06 勝利の鍵はベーシックインカム
アメリカは超インフレが進み、二極化が激しい。
一部の地域では、950ドル以下は盗んでも
罪にならなくなった。この法律も表向きは、
万引きが多すぎて警察が対応できないからとか
理由をつけているが、破綻を早める。
この地域では商売ができない。
これは、わざとやっている可能性がある。
経済が破綻すると、アメリカ国債が無価値になる。
アメリカはお金を擦りまくってインフレだが、
なぜか日本の円が下がっている。
恐らくアメリカドルを日本円が買っているから。
アメリカの借金は、世界で一番日本が持っている。
アメリカが破綻すると、損をするのは日本。
アメリカは破綻して、やり直したい。
しかし、日本も損ばかりではない。
アメリカ支配から抜け出すチャンスでもある。
多くの国は、世界統一政府の金本位制に移行
しようとするだろう。
そこで日本もとなるだろうが、ちょっと待ってほしい。
金本位制になると、貧富の差が固定されてしまう。
お金の流動性が持っている金の量に左右される。
そうすると、無からお金を作る経済活動が
やりにくくなる。
例えば、ベーシックインカムでの貧困者の救済が
やりにくくなる。(お金の信用創造なら、全員に
平等に配れば何の問題もない。インフレに気を付けるだけ。)
経済は、貧困者にもお金を回さないと良くならない。
治安の悪化か、貧しいが超警察国家で管理され
盗みが即死刑のようなディストピアが待っている。
日本は戦争に負け、平和憲法という理想論によって
できた憲法をあてがわれた。
これが功をそうして、現在まで生きる事ができた。
これからも平和憲法をつらぬき、アメリカから独立し、
BRICSに入り、平和憲法で、生き抜こう。
平和憲法のように、経済も理想を追い求め、
強固なシステムを構築したらいい。
全ての人に平等なベーシックインカムを作ろう。
病人、犯罪者、金持ち、貧乏、分け隔てなく
月に最低限の食費などが配られる、政府や
役人が腐ってもシステムが腐らないような公に
公開された平等なシステムの構築。
とりあえず、この小説「全世界参加型デスゲーム」は、
これで終わりです。ご愛読ありがとうございました。