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テグラ/プレッサ  作者: とととと
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第5話 Z11準々決勝第4試合

 強烈な左パンチをエクアに直撃させ、エクアは既に出していた魔殻の強度を上げて防御するが、後方に吹っ飛び側網ネットに当たって前方に弾き出される。ビリーは電気で筋力を増幅する事で体重160kgでも俊敏に動ける。ここでビリーは両足の靴にビエンヒを自装使。すぐにビリーはエクアを攻撃する為に近づき後転しながら両足蹴りをする。エクアはビリーの両足を掴む。ビリーは放電するがエクアは魔殻の強度を上げて耐え前方に1回転して真下に投げつける。ビリーは床に叩きつけられ1回目のダウン状態になる。さらにエクアは肺に溜めていた水を口から出して、その水を操って自身の背中に氷の翼を作り出して羽ばたきながら呪文を唱えてビーボを出して自己使した後、呪文を唱えてビエンミを出して両足の靴に自装使し、さらに呪文を唱えてアクアミを出して自己使し翼をさらに大きくする。ビリーは呪文を唱えてビーボを出して自己使しさらに呪文を唱えてダブルマを出して両手のグローブに自装使し、呪文を唱えて等級Cの魔球アブリヒを出して両手のグローブに自装使し、呪文を唱えて魔球アクアヒを出して両手のグローブに自装使。アブリヒは、


 等級 C


 呪文 イギアダンアアタアサ


 効果 自己使・他己使・物使 対象を炎で攻撃するがアブリミより炎は2段階小さい

    装使 30秒間武器が炎を帯びる


 するとビリーのグローブの表面で爆発が起き爆風を利用して急加速してエクアに向かって行く。これはビリーが起こす電気によってグローブが帯びた水を水素と酸素に分離し、グローブが帯びた炎の熱によって再び水素と酸素が結合して水になる時に爆発が起きる、という現象を連鎖的に起こすことで素早い移動を可能にする技だ。ここでエクアは呪文を唱えてアクアヒを次々と出して、ロックを解除せずに何度も右手で打ち続けてビリーにぶつけようとする。ロック未解除の魔球は硬い為それをぶつけて物理的ダメージを与える使い方もある。だがビリーに全て回避されて背後に回りこまれて回し蹴りを受ける。エクアは魔殻の強度を上げて防御するが氷の翼を粉砕され吹っ飛ぶ。だがこのタイミングでテグラはムゲンゾウに話しかけられ、


 ムゲンゾウ「テグラ、何であの2人が奇力封印装置を押さないか知ってるか?」


 テグラ「W杯出場が決定してるから、残りのWTは観客を楽しませる事を選んだからですか?」


 ムゲンゾウ「お前のいう事は合ってるぞ。だからあの2人はファンが多いんだ」


 その間にエクアは1回目のダウンをするが、ダウンした瞬間にエクアがアクアヒのロックを外し溝に水を溜め、呪文を唱えて再びアクアミを出して自己使し水を纏わり付かせ半球型の氷のシールドを作って立ち上がり、呪文を唱えてビーボを出して自己使した後次々とアクアミの魔球を出す。ビリーはその間に呪文を唱えてビーボを出して自己使した後再び呪文を唱えて、等級Aの魔球ハキュリズを出して自己使した後ダブルマ、アブリミ、アクアミの順に呪文を唱えて魔球を出し靴とグローブ全てに自装使しエクアに向かっていく。対するエクアはアクアミのロックを解除し氷のシールドを水に戻してその水を脚に纏わせ、サーフィンの様に水に乗って逃げながら呪文を唱えアクアミを次々と出す。ハキュリズは、


 呪文 アザウルクドンラルイレトスクエアダンラトウアロジェパアタスレフォ


 効果 自己使・他己使 対象の筋力を90秒間強化

    物使 不可

    装使 90秒間武器の重さが2倍。


 それから30秒後、エクアはアクアミのロックを解除する。すると溝に水が溜まり、溝の水深は3.6m前後になる。そしてエクアが乗っている水の一部が溝の水に触れると溝の水は全て凍り付き、溝は氷で埋まる。さらにエクアは乗っている水の一部で自身のグローブを覆って凍らせる。そして試合は2人がパンチを打ち合う展開となる。するとビリーがスピードで圧倒しエクアは次々とパンチを食らい劣勢になる。そしてビリーはエクアを強烈な左回し蹴りでKOさせようとする。だがここでグローブと靴の爆発が起こらなくなる。どうやら奇力の発動に必要な脂肪が足りない様だ。そしてここからエクアが素早い動きで圧倒していき、最後はビリーの魔力が尽きたところで右アッパーを食らわせてKOしてエクアが勝利。この試合は両者が常に魔殻を出していた。だがここで、試合を観ていたテグラのもとに20歳位の大会スタッフの男性が走って現れ、


 大会スタッフ「テグラさん、大変申し訳ないんですが、準決勝第1試合に出場予定のショー・ドシマ選手がまだ来てないので、準決勝第2試合を先にする事になりました」


 という。テグラは控室に戻って19時開始の準決勝第2試合の準備をする。


 第6話へ続く

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