小さい頃
学校の隣にある 文房具屋さんでノートと鉛筆を買った
文房具屋さんは おばちゃんと犬が一匹
いつもにこにこ優しいおばちゃん!!
近所の子供たちの憩いの場所だった…………
隣には 近所のゆきこちゃん
先にゆきこちゃんが た〇文のおばちゃんに
お金を払った
当時、レジとかはなくて
買うよって言ったらおばちゃんがそばに来て確認して値段を言われてお金を支払うスタイルだった
おばちゃんが
ゆきこちゃんにお釣りを渡した
そしたら私の番だ
買いたいノート2冊と鉛筆2本を見せ確認してもらう
当時はまだあった500円札を渡す
お釣りを提示される200円のお釣りだ
受け取ったノートをしまうことに手間取っていたため お釣りを受け取れない
「じゃぁ、ここに置くね………………」
膝ほどの低い棚の上に平積みになっている黄色の国語ノートの上に置かれた………
ノートをしまいつつ目の端に200円…
その横にはゆきこちゃん
しまうことに手間取っていると………
すっ………と200円の置いてあるところへ子どもの手が伸びる
目の端で 200円を持ったのが分かる
ようやくノートをしまい終えた………
「200円持っていったでしょう?」
「えっ!?持っていってないよ!!」
「持ってったよね?」
「持ってってないよ!!」
「えっ!?でも、手が伸びてきて………、」
…………あっ!!
その、ノートの上に伸びてきた手は
すごく細くて小さくて 孫の手の様な痩せている赤ちゃんの手だった………
しかも、袖の洋服はなく 本当に 棒きれのような細い手しか見えなかったことに気づいた……………
そのまま口を噤む……………
不可思議に思いつつも 帰路についた……………
あのお金は 誰の手に渡ったのだろうか?
それとも……………!??