表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

7

「杉並先生、最近元気ですね。何かいいことあったんですか?」


 菜乃葉に出会ってから一月ほどが経過して、数学の先輩教師に声をかけられた。彼女と巡り合わせてくれた人物であるわけで、お礼の一つも言っておくべきかと思うが、なんだか癪だ。したり顔で菜乃葉のことを語られたりしたら、胸の奥からぐんぐんと熱いものが込み上げてきそうで怖い。


 そうか。これが同担拒否、というやつか。あ、いや、うん? もしも彼が男性でなく女性だったとしたら、それほど感情がもやくつこともない気がする。となるとこれは、恋愛感情にも似たもの、という型にはまってしまいそうで、それはそれで自分が怖い。


「あ、もしかして、Vtuberの配信、見てくれました?」


 まずい。ごちゃごちゃになっている胸中のままで彼と菜乃葉について話してしまうと、取り返しのつかない事態に発展しかねない。Vtuberに恋をしている、などと吹聴されてみろ、社会から白い眼を向けられて排斥されてしまう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ