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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

勇者の冒険譚

最終エピソード掲載日:2025/12/07


 長命のハーフエルフであるリンデルは、百六十年の生を通して数多の勇者の生と死を見届けてきた「記録者」だ。誰よりも多くの別れを知る彼にとって、勇者とは必ず旅立ち、そして必ず死に至る存在。冷静に記録するはずの彼の心を、ある青年――レオン・グラディスだけが揺らす。

 鍛冶屋の息子として平凡に生きていたレオンは、神託の光に選ばれ、突然「勇者」に任命される。怯え、戸惑いながら旅立つ彼の前に現れたのがリンデルだった。二人は記録者と勇者という関係を越え、奇妙な相棒のように共に旅を進める。レオンは天才ではないが、傷つきながらも前に進み、人々を救い、強くなっていく。その姿を見守るうちに、リンデルは「生きて帰ってほしい」と初めて勇者に対して願いを抱く。

 しかし、彼の願いとは裏腹に、数多の勇者達の物語は生々しい残酷な結果を突きつけた。
 
 記録者の旅は終わらない。世界が続く限り新たな勇者は生まれ、リンデルはまたその生と死を見届けるのだ。
 これは数多の勇者を記録する者が、たった一つの命に揺り動かされた物語である。
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