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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界で起こった事件

作者: うーみゃ

誤字脱字あったら申し訳ございません

今は受けた依頼を達成するために片道4日かかる森に向かっている依頼内容は増えすぎたウルフを減らすという内容、付近の村からの要請で森にウルフが大量発生したとしか書いてなくて正確な数が分からないためランクが少し高くなっている、ウルフは4~5体なら初心者でも問題無いのだがそれが20~30になってくると初心者では勝てないそれに増えたのは徐々にではなく短期間に増えたという繁殖ではなく他の森からウルフが『何か』に追い出され今回の森に集中したという考えから危険度が上がった

「ふぅ…ついたぁ…」

「予定通りですね」

「守衛さん、ですか?私達はーー…」

アリスが村の守衛に依頼で来たことを伝えている間村の門から見える所を見回す、村の周囲は丸太を削り先端を槍状にしたのが囲っているここら辺一帯はそこまで狂暴な魔獣などが居ないのでこれでも大丈夫だろう、村そのものはそこまで大きくなくて住民は200人くらいだろう宿はいくつかあるが部屋数は多くないだろう、この村は街道から少し外れた位置にある村で人はあまり立ち寄らないからだしかしそこまで寒い感じの村ではない明るい感じだ

「ノエル、村長に挨拶しに行きますよ」

「はーい、それよりここの宿はご飯美味しいのかなぁ」

「ここは牛が名産だそうですよ?天敵が少ないから育て安いそうです」

「お、それは期待だね街だと少し高くつくから食べられないのよね」

「野菜もけっこう美味しいらしいですし期待できますよ?」

「それはよかった、夕食が楽しみだね」

そんな話をしながら村の中央にある村長宅へ向かう

コンコンと扉をノック

「村長さんはいらっしゃいますか~」

少しして中から60歳くらいのおじいさんがでてきた

「なんじゃ?お主らは」

「ウルフ狩りの依頼を受けて来た者です、ご挨拶に来ました」

「おぉ、ありがたい、とりあえず上がりなさい」

そのまま家に入って話を聞いた依頼の話はすぐに終わった、明日から狩りを開始すると伝えた

早朝から村を出て件の森に入る

「確かにおおいですね…」

「だね、これは後ろにデカイのが居そう」

ウルフを確実に処理をしていく、たまに10くらいの群れにも遭遇した

午後になり突然気配がなくなった、いやさっきまでウルフがそこら辺にいたがそれが消えた

(なにか来る)

奥から木々をなぎ倒してなにかがこちらに向かってくる

「来ますね…」

「来るね、さぁ犯人のお出ましだ」

ノエルはバスターソードを構え直す

アリスは片手剣を構え直す

「あんまり硬くない奴だと助かるのですが…」

アリスが呟く

「確かに、んー…これ結構でかくない?」

そいつが木々をなぎ倒して来るが範囲が大きい

ここまで大きな敵となるとここは木が邪魔で戦いにくい

「さっきの開けた所まで行きます?」

「そだね、じゃあ走ろう!」

目の前にまで来てるが背を向けて全力で走る、向こうはそこまで速度は無く身体強化魔法で走っていれば追い付かれないだろう

「よっ!」

ノエルが進路にいたウルフを真っ二つにする横ではアリスがバックラーで体当たりしていたウルフは真横から直撃し鈍い音がして吹き飛んだ

少ししたところに森が開けているところに到着する

「さてっ!」

ノエルが広間の中央で振り替える

「ここならいい戦いができそうだね」

ここまで汗をかかずにきたがここからが大変になる来る前にいろいろ装備の点検やら準備はしてきただけどここまで大物が出てくるとは予想していなかった、ウルフの天敵なんてそこら中にいるだがこれは予想はしていなかったでかくて熊の魔物系だろうと予想していた、だが…

「厳しいかなぁ…」

「良くてぎりぎり悪くて死にますね…」

そこにいたのは地竜、地竜は簡単に言うと蜥蜴のデカイ奴大きさは高さ2メートル全長は尾をあわせて8メートルそして皮膚が硬い生半可攻撃は効かない体の下側は柔らかい、攻撃は突進や鋭い牙での噛みつき一番厄介なのが長い尾で4メートルはあるこれを物凄い速さで振るって攻撃してくる受け止めることはまず無理で直撃なんてしたら即死だ

「まさかこいつが出て来るなんて…」

「この地竜もしかして…ノエルこの地竜他の依頼にいた地竜ですよ」

「どゆこと?」

「この間掲示板見ていた時にこの付近で地竜討伐依頼が出ていました、だからこいつじゃないかと」

「それは、こいつ倒せば依頼2つ分の報酬がでるじゃない!」

「はい…ですが今の実力だと無謀です、私達はまだBしか倒せないのですよ、B+の地竜は危険です!」

「でも絶対無理、ではないでしょ?」

「そ、そうですが…」

「しかも向こう待ってくれないよ!」

見ると地竜は突進をしようとしていた

「もう!知りませんよ!」

「大丈夫!なんとかなるって!」

突っ込んでくる地竜を左右に別れて回避する突進も当たったらただでは済まされない威力を持つ、回避した後はノエルが接近して横腹を狙ってバスターソードを振り抜く手応えはあったが浅い

「ん…硬い!」

アリスは地竜の正面に回る、地竜はアリスを食いちぎろうと顔を横にして噛みつこうとする

「よし!」

それを頭側に避け剣を地竜の目に突き刺す素早く抜き後ろに下がる

「ノエル!下がって!」

「了解!」

地竜は目を刺された痛みでその場で暴れだす巻き込まれないように距離をとる

口を開けたところに電撃結晶を投げ込む、電撃結晶は稀少な結晶で一個買うのに10万cdで狩人にはけっこう高い品だが攻撃力は絶大で、それが体内からとなるといくら強い生き物でもただでは済まない、平気な顔してられるのはAランク級くらいだろうB+の地竜は一個では死まではいかないだろうが効果は絶大だ

「くらえ!」

ノエルが投げ込んだ結晶を起爆するために地竜の口に向かって電撃魔法を飛ばす

「ツェアシュテールングストーム!」

中級電撃魔法を地竜の口に向かって放つ、放たれた電撃は雷のように何度も折れ曲がり地竜の口に命中した、当たった瞬間辺りにぱーんと弾けるような音がした、口の中にあった電撃結晶はノエルの放った魔法により地竜の口の中で起爆し超高電圧高電流が地竜の体内を走り回る

「ガァァァァァァ!」

それでも地竜は死なずにその場をのたうち回った

ノエルとアリスはその間に地竜に有効な氷属性魔法をお腹にめがけて放つ

「「アイスランス!」」

二人の放った氷で形成された1メートルの槍は柔らかい地竜のお腹に命中し鮮血を撒き散らす

今度は頭を狙って重力魔法を放つ

「「グラビティースパイク!」」

グラビティースパイクは目には見えないが名前通り重力で形成された直径60センチの釘を打ち付ける魔法である、威力が高いが消費魔力がかなり多い

頭の上下から釘が地竜の頭を貫通したが何も知らない人が見たら頭を目に見えないなにかに押し潰されるように破壊されていた

「はぁ…はぁ…倒した…」

アリスは魔力が枯渇したためその場に座り込んでしまった

「重力魔法なかったらあの長い尻尾てやられてたね…危なかった…」

アリスもふらふらの状態で頭の無くなった地竜を見ていた

「こっから解体やらなきゃ…しんどいです…」

「そうだね…とりあえず魔力ポーション飲んでね」

「わかりました…」

それから二人は地竜の鱗を回収し肉も食用になるので回収し牙は砕けていてもその破片で粉にすれば漢方薬になるので回収、回収したものは空間魔法の着いたバックに入れてその他いらない場所は焼却して帰路に着いた

村に到着した頃にはへとへとで宿に直行しお風呂に入って無言で夕食を取りベッドで寝た

「んん…ふぁ…」

翌朝アリスはベッドから降りると体を伸ばし着替える隣のベッドではまだノエルが寝息を立てていたがそろそろ朝食の時間なのでノエルを揺すって起こす

「ノエル、時間ですよ起きてください…」

「ん…ん~…もうちょっと…」

「だめですよ、ほら起きてください」

「やだぁ…」

「はぁ…じゃあ…ーーー」

アリスはノエルに小声であることを言ったそしたら

「それはもっとやだ!ごめんなさい!起きます!」

「はやく着替えてください、朝食もらいにいきますよ」

その後は朝食を取って村長に依頼完了の報告をしてから宿をチェックアウトし町に帰る帰路に着いた4日かけて町に着きギルドで依頼達成と地竜の討伐依頼も達成し報酬をもらって家に帰ってきた

「いやぁ…疲れた…」

「やっとゆっくりできますね」

「でもだいぶいい収入だね!」

「ですが電撃結晶の使用でギリギリ黒字でした…」

「ま、今度は結晶無しで狩りができるようになりたいね」

「ですね、私たちはまだまだBランクのようですね」

帰ってきて雑談をしつつ荷物の整理をする、おわったころにはもうとっぷりと暮れていてあたりには火結晶でできた街灯がうっすらと道路を照らしていた遠くにはこの町のシンボルの時計塔がうっすらと見えていた

「ご飯どうしよっか」

「今から作るとだいぶ遅い時間になってしまうので食べに行きますか」

「そだね、一応お金はあることだしさくっとなんか食べてこようか」

二人は軽い服に着替えて家を出た

「今日はあっさりしたのがいいかなぁ」

「そうですか?じゃあ酒場はやめておきますか」

「そだねぇ、じゃああそこにしようか」

ノエルが指をさしたのは魚介類を中心に扱っている店だ

「良さそうですね、じゃあ決まりですね」

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「いやぁ、おいしかったー」

「ですね、なかなかの味でしたねー」

帰ってきてソファーでゆっくりしていた

「そろそろ寝むくなってきたのでお風呂入って寝ますか」

「そうしよう、明日はゆっくりしようかぁ」

ノエルは嬉しそうに着替えを取りにいった

「お風呂先にいいですよ、私は後で入ります」

「いいの?やった~」

ノエルはお風呂はそこまで長いほうではない、むしろ私がすごく長風呂で前にノエルに早く上がれと急がされたことがあった、ノエルが上がるまでソファーで本を読んでいると少し経った頃にノエルが上がってきた

「アリスあがったよー」

「はーい、髪をよく乾かしてからベッドいってくださいね」

「わかってるよー」

着替えをもってお風呂場にいった、ゆっくりはいった後は髪をよくかわかしてからゆったりとした寝間着に着替えてからベットに向かった

「アリス…遅い…もう寝そう…だったよ…」

私のベットでごろんとと寝転がってるノエルが今にも瞼が落ちそうでトロンとしてる表情でいた

「ごめんなさい、さ寝ましょうか」

「うん…」

ノエルと向かい合わせに寝転がるとノエルが寄ってくる、ノエルの頭に腕を回し胸元に抱き寄せる

「お休みなさいノエル」

「おや…すみぃ…」

ノエルはそういうとすぐに寝息を立て始めた、その頭をゆっくり撫でていると次第に眠気がやってきて

(あぁ…幸せです…いつまでもこれが続けばいいな)

寝る瞬間にそんなことを思いながら胸元の温かさを感じていた

ここまでよんで下さりありがとうございます!

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