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~ 警 告 ~  作者: MiYA
3/4

~ 正直なる 相棒 ~

マスターへの ブーイングの後は …


カラオケ 大会が始まった …


大会と言っても 何か商品が貰える訳では無いが …


マスターが 来店客の雰囲気を察して


勝手に始めてしまう …


此が また 絶妙なタイミングで …


こう言う商売と言うのは …


如何に客の心理や 状況を読み取れるかが 大切で …


難しい 仕事だな …


誠 は マスター を見て 何時も そう感じていた …


ムスタング の カラオケは


リクエスト曲が入る迄


マスター が ランダムに曲を流し


歌いたい曲が 流れたら マイクを持ち歌い始める …


今日は 貸し切りなので 他の客ともめる事は無いが …


この店では 屡々 喧嘩も起こる …


其で どうなるのかは …


時の運 と 人間性 …



平和的な 解決方法 …



例えば …



譲り合い 又 は 一緒に歌う …


其のどちらかが 出来なければ …


ムスタングへの 出入り禁止 となる …



そうして 客 同士が …


知り合い 顔見知りとなり 知った仲となる…


マスター は 何より 其の事を大切にしている …


そう言う 人間だった …


まぁ 一言で言うのなら …


熱 い 男 だ …


クール な 外見だが 中身は 少年のような …


オヤジになっても 夢を追うような …


男として 憧れてしまう …


そう言う 人 だ …



話しを カラオケに 戻そう …



次から 次に ランダムに曲が流される …


「おっ! 此は!」と 思えば


客は マイクを手に持ち 自分の声を乗せる…


此が ムスタング式 カラオケだ



カラオケは凄いな …


プロの歌手のような 気分で …


気軽に 自己陶酔出来てしまうのだから …



何の商売でも そうだが …


世の中に歓迎されない商売は …


廃れ 軈て 消えて行く …


でも カラオケは …


人前では 無くとも 楽しめる


カラオケ BOXなる物が 誕生するまで 進化した …


此を 商売にした 人間と言うのは 凄い人だ


俺にも こんな 発想が出来る 頭があったならな …


誠 は 歌い出す 友人達に 微笑みながら


そんな事を 考えていた …



マスターにリクエスト曲を出したのか …


バイクのツーリング仲間の 正和が連れて来た


new face の 麻美 が マイクを持ち 立ち上がる …


麻美は セクシーな 美人で …


何時の間に着替えたのか …


金髪の 大きなウェーブのウィッグに


深紅の口紅 …


光沢のある 白の ホルターネックのスリットドレス …


そして 深紅のピンヒール と …



マリリン・モンローに 扮装し …



~♪ happy birthday to you ~♪



と 歌い 始めた …


スリット から チラリ と 覗く 太もも と …


凝視したくなるような セクシー過ぎる 胸元に …


男 達 は 呆然 と 麻美を見つめた …


其は …


決して 不快なものでは 無くて …


寧ろ 歓迎すべき 光景であり …


嘗ての アメリカ合衆国 大統領 も …


こんな 色気に 落ちたのでは無いか …


と 安易に妄想出来る程の 出来事で …


歌の途中 …


トイレに立つ 男達が 続出した …


誠 は 堪えた …



歌の最後で 麻美 は 知ってか知らずか …



~♪ happy birthday ~ 誠 ~♪


と 誠を見つめ 投げKISS を飛ばした …



「俺 も 限界 … 」


誠 の 正直なる 相棒は 堪えに堪えた …


誠 は 麻美に 盛大な拍手を送りながら


ギコチナイ駆け足で 店の奥にある トイレへと走った …




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