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挑戦と成長の足跡

朝の光が宿屋の窓から差し込み、ミリアは目を覚ました。今日で3つ目の依頼を終えることになる。ランクアップはもうすぐだ。胸の高鳴りを感じながら、彼女は支度を始めた。


「うん、今日も頑張ろう!」


宿屋の女の子、同年代のリナが笑顔で声をかけてくれる。

「ミリア、今日の依頼も気をつけてね。無理しないでよ?」

「ありがとう、リナ。心配かけないようにするね」


ギルドに到着すると、受付の女性がにこやかに迎えた。

「ミリアさん、お待ちしてました。今日の依頼は…かなり手強いかもしれませんよ?」

「手強い…?それでも挑戦します!」


依頼の内容は、近隣の森で魔物が頻繁に目撃されているため、調査と討伐をしてほしいというものだった。

「準備はいい?安全第一でね」


ミリアはうなずき、森へと足を踏み入れた。静かな森の中、冷たい風が頬を撫でる。彼女のコートはいつものように、体力と魔力を少しずつ回復してくれている。


「助かる…でも、油断は禁物」


深く息を吸い込んで進んでいると、突然、低い唸り声が聞こえた。

「まさか、こんな近くに…」


薄暗い茂みの中から巨大な魔物が姿を現した。氷のような鱗を持つその魔物に対し、ミリアは冷静に魔法を準備する。

「アイスショット!」


氷の矢が鋭く飛び、魔物の動きを封じる。だが、一撃で倒せる相手ではなかった。魔物は凶暴に襲いかかってくる。


「体術で対応…!」


ミリアは身軽に避けながら、攻撃をかわしつつ反撃を続ける。時折、控えめに「スノウダンス」の魔法を使い、冷気の渦で相手の動きを鈍らせた。


戦いは長引いたが、ついに魔物は倒れた。息を切らしながらも、ミリアは勝利の安堵に包まれた。


村に戻ると、村人たちは彼女の帰還に歓声をあげた。

「ミリアちゃん、すごいよ!」

「あなたがいてくれて、本当に助かった」


ギルドに戻り、受付で報告を済ませると、ついにランクアップの手続きが始まった。

「ミリアさん、これで正式に上のランクです。おめでとうございます」


ミリアは新しいランクカードを手にし、達成感に満ちた笑顔を見せた。

「ありがとう。もっともっと強くなるね!」


宿屋に戻ると、リナが待っていた。

「ランクアップ、おめでとう!これからも応援してるよ」

「うん、ありがとう。これからも一緒に頑張ろうね」


窓の外では星が輝き、ミリアの新たな旅立ちを祝福しているようだった。

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