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~ 警 告 ~  作者: MiYA
1/4

~ メール ~

ピロロロ~♪ ピロロロ~♪



メールの着信音が 鳴る …


彼は スーツのポケットから


携帯電話を取り出し メールボックスを開いた …



happy birthday ! 誠 !


今日 ムスタングで


誠の 誕生日の お祝いするから来てね♪



… 友人一同 …



彼の名は 須賀 誠 …


今日で 32才になった …


メール を 送って来たのは


学生時代からの 女友達の一人 …


喜田 茜 …



誠 が 多趣味な 事もあるが …


社交的な 性格で …


男女 問わず わりと直ぐに 友人になってしまう …


悲しい事に …


彼女は居ないが …


まぁ 其でも …


淋しく感じる事は 少ない日々だった …



ムスタング と 言うのは …


友人達と 集まるバーの名前で …


仕事帰りに ふら~っと立ち寄っては マスターと 笑い話しをするか …


友人の誰かに出会し 盛り上るか …



何れにしても …


誠にとっては 癒される …


そんな 場所 だった …



其の日の仕事を 早々に終え 誠は ムスタングへと向かった …



「あぁ … 店に入ると 皆 集まるし … 行く前にチェックしておくか … 」



通りがかりの 公園のベンチに 腰を降ろし


スーツのポケットから 携帯電話を取り出すと …


お気に入りの アプリの画面を開いた …



グ ワ ンッ …



ほんの 一瞬 …



アプリ画面を開いた途端に …


視界から 何かが 入り込み 誠の脳が 大きく揺れた …



「あっ … あれ? 気のせいか … 」



ほんの 数秒の 其の出来事を …



「眼の疲れだろう … 」



と 誠は ビジネスバックの中から 目薬を取り出すと 両目に目薬をさし …



再び アプリ画面に目を向けた …



特別 奇抜な画像や フラッシュが多い訳でも無く …


日々 の ニュース や オススメのレジャーガイド ・ 映画 ・ イベント 等を紹介している


情報サイトのアプリを 一通り読み終え


誠は 公園のベンチを後にした …



ムスタング に 向かう途中 …



向かいから走って来た 20代くらいのスエット姿の 若者と肩をぶつけた …


若者が 前も見ずに


携帯画面を見ながら 走って来たのが原因なのだが …



「すいませんでした ! 僕の不注意です!」



と 若者は 礼儀正しく 誠に 謝罪したので


誠も アスファルトに落ちた 若者の携帯電話を拾い


怪我もない事だし …



「気をつけろよ! 」



と 優しく 声を掛け 携帯電話を渡した



若者 は 恥ずかしそうに



「有り難うございます ! 本当に スイマセンでした!」


と 微笑み 携帯電話を受け取ると …


頭をペコッと下げて 再び 携帯画面を見ながら 走り出した …



「あぁ ~あ 大丈夫かな ? アイツ …」



誠 は クスッ と笑い …


走り去る若者を見送ると ムスタングへと向かった …


店の手間で ふと …


誠 は さっき肩をぶつけた 若者の携帯電話を拾った時に


チラッと見た 携帯画面を思い出した …



あれは …


俺の見ている アプリと同じだったな …


特別 急ぐような速報も無かったのに …


何で あんなに 急いでいたんだ ?



誠は 少し 疑問に感じたが …



まぁ …あのアプリは人気があるって事だな …



と 結論付け ムスタングのドアを開いた …

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