がめついドラゴン
エカテリーナに連れられて行った場所
それはダンジョンだった
エルフの国からは結構遠かった
中を進んでいくと巨大なドラゴンに遭遇した
思わず圧倒される
「久しぶりね」
エカテリーナがドラゴンに話しかける
「そうだな」
ドラゴンが返答すると続けた
「ここに来たということはまた何か頼みにきたのか?」
「ええ」
エカテリーナが事情を説明する
「そうか。ちょうど生活に困っていたところだ。金貨25枚で受けよう」
「前は20枚じゃなかったかしら?」
「値上げしたのだ」
なんだこの会話は・・・・
これがエルフとドラゴンの会話なのか?
エカテリーナは俺達のほうに振り返ると
「やっぱり剣を作るには大金が必要みたいね」
そう言って、考え込んだ
「勇者フレイはどうやってそれだけの大金を集めたんだ?」
俺は聞いてみた
エカテリーナは悩ましいような表情をしながら
「なんか、金ピカのモンスターを倒しまくったり、踊っている宝石を捕まえたりしてたかしらね・・・。あれはなかなか大変だったわよ・・・」
やはりそう簡単に大金が手に入る手段なんて無いか
まあ、これもかつての勇者が辿った道だと思えば、俺にも必要なことなのかもしれない
「よし、やるか!」
俺がそう言うとエカテリーナ少しうんざりした様子で頷いてくれた
それからと言うものの、俺達はお金になりそうなモンスターを探しては各地を巡った
道中、街中にあるクエストなんかも受けた
そんな生活は何か月も続き、気付けば目標を大きく上回る額が貯まっていた
指定された金額を持ってドラゴンのところに行くと、1分くらいで剣を作ってくれた
このドラゴンっていい商売してるよな・・・・
そんな風に思ってしまった




