表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

4

 聞いてみるのが早いのだろうが、会話をするのは億劫なので、僕は彼を観察し分析した。


 結果、分からない。思えば、僕は彼と親しくもないし、先輩として面倒を見てもらったこともない。顔を知っているだけの知人を情報なしに理解しようなど、公式を知らずに計算式を解くようなものだ。何度も回り道をして時間をかければ解けるかもしれないが、先程の通り、僕の自由な時間は僅かなわけで、至福な一時をそこに費やすのはいかがなものかと……。


 そうして、思い至る。


 Vtuber?


 僕はスマホでネットを開き検索した。今一番、人気のあるVtuberは誰なのか。検索し終わった画面に、登録者ランキングなるものが現れた。僕はすぐさまタップし、一番上にある名前だけをしっかりと脳内に叩きこんだ。


菜乃葉(なのは)


 スマホの画面を閉じて、ズボンの右ポケットに入れる。

 僕の至福の一時はいつも睡眠に使われていたのだけれど、今夜は彼女のために使うとしよう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ