生態調査
長いワープを抜けるとそこには直径4万キロの
緑に包まれた星があった。
ステラ「とてつもなく綺麗だ…」
少女「とっても、きれい….ゔっ」
突然少女に激しい頭痛が起こった。
ステラ「おい!大丈夫かよ!」
激しい痛みで頭を押さえ込んだ少女はそのままゆっくりと意識を失った。
「はっ!」と少女は目を覚ましゆっくりと顔を動かし周りを見るとステラがいた
ステラ「よかった〜急に倒れるからびっくりしたよ〜」
少女「ついた…の?」
ステラ「あぁ、着いたよ」
少女はそっと起き上がるとコックピットの窓をそっと覗いた明るい外には地平線いっぱいに広がる広がる森があった。
少女「きれい…」
見惚れているとステラがスーツを持ってきた。
ステラ「ほら君の分」
少女はスーツを着てその上に一枚服を着てステラと外に出た。外は風が心地よく空気が澄んでいて少女はどこか
懐かしいようなそんな気持ちでいっぱいだった。
ステラ「綺麗だね」
少女「うん、綺麗」
ステラ「よし、調査に乗り出そう」
ステラはバックパックからタブレットを取り出した。
「南の方向20キロ先に目標生物の群れの反応があったから出発しよう」
宇宙船の後部の扉を開き中から2台の小型バイクを取り出した。
ステラはバイクを地面に固定した、右ハンドルについている電源スイッチを押すと本体は変形すると同時に空中へ少し浮かんだ。
ステラ「使い方を教えるよ、ここをまわすと..」
「よし!出発だ!」
バイクは宙に上がり木々のの上を走りながら2人のバイクは南の方向へ向かっていった。20分ほど経った頃山を抜けて平原に入った頃バイクから動物の群れが見えステラはあれだと確信し2人は少し離れた位置でバイクを降りた。
2人は望遠鏡を取り出し目標を観察した。
少女「あの動物はつのが生えてるみたい、そして大きいね」
ステラ「えーっとあれはプテロニクスって言うらしいよ、草食でツノの大きさによって階級があるらしい。」
「今回の調査は、あのプテロニクスが最近妙に個体数の減りが多いいらしいからその原因を調査するらしい。」
2人はプテロニクスを観察し続け数10分が過ぎた頃群れに動きに変化が起きた。
一匹のツノが人周り大きいプテロニクスが群れの指揮をとり森に向かって歩き出した。
ステラ「お、動き出したみたい」
少女「ねぇステラ、あの群れの先頭にいるのがリーダーなのかな」
ステラ「たしかについて行こう」
群れについて行くように森の中を2人は追跡した。
少女「群れでなんかのきのみを食べてるみたい。」
ステラ「あれはマココっていう実みたい、プテロニクスの好物らしいね」
そう話し合っているところプテロニクスの群れに中型の生物の群れが静かに近づいてきた。
ステラ「あれはなんだ?」
少女「猿みたい」
ステラ「猿?」
「タブレットで調べてみたけどあれってパクアンチュアじゃないか?」
「普通は大型のプテロニクスには近づかないらしいんだけど...」
その時一匹のプテロニクスが群れから離れたとき数匹のパクアンチャアがプテロニクスに一斉に襲いかかった。
ステラ「パクアンチュアが襲いかかった!」
プテロニクスは突然の奇襲に反撃をしようとするが小さな体のパクアンチュアに攻撃は当たらなかった。
ステラ「個体数減少の原因はパクアンチュアなのかもしれない」「記録を取っておこう」
少女「ねえ...あそこにいる一匹こっち見てない?...」
ステラ「え...」その時一匹のパクワンチュアが2人を追いかけてきた。2人は驚き全速力で逃げた。
それを陰から何ものかが静かにこちらを見ていた
森を抜けバイクのところまで走り後ろを確認した追いかけてきてないことがわかると2人はその場に仰向けになり笑った
笑いもおさまり少女は小さい音でお腹をならし少女は顔を少し赤らめたステラはそれに気づき少女にご飯にするかと提案をした。
少女は小さくうなずいた。