレは完璧に重なることがない。

 それに気づいた夜だった。



 ふと考える。


 自分のことが嫌いな僕。

 自分のことが好きな俺。


 どちらも本当の自分なのだろう。

 ただ、今の夜は僕に偏っている。

 自己嫌悪の影が長い。

 明日の俺は、また違う顔をしているかもしれない。


 僕と俺は、統合しそうで統合できない。

 同じ身体の中にいるのに、微妙に噛み合わない歯車みたいだ。


 でも、それが「今」の俺たちなのだろう。


 眠る前に思った。

 今日みたいに“自然さ”を感じられる日もある。

 明日もそうである保証はない。

 けれど、今日のこの一歩は、確かに前に進んでいる。


 僕が嫌う僕も、

 俺が支える俺も、

 どちらも否定せずに抱えていくしかない。


 そう思った。

 そう思えた夜だった。

僕は自分が嫌いなのか、僕が嫌いなのか

俺は自分が好きなのか、俺が好きなのか

じゃあ自分は自分のことをどう思っているのか、僕が嫌いで、俺が好きなのは自分なのか

“反省”によって自我が存在する、じゃあ今の自分は自我があるのだろうか

“反省”をしているのは自分なのだろうか、色々考えると楽しい反面わからないことが多すぎて辛くなる感じもします。

直感的に決めてしまっていいのだろうか、もっと言語化できるような、人に説明できるような理由がなくてはいけないのではないか、すごく考えます。

今日も駄文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

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