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最底辺の風雲児  作者: 野須 乃介
1/1

静かな場所

「そこの郵便局の角を左に曲がって公園の横の細い路地から行けるよ。」

「ありがとうございます。」


親切なバスの運転手とそんな会話を交わし、代金を入れて飛び出した。


「ここかぁ…!!。」


運転手に教えて貰った、人気のない場所、それはこの路地を抜けるとあるらしい。


郵便局は街中の寂れた商店街の出口付近にある。そんな商店街の近くにあるからか、公園は草でごった返し、遊具はサビ付き、人の手が加えられているとは思えなかった。


僕は人気のない静かな場所を探していた。

他に客のいなかったバスで、運転手に聞いてみたら、親切におすすめの場所を教えてくれた。


両隅に草が生い茂る砂利道の細い路地へ入ると、しばらくは人が住んでいるか分からないような平屋が公園とは反対側に見えた。家主のいない、いわゆる、少し発展した街で問題になっている空き家だろう。


空き家を超えると、後は両隅に大きな放置された垣根樹がしばらく続いた。おそらく、これも放置された大きな豪邸か何かだろうか。途中に固く閉ざされた古びた門もあった。


少し道が広くなったところで横の景色ばっかり見ていた僕は驚いた。


目の前に20~30段ほどの少し見上げる程度の石階段が現れた。その先には黒い、大きな扉であろう一部分が顔を覗かせていた。


「あれ、こんな街中にここまで大きな歴史建造物があったかな。」


階段を上がり、扉の前に来ると、一面に読めない文字が並んでいた。絵も見られた。やはり歴史建造物のようだ。


「こりゃ凄い。」


自分が両手を広げても届かない見上げるほどの扉に感銘を受ける。


ふと、大きな扉の横を見ると、小さな扉が半開きになっているのが見えた。


「どうせここも空き家か何かで人はいないだろう。」


興味本位で小さな扉をくぐった。 ―


ご視聴ありがとうございます。

初めまして!この度なろうデビューさせて頂きました、熨斗のすけと申します。語彙力も文章力もない下手くそな物ですが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。


最近、面白い夢を見るようになり、「この続きを書いてみたい」と思うようになり、夢の内容の一部を自分なりに肉付けして物語を作っています。


本当に初心者なので、感想はもちろん、小説の書き方について、何かしらアドバイスも頂けたらなと思います。(図々しいですかねw)


これからも自分のペースで進めていきたいと思うので、よろしくお願いします。


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