あとがき
そうだ、あとがきだ。ラノベっぽい物を書いたんだから、あとがきを書かなきゃ。読者と作者の距離感を縮めて感想をもらいやすくするのだ! とっても重要なコミュニケーション。忘れるところだった。危ない危ない。
というわけで、『異世界に召喚されたらしいが魔王との戦いなんて知ったことじゃない!!!』楽しんでいただけたでしょうか? いくら中編小説とは言えここまで読んでくれたということは、そこそこ楽しんでもらえたのだと思います。楽しんでもらえたならいいなぁ。
私は子供の頃から本が好きで小説読んだりプロット作ったり、2、3ページの短編ちょろっと書いたりして楽しんできましたが、ちゃんと中編小説って呼べる分量の小説を最初から最後まで書き上げたのはこれが初めてだったりします。ちゃんと完成したのが嬉しい。小説って書けば書き上がるものなんだ!
今までラノベ読んだり映画観たりして、「あー自分もこんな話書きたいなー。でも丸パクリはあれだから、ここをこうしてああしてー」とか無邪気に思っても、「どうせ書き上がりゃしない」と思ってやがて忘れ去っていたのだけど、書けば書き上がるんですね。いやはや。今までもったいないことをしていた。これからは中編小説って形でぽんぽん出していこう。中編なら1週間ぐらいで書き終わるって分かったことだし。
さて、この作品を書こうと思ったきっかけですが、はっきり言って、読者が欲しかったからです!!! この作品の前に別の作品を投稿したのですが、箸にも棒にもひっかからなくて。あんまりにも読まれないものだから、自分の趣味はひとまず置いといて、なろうで人気ジャンルの「異世界、召喚、トリップ、VRMMO、主人公最強、ハーレム」を全部突っ込んだ物語書こうと思ったのがきかっけ。
でもネトゲやったことないから、それは書けないなぁ、異世界召喚と異世界トリップって両立できなくね? じゃあ、召喚ものでいいや。そっちの方が好きだし。となると、ベタに勇者召喚ってことで。俺TUEEEEEE!!!!が受けるらしいから、なんのひねりもなく主人公最強にしとこう。じゃあ、魔王と戦って勝つか。でもそれだと書くべき『物語』が一切ないな。なんか制限つけなきゃ……できたら、周囲の人間との相互作用によって、本人の意思とは関わりなく、魔王と戦わざるを得ない状況に陥るような、そんな制限……よし、主人公は嘘がつけないって設定にしよう。
で、プロット立てて1話、2話書いて。あ、ハーレム忘れた! どうしようハーレム! てか、ハーレムってどのレベルのハーレムが好まれるの!? 書き始めてからハーレムタグの作品を漁る私。そんなこんなで書き上がったのがこの作品。
いくら主人公に無双させるにしても、ちゃんと頭のいい強敵と戦って、苦労して勝つ話にしたいなーと思ったので、主人公には窮地に陥ってもらったのですが、自分でも「あれ、これ詰んでね? 主人公、ヒロイン助けられなくね? ヒロイン死ぬしかなくね?」と、小一時間悩みました。結果として、最後までどっちが勝つのか分からない、ハラハラした展開に、なってたらいいなぁ……
さて、肝心のPVだけど……結構読まれた! さすが人気ジャンル。すごい! 数分で新着ページから流れるのに、更新から何時間も経ってからでも読んでくれる人がいる! おかげで別の方の小説にも評価ついた! やった!
いやー、読んでくれる人がいるって嬉しいですね。一人じゃないって感じです。こうでないと続けられません。感想とかもらえたらもっと喜ぶので、お願いだから何か書いてください~。酷評だろうがなんでもいいから~。どうか~。




