序章 異世界転生していきていくために 商店の雇われ人に
作者は小説を書くのが初めてですので誤字脱字訂正等ありましたら教えてくださると幸いです
なるべく読み返していき、矛盾等をなくしていきたいとは思います。
是非よかったら見て行ってください。皆様の評価やレビューブックマークがモチベーションとなります
カーネルは朝起きると受付に向かっていた
「あら。カーネルさんおはようございます。よく寝れましたかー?」
エリスは朝からしっかり決めるところは決めた格好。ごほん、ごほん
きちんとした格好で受付に立っていた
「おはようございますエリスさん。おかげさまでよく寝ることができました」
「そうですか。それはよかったです」と言って軽く微笑んだ。
この世の中の半分以上は今の姿勢・・・ごほん、笑顔でおちるだろうなと健一は考えながら
「はい。ありがとうございます。一つお伺いしたいのですが、カサディンさんは
どのような方なんですか?とても仲良く見えましたので」とエリスに尋ねた
「カサディンさんのことですかー。カサディンさんとは昔からの知り合いで
昔からあのような感じの方なんですよ」とまた微笑みながら答えた
「そうなんですか。気さくな人なんですね」
いつもカサディンさんはあんな感じの人らしい。すごい人(漢)だ
「そりゃあもうこの町の大商人として有名ですし、気前もいいところがありますから
結構。いろいろな方から慕われてますよ、」
「ええーー!!大商人だったんですか!?」
しかも大商人のお金もちときやがった!もしかしてカサディンさんはエリスさんのことを
口説いたことでもあるんではないかと思いながら、この町の話をしてもらい、町の簡単な地図まで書いてくれた。丁寧にエリスさんにお礼をいい、外にでますといい健一は宿を後にした。もちろん何か起こらなければ今日の夜もこの宿に泊まるつもりだ。
カサディンさんにもらったお金はまだあるし考えてる通りうまい事いけばなんとかなるはずだ。
宿の外にでて改めて驚いた!!。やはり街並みは中世といったところだ。
道には馬車が通っており、車などは一切はしっていない。
ちらほら獣の耳がはいていたり耳がとんがっていたりと
ファンタジー世界特有の種族も見かける。
というか本当にエルフとか存在しているんだと放心していた。
町の中心へ向かうと人がすごく多い!!しかもあちらこちらから
道行く人に声をかけてる人も多くみられ、どこの店も商売をしており、
活気づいている町という印象を受ける。
見たことのあるようなものから見たことのないようなものまで様々である。
「改めてここはすごい!」と一人でつぶやいてしまった。
「どうした兄ちゃんこれがすごいのかい!!?」と店主によるセールスがはじまる始末である
異世界でもやっぱりセールスはあるんだなと感心して一つ安いのを買った
「おつりは50銅貨ですよね?」
おお!兄ちゃん計算早いねー。助かるよ」と言われた
やっぱり思ったとおり中世ではそこまで計算は早くないみたいだな。
0の概念やソロ盤や電卓などここではあるかどうかも怪しい
「すみませんどこかで物を売ってて人手が足りてないところってないですか?」
「おっちゃんじゃねぇ!こう見えて俺はまだ若いんだぞ!それならあっちのルイスの店が
人足りてないといってたなー」
そういうと場所を教えてもらったのでもう一つ安いのを買ってルイスの店に向かった。
ルイスと名前を聞いて思っていた通り女性だったが異世界の女性は美人が多くはないか?
このルイスさんは小柄で可愛く、長い青い髪もよく似合っている。胸も小柄なのだけど。
胸の方はエリスさんと比べるのも可哀想なほどである
エリスさんは印象がでかすぎて髪のことを言ってなかったが肩より少し長いぐらいの赤い髪である。
イリスの店の方はとてもにぎわっており、当のルイスさんはひっきりなしに動いていて
それでも足りない状態。まさに人手不足といった状態であった。
よくある小説や映画では主人公が声をかけて手伝って助かりましたという展開が多いが
健一は異世界にきてまだ2日目である。
字はなぜかつい最近までいた世界の字とは違うものも読めるので助かっているが
健一には声をかけられなかった
声を掛けていても話を聞いてもらえるかさえわからない繁盛ぶりなのだ。
健一が声をかけるかかけまいか自問自答を繰り返していると
「あのーなにかお求めですか?」上目遣いで聞かれた
いやただルイスの背が小さいだけではあるが。もうだいぶ客ははけたようである。
「いや違います。すみません。人手が足らないと聞いたものですから
雇っていただけないかと思いまして計算は得意なので」
ルイスは納得げにこう言った
「それで店のそばにずっといたわけなんですね」
「えっ!?あの人だかりの中で覚えてたんですか?」
健一はルイスはすごい人覚えが良くて店が繁盛してるのだと一人納得していると
「いえ、ずっといて気味が悪く思ってたので」
健一は思ってた以上にずっと店のそばにいたみたいだ。
今、思い返せば一度悩んだら時間を忘れるくらい悩む癖があったんだった
「それはすみませんでした」
「いえいえ大丈夫ですよ。気味が悪い人」
「えっ!?」
この後、話しあったうえで人手不足もあり無事雇われることになった。
無事、佐藤健一の思惑通り商店の雇われのみとして働くことになったのである
今後の衣食住の確保の資金は無事なんとかなりそうだ。
プレゼントは何なのかまだわからないが・・・。
佐藤健一の異世界での最初の1歩が踏み出された瞬間はこの瞬間であったであろうと言われるかも
知れない瞬間であった。
ドMな意味ではなく
ルイス内心「ずっといてきもいんだよこの豚があああ」
読んで下さってる皆さまありがとうございます。
エリス (受付嬢。セミロング赤紙胸がいつもはちきれんばかりの服をきている)
ルイス(商人。ロングの青髪のゴスロリ系ちょっとツンデレ系)