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─【五】─It will be rainning, but … <part3>仮1


お久しぶりです(´・ω・)ブラックす


ちょっと日常生活が忙しすぎてなかなか執筆できませんでした(>_<。)


徹夜とか熱中症とか盗難とか色々あってwww


とりあえずどうぞヽ(^∀^)/


やっと会えた


君は誰だい?


あぁ そういえば


君は僕だ


大嫌いな


弱い僕を


ずっと前に


ここで置きざりにしたんだ




何回転んだっていいさ 何回迷ったっていいさ


大事なモンは 幾つも無いさ 後にも先にも




ひとつだけ ひとつだけ


その腕で ギュッと 抱えて離すな


世の中に ひとつだけ かけがえのない 生きてる自分


弱い部分 強い部分 その実 両方が かけがえのない自分


誰よりも 何よりも それをまず ギュッと強く 抱きしめてくれ




上手に唄えなくていいさ いつか旅に出るその時は


迷わずこの唄を リュックに詰めて行ってくれ──────





───出典、BUMP OF CHICKEN「ダイヤモンド」より抜粋。




 ……空は灰色。微かに差し込む陽の光。


 次々に流れる群青色の景色。開け放たれた車窓から吹き込む風は、湿り気を帯びる。


 車内で揺られる少年は抗えぬ眠りについていた……

──────────

───────

─────




 少年は夢を見た。遠い過去のある光景──己の奥深くに眠る記憶だ。





 ……灰色の空、群青色の街。


 黒い銃を手に、少年は人気のない道を歩く。


 ……頭に叩き込まれた命令──“破壊”、“殺害”、“殲滅”



 命令は絶対だ。命令だけが僕の生きる道。僕は命令という名の鎖で操られる人形(マリオネット)なのだ──



 僕はコードネーム“0(ゼロ)”

 籠の鳥だ……黒くて不吉な惨めな鳥。



 冷たく感情の無い目をした少年は歩き続けた。ただ命令を遂行するためだけに………。






──────────

───────

────





「……い、……おい、……」

 レイは自分が揺さぶられているのを感じた。明るくて高いが頭に響く。


「……レイ……起きろ……」


 レイ?俺の名前はレイじゃないって言っただろ?俺の名前は“ゼ──……


「──さっさと起きろ!!テキトー野郎!!」



────ガッ!



 突然俺は脳天に激しい衝撃を食らった。目の前で星が回る。


「あれっ?避けなかった(笑)」

 はっきり目覚めたレイの横には少女がニヤリと笑いながら座っていた。


「……くっそぉ……いてぇ〜」

 リンの鉄拳は後頭部を直撃したらしい。いつもなら避けるのだが何故か避けれなかった。


「…レイ…着いたぞ…」

 運転席に座る村仲が振り返りながらシートベルトを外していた。

 車の外は薄暗い。どこかの車庫のようだ。


「…ここに車を置いて置く…」

 レイがふと燃料メーターを見るとほとんど0を指していた。


「さっさと降りろよ、レイ? こちとら待ってるんだ。」

 リンは既に車を降りていた。例もそれに続いて車を降りる。

 錆びた鉄のにおいが鼻をついた。


「ちょ……ひでぇにおいだ、ここはなんだよぉ?」

周りを見渡すと錆び付いた車の残骸が幾つも見える。


「……スクラップ置き場だ。ここなら誰も来ないから安心して駐車できる。……」


「ふ〜ん、なるほどねぇ」

 しげしげと辺りを見ながら呟く。頭上を見上げると屋根はあらかた崩れて骨組みになっていた。群青色の空が見透かせる。




 ……不意に何かが顔に当たった。


 手を添えると水滴が付く。一滴ではなかった。パラパラと連続して落ちてきた。


「……雨か………」


「……ちくしょう、降ってきやがった!おいレイ、行くぞ?」

 いまだに空を見上げるレイにリンは呼び掛けた。


「………………」

 返答は無い。レイはただ空を見上げていた。




「おい?レイ!!」


「……!…あぁ…」

 我に戻ったようにレイは答えた。


「……お前大丈夫か?なんか変だぞ?」

 車庫の入り口へと進むリンは気味が悪そうに言った。



「……あぁ…なんか眠くてなぁ……大丈夫だ…。」

 頭をかきながらレイはリンの後に続く。




 ……──何でだ?あの空はあのときの……




 不思議と頭にこびりつくあの色を振り払うようにレイは頭を振った。


「眠気かよ。心配して損したぜ。そら、仕事始めるぞ?」

 車庫の入り口からは巨大な高層ビルが間近に見えた。


 ──今回のターゲット“NEG”だ。

 群青色の空にそびえる高層ビルは、重厚な威圧感を持っていた。




 少年は先を行く少女と男性の後を追った。


──────────

───────

────






はい どうだったでしょうか?


え?何でタイトルが「仮」だって?


いやぁ(´・ω・)自分の小説は一話が長いんですが……


自分的には早く投稿したいwww



ということでやたらと長いパート3を分割して投稿してます(;´д`)


分割した分を全て投稿したら一つにまとめるつもりです(´∀`)


そんではまたよろしく〜


感想その他いつでもうけつけてます〜(笑)

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