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異世界転生したのは良いがしばらく勇者を陰から守ろうと思う。  作者: もこばん
第二章 勇者との初遭遇
13/13

現状確認をまたするらしい 1

・・・現状確認回は飛ばして読んでも基本大丈夫です。

「よお、登録は終わったかい?」

「はい、お陰様でスムーズに終わりましたよ。」

「そいつは良かったよ、この国のルールは便利だって有名だからな!・・・その様子じゃこれから依頼かい?」

「・・・良く分かりますね?」

「ハッハッハ!伊達に門番やってねえよ!まあ、依頼なら早く行った方が良いな、じゃあな!きちんと帰って来いよ!」

「勿論そのつもりです。子供じゃないんですから!」


 あの後何事もなく(←ある筈が無い)門に着いた俺は、外に出る前に、あの門番さんと話をしていた。・・・門番さんって、かなりフレンドリーで良い人なんだろうな。そんな気がする。


「ってそんな事は良いんだ。早く行かないと。色々やりたいこともあるし。」


 そうなのだ。今回外での依頼をわざわざ受けようとした理由は、俺の能力についていろいろ確認したいからである。


「まあ、最悪宿屋でやりゃいいんだけどな」


 そう考えつつ、『メニュー』を開く。メニューのボードが出たのを確認し、一旦ステータスを確認する。


【ステータス】

レベル:1

生命:45

魔力:45

筋力:30

耐性:30

敏捷:30

魔力:30

魔耐:30

能力:武装化 LV1(残り経験値25) メニュー(残り経験値25)


 ・・・あ、そうか、よくよく考えれば能力レベルアップするって言ってたな。神様。でもステータスと武装化が両方同じ経験値でレベルアップするんだな。


「この経験値ってが表示されたのはあれか、ゴブリン適当にブッ殺した時に手に入った経験値か。・・・何であんなに大量に虐殺したのに上がってねえんだよ・・・。」


 そんな事を呟きながら、次は【ショップ】を開く。


【ショップ】

所持SP・・・67

※下記ショートカットをご利用ください。

≪食料≫

≪生活用品≫

≪武器≫

≪その他≫


 何回か見た画面を見ながら、火の玉にどれ程多く貢献してもらったのかという事に気付く。


「面倒だったけどあの魔法中々便利だな・・・。」


 そんな事を言いながら【ショップ】から≪その他≫を選択する。今まで≪武器≫しか見ていなかったせいで、自分の能力についてきちんとした把握が出来ていないかったのだ。ちなみに実際ステータスよりこっちの方が重要だったりする。


≪その他≫

爪楊枝・・・SP1

ペン・・・SP5

メモ帳・・・SP10

各種弾丸・・・タッチして確認して下さい。

砥石・・・SP55

以降LV上昇により解放


 色々ツッコミたい所があるが・・・まあまず一番どうでも良いのから突っ込もうか・・・砥石高っ!・・・ん?砥石・・・神様・・・ッハ!そうだ!昨日ナイフ研いでねえ!やっべ・・・完全にド忘れしてたよ・・・どうしよ・・・。


「・・・まあ、帰ってからさっさと研がないとなって事で一旦この事は忘れよう。」


 うん。猛烈に今自分のナイフを見たくないよ・・・絶対血まみれだぜ・・・?まあ全く怖くねえけどな。


 まあ、そんな事は後回しにする事にしたので、さっさと次のツッコミをしよう。・・・弾?・・・弾?大事な事なので二回考えました。


「・・・。」


 そのまま無言でショップの『各種弾丸』を確認した。つか秒速で押した。まあもしあの銃の威力が、弾薬の威力によるものだった場合、これからの戦略とかが広がるし、またあんな人を助けなきゃいけない時に助かるしな。


『弾薬』

9mm弾・・・15発SP10

洩光弾・・・10発SP15

ペイント弾・・・8発SP20

麻痺弾(効果少)・・・3発SP20

毒弾(効果少)・・・3発SP20

以降LV上昇により解放


 ・・・こいつは中々だな。俺の中では麻痺弾|(効果少)と毒弾|(効果少)がかなり嬉しい。まあ(効果少)ってのは少し気になるけど。


「まあ、この2つは買いだな。」


 そう言って速攻で弾を購入する。ポーチの中にまた入ったらしいので、一発取り出して『鑑定』をする。


【麻痺弾(効果少)】

撃った敵に麻痺の効果を与える弾。どんなに威力の強い銃で撃っても死なずに痺れる。しかし効果は弱く、敵の動きを痺れさせる程度の効果しかない。ちなみに速効性である。特殊な銃で撃つと威力が無くなり麻痺の効果しか出なくなる。


【毒弾(効果少)】

撃った後に毒の効果を与える弾。どんなに威力の強い銃で撃っても死なずに毒で苦しむ。しかし効果は弱く、敵を少し苦しめる程度の効果しかない、ちなみに遅効性である。特殊な銃で撃つと威力が無くなり毒の効果しか出なくなる。


 ・・・特殊な銃ってのがどんなのかは分からんが、これはこれで良いな。


「・・・次は食料と生活用品だな。」


«食料»

保存食(異世界)・・・タッチして確認して下さい。

カップラーメン(ランダム)・・・SP10

パン・・・SP15

熱湯(500ml)・・・SP20

ジャム(ランダム)・・・SP30

ジャム(苺)・・・SP40

ジャム(ブルーベリー)・・・SP40

ジャム(ピーナッツクリーム)・・・SP40

ジャム(オレンジ)・・・SP40

ジャム(リンゴ)・・・SP40

メープルシロップ・・・SP45

以降LV上昇によって解放


 カップラーメンがあるのは嬉しいな。ご丁寧に熱湯まで用意してあるし。・・・まあランダムなのは許せんが。それとジャムがあるな。ランダムは普通に選ぶより安く済むのか。それはそれでアリかもしれん。何故かメープルシロップが微妙に高いんだよなぁ・・・。


 まあ良いや。後SP27しか無いし。さっさと生活用品を確認しとこ。


«生活用品»

マッチ(10本入り)・・・SP10

タオル・・・SP10

スプーン(2つ)・・・SP15

各種包丁・・・こちらをタッチして確認して下さい。

まな板(胸では無い)・・・SP20

以降LV上昇によって解放。


 ・・・おい。誰だこれ書いた奴。モロ吹いちまったじゃねえか。何だ(胸では無い)って。知ってるわドアホ!


 ・・・ってちょっと待て。そんなどうでも良い事考えてる間にもう着いてんじゃねえかよ・・・。

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