表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら最強すぎた件について   作者: ミリア
プロローグ〜第一章
18/37

精霊界視点

――精霊界・境界付近


 揺らぎが走った。


 それは音でも光でもなく、

 精霊たちだけが感じ取れる、ごく微細な“変化”。


「……動いた」


 誰かが、そう呟いた。


 言葉は少ない。

 説明もない。


 けれど、その場にいた精霊たちは、同時に理解した。


 管理者が、介入した。


「記録は?」


「残っていない。最初から、その予定だったみたい」


「では――」


 短い沈黙。


「我々は、動かない」


 それが、結論だった。


 彼らは知っている。

 “管理”とは、支配ではないことを。


 壊れかけた流れを、正しい位置へ戻す行為。

 余計な力を、加えないこと。


「人界への影響は?」


「最小限。

 ――むしろ、抑えられている」


「……なら、問題ない」


 精霊たちは、それ以上を語らなかった。


 名を呼ぶことも。

 姿を思い浮かべることも。


 ただ一つだけ、共有された認識がある。


 あの管理者は、まだ“自分が何者か”を知らない。


 だからこそ――

 今は、静観。


 それが、最善。


 揺らぎは消え、精霊界は再び穏やかさを取り戻した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ