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私の彼はアフリカ人で、母国で怪しい霊媒師をしている男なのよ!

作者: 七瀬
掲載日:2026/04/29





”私の彼はアフリカ人で、母国で怪しい霊媒師をしている男なのよ!“




私は物心つく頃から、好きになる男性は”逞しく野生児みたいな男性に

惚れてしまう習性があった!“

細かい事は気にせず、豪快になんで後先一切考えない男性ひと

私はそんな男性を追い求めているうちに、”一人のアフリカ人と出会う。“

彼は出稼ぎに日本で働きに来ていたらしいのだ。

ビザを取り、日本でケニア料理店で彼は働いていた。

そこに私と女友達の二人で食べに行った時、彼から私だけナンパされる!

何となく彼は私と仲良くなりたいと想っていたのか?

私と一緒に来ていた女友達には一切声を掛けず、私にだけ彼は声を掛けたのだ。

私がトイレに行って戻ろうとした時、彼が私にカタコトの日本語でナンパを

してきて、彼の連絡先を一方的に渡される。




『”アノ、カノジョ! コレコレ! オレノ連絡先、モラッテ!“』

『えぇ!?』

『ハ、ハイ! カナラズ連絡してシテキテヨ。』

『・・・あぁ、ううん、』

『ジャアーネ! チュッ!』

『・・・・・・』




最初は”新手のナンパかと想っていた私!“

勿論! 連絡はしないつもりだったのだが、彼の書いた文字を見て

私の考えが一変する!

書き慣れていない汚いひらがなで、”頑張って覚えたであろう日本語。“

一生懸命さを感じた私は、後日彼に連絡をする事に、、、。




『もしもし?』

『オソイヨ、ズットマッテタ!』

『遅くなってごめんね。』

『イイヨ! 来週の日曜日、一人でご飯食べにキテ!』

『分かった、じゃあ行くね!』

『マッテルヨ!』

『うん。』





・・・そこから私と彼は仲良くなり付き合い出したのだが、

まさか? 彼は母国で”霊媒師の仕事をしていたと彼の口から聞いたわ。“

生贄や儀式があるらしく、生きたニワトリの血を飲んだり、

朝までみんなで火を囲みながらお酒を飲み明かすとか意味の分からない

ものまであるみたいだったの。




『”来週、ふたりでコスタリカに帰ろう。“』

『えぇ!? 急に? でも飛行機のチケットも取ってないし。』

『ヨヤクトリケシを待ってればいいよ。』

『・・・そ、そんな適当なので大丈夫な訳ないでしょ!』

『1日空港にイタラ、アキガデルヨ。』

『一日? 本気で言ってる!?』

『モチロン!』

『やっぱり日本人の感覚ではないんだね。』

『ナニヲイッテルダイ? 明日、コスタリカに帰るよ。』

『もぉ~分かったわよ、好きにして!』

『”カエッタラミンナノ前で結婚をシヨウ。“』

『・・・ううん、』






・・・”彼が向こうに帰ったら結婚しようと言う言葉に私はときめいて、

彼の言う通りにすることにしたわ。“



でも? 向こうに着くと?

彼はまさかの”英雄のように彼の住む村の人達から歓迎される!“



『”おっやっとシャーマンが帰って来たぞ! しかも色白の女を連れて

帰って来た!“』

『”オマエ、何ジンだ?“』

『”彼女は日本人だよ。“』

『初めまして、サヨコと言います!』

【サヨコ! サヨコ! サヨコ! サヨコ! サヨコ!】

『えぇ!? な、何がはじまったの?』

『何にもサヨコは心配シナクテイインダヨ、ゼンゼン気にシナクテイイヨ!』






 *





・・・私と彼が、彼の母国コスタリカに帰って1週間が経った頃。

私は彼の家族から歓迎され彼のお母さんとも凄く仲良くなった!




『”サヨコ、今からカイモノにイクンダケド一緒に行くか?“』

『勿論、行きます!』

『”ウチのヨメハホントウニにイイコナノに~本当にカワイソウ!“』

『えぇ!? お母さん、今何か言いました?』

『ナンデモナイヨ、さあさあーミンナデカイモノニ行ってオイデ!』

『・・・ううん、』






・・・私は次の日、まさかの?

彼の儀式の”生贄になってしまった!“



日本では、私が日本に何時になっても戻って来ないと

連日ニュースになっていた。

私は既に、”亡くなっているからもう誰にも見つけられないのだが、“

せめて”遺体だけでも見つけて日本に戻してほしい!“



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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