表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神との戦争  作者: たにどおり
【神との出会い】
16/64

第16話 情勢報告Ⅰ 秋津国


『――内容:現状報告』


 神歴1203年 7月7日。

 【テオドール帝国】は、レクトル(もとい)【神界アスガル】への宣戦を布告した模様。

 以下は、直後に取った帝国の行動である。


 ○膠着していた北方戦線へ、"歩兵"並びに"戦車師団"を複数追加配備。

 ○砲弾、ミサイル、大陸共通弾薬の増産を決定。

 ○ミハイル連邦にアスガルへの宣戦布告を要請。


 ――


 翌7月8日

【ミハイル連邦 党中央委員会】は、【神界アスガル】へ宣戦布告を決定。共産主義者が帝国と共同歩調を取るなど、誰が考えただろうか。

 以下は、連邦が取った一連の行動である。


 ○戦線に"歩兵"、"戦車師団"を複数追加配備。

 ○我が秋津国に対し、シベリアーナ鉄道経由での支援を要請。


 これらを受け、我が秋津国、並びにオリヴィア合衆国は、同交戦国への支援強化を表明した。

 しかし、本国への直接的脅威は未だ無いとし、2国は引き続き間接的支援のみに留まる方針だろう。


 (なお)、現在最も戦線に近い街である【グランソフィア】では、ワイバーン級レクトルが浸透しているとの情報あり。

 現地の邦人に退去命令を発令されたし。


 ――在テオドール帝国駐在武官兼、秋津陸軍 大陸情勢報告担当官。山城(やましろ) 鉄矢(てつや)中佐より。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ