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その2

 

 完全とはいえないものの、密室になったこの空間。

 ここは、畳半畳分くらいの、狭いスペースしかない、トイレの個室、これが最後の砦。

 アイツは、アタシが、ここに入るのを、見ているはず。そして、間違いなく、ここに来るのだろう。

 トイレの壁を見つめ、そのまま視線を上へずらした。個室と外には、多少の隙間が、あるものの、大人の体格なら、通ることは、勿論、子供でも、難しいくらいの、スペースしかない。

 後は、この扉を破られないこと、ただ、それを祈るのみだった。ややしばらくして


 【ギギギギギギィ・・・】


 外から、トイレに入る、ドアを開ける錆び付いた音がした。すると、すぐに


 【キィ・・・キィ・・・】


 さっきの車輪の音、アイツがここに来たのだ。息を殺し、便座と壁の隙間に、身を押しこむ。その間も、軋む音がする度に、心臓がバクバクと音を立てていた。恐怖で脂汗が額を伝う、そして


 【コンコンコン、コンコンコン・・・】


 個室のドアを叩く音、音の大きさから察するに、入ってすぐのところを叩いているのだろう。

 そして、アタシが入っているのは、全部で4つある個室の一番奥。

 心臓が、口から、飛び出しそうなくらい、激しく鼓動する。その間にも、2番目のドアを、ノックする音、そして3番目のドアをノックする音が、聞こえてきた。


 (次は、ここか・・・。)


 【キィ・・・キィ・・・】と鉄が擦れる音、そして目の前から


 【コンコンコン、コンコンコン・・・】


 ノックの音が、聞こえる度に、ドアが小さく揺れた。

 恐怖のあまり、アタシは、瞬きすることすら出来ずに、そこを凝視することしかできないでいた。すぐどこまで、迫っている、得体の知れない、何かに怯え、心臓の鼓動が、どんどん激しくなり、そのせいで、具合悪さも覚えてきたその時


 【ガン!ガンガンガン!ガンガンガンガン!】


 「・・・!」

 さっきとは違う、強い力でドアを叩く音、目の前の板が激しく揺れている


 (頼むから・・・頼むから壊れないで!)


 声が漏れないように、必死に両手で口を覆った。ここに居るということを、確信しているように、扉を乱暴に叩かれ、『ガンガンガン!』という音が、個室中に響きわたっていた。

 あまりの恐怖と、息苦しさで、もう気が狂ってしまいそうに、なったその時、叩く音が突然、ピタリと止んだ。そして


 【キィ・・・キィ・・・】


 再び、鉄の擦れる音、私の目の前の扉から、離れていっているのか、その音が、徐々に小さくなり、その後


 【ギギギギギィ・・・】


 廊下へと続くドアが動いた音がした。

 とはいえ、恐怖で(こわ)ばらせていた体を、急に動かすことは、なかなか難しく、しばらくの間、口を必死に覆い、背中を後ろの壁に押し付けたままの体勢のまま、動けないでいたものの、いつまでたっても、アレが、戻ってくる気配もなく、周囲を漂う静寂。

 ようやく、緊張から解放され、思わず力が抜けたのか、便座にへたり込むように腰を下ろした。

 座ったままの体勢で、思いを巡らせる、ここはひとまず安全なのか?それなら、朝までここに居て、日の出とともに脱出しよう。

 ふと、時計に目をやる、ずっと暗闇に居たため目を凝らすと文字盤の針がうすらぼんやり見えてきた、それは午前1時ちょっと過ぎを差していた。


 (後6時間ちょっとか・・・)


 そう思った矢先


 『ポタっ・・・ポタっ・・・』


 一滴、二滴と何かが頭に落ちてきた、思わず顔を上げ上を見る、すると



 隙間から、さっき、アタシを見て、不気味に笑った顔が、天井の隙間から、見下ろしていたのだ。



 「ヒッ!」


 思わず、声にならない、悲鳴を上げて、のけ反った。

 すると、ソイツは、恐怖におののく、アタシの姿に、何が楽しいのかニヤっと笑うと、開いた口の間から、黒い、液体のような物が流れ落ちた。

 あの黒い液体、何となくだけど、血だということが、わかった。

 それが、顎を伝い、顔からポタポタと落ちている。ややしばらく、不気味な笑みを、浮かべたままだったのだが、突然、低い声で




 『ミ・イ・ツ・ケ・タ・・・』




 そう言った、アタシは、恐怖のあまり、瞳孔がこれ以上ないくらい開ききり、心臓の鼓動も、バクバクと、いっている。

 その時、自分の中で色々と限界を突破してしまうのを感じた。

 その瞬間、体の中で何かが爆発し、体の底から沸き上がる、怒りに似た、衝動に身を任せる様に叫んでいた


 「うぅおおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」


 感情に身を任せ、思い切り立ちあがると、便座に乗り右手を伸ばす、そしてソイツの頭を鷲掴みにした。

 その勢いのまま、空いた左手でドアのカギを開け扉を蹴飛ばし、手に握ったモノをトイレの隙間から引き抜き地面に叩きつけた。

 自身でも、驚くほど、力がこもっていたのか、叩きつけた白い服を着た女は、地面に転がりながら壁にぶつかっていった。

 相手が、生身の人間だったら、さぞや、痛いだろう。しかし、相手は幽霊だ、遠慮する必要はない。 怒りは収まらず、ツカツカと女に近づき、そのまま肩を掴むと


 「とおぉりあえずそこに正座だあぁっ!」


 自分でも、びっくりするくらいのドスの利いた声が出た。すると、今まで、勝ち誇っていたように、笑っていた女は、怯えきった様子でアタシを見ていた。

 その表情を見て思う、いくら脅かされたとはいえ、いつもなら、幽霊だろうが何だろうが、ここまではしない、しないと思う、いや、絶対しないだろう。

 でも、コイツは、アタシが、一番嫌いなことを、アタシにしたのだ。それは


 『血を見るのが何より嫌い』


 簡単な切り傷とか、擦りむいた時ににじむ血、それに、献血の袋すら、つい顔を背けるくらい、嫌なのだ。

 それなのに、血を頭にしたたり落とした挙句、ニヤっと笑った、それが、決定打になったのだ。 

 更に、気に食わないのが、脅かし方が古典的、ベッタベタなのにも腹が立つ。以前、テレビの心霊番組で、こういうシュチュエーションで、脅かされる、そういうのを、何度か、見たことがあった。

 そう、もうこれは、使い古されたネタなのだ。それに、アタシは、写真を撮りに来ただけで、ここを荒そうとも、何とも思っちゃいないのに、ここまで脅かされたのも面白くない。そんな思いから


 「何?何なのよ!アタシが何したってのよ!アタシはただ、写真を撮りに来てただけ!アンタに微塵も興味は無いの!ってゆうか、いい加減にしなさいよね!アタシとアンタは初対面、会った瞬間、驚いたアタシも悪いけど、アンタも、何も言わず、二ヤっと笑うなんて、どういうこと?アンタ、人としての常識とか、良識とか無いの?それに、気に食わないのは、口から、だらしなく血なんかしたたらせて!いい?アタシはね、血を見るのが一番嫌なの!アンタ、いい大人でしょ?人の嫌がる事して何が楽しいのかなぁ!そんなに余ってんなら、こんなところで無駄遣いする前に、献血行きなさいな!世の中にはね、血が足りなくて、困ってる人が、たくさん居んのよ!それとアンタ、言わせて貰うけど、怖がらせ方が、ベタ過ぎ!さっき思いだしたけど、前にこんな場面、テレビで見た事あんのよ!個室に隠れたアタシも迂闊だったけど、もうちょっと頭使ったら?幽霊ったらね、芸人と同じようなものなの!それでもプロの幽霊で・す・か?そんな安っぽい芸風で、本場行って通用すると思ってんの?ばっかじゃないの!」


 怒りで、だんだん話の内容が、脱線しているのを、自分でもわかっていたものの、今までのうっぷんをぶちまけようと、怒鳴りつつ、乱暴に肩を掴み、揺らした。

 最初は驚愕の表情で、アタシを見つめていた、白い女は、徐々に俯いていき、アタシの、ままなすがままに、されていた。

 その姿を見て、最初、勝ち誇ったように、笑ったコイツが、アタシの口擊に、反論してくるかと思いきや、なすがままにされている。その、プロの幽霊としての、根性の無さに、更に腹が立ち、説教しようと思ったその時


 「うっ・・・うぅっ・・・ふぇっ・・・ふぇぇぇぇぇ・・・」


 目の前の幽霊が、顔を両手で覆い、肩を小さく震わせ、かすかに嗚咽を漏らし始めた。


 「えっ!?ちょっ!なになになに!?」


 予想外の出来事に戸惑っていると不意に後ろから


 「ちょっと、そこの姉ちゃん、いくら、腹が立っとるからって、四百字詰め原稿用紙一枚分も説教するなんてやりすぎやで、ちなみにPCの画面だと、10行半か。ともかく、その辺で勘弁してやりい、怖がっとるやないか。」


 関西弁で喋る、男の声がした。いきなりの、新手の出現に、思わず振り向くと、すぐ後ろに、熊が立っていた。

 しかし、普通、動物園で見る、熊と、大きく違うのは、頭の右半分の頭蓋骨が、むき出ていて、裂けた腹から、内臓が飛び出し、その片腕の肘から先が、半分白骨化しているのだ。

 普段なら、発狂ものだが、目の前の女に向けた怒りが収まりきらない今、そんな姿を見てしまうと、更にグロい風体に、怒りの矛先が、その熊に向き


 「お前もコイツの仲間かあっ!」


 頭を掴むと、そのまま振りかぶり、オーバースローをかました。思った以上に、力がこもっていたのか、霊体だから、軽いのか、アタシより頭一個分も、大きい熊が、投げた勢いで、地面を転がり、いつの間にか、閉められていた、廊下へと続く扉にぶつかると、実体の無いはずなのに、【ガンッ!】と、音がした。


 「ハァッ!ハァッ!まだやる気?散々怖がらせられて、アタシ、一生に味わう恐怖を、使いきっちゃったみたいよ。いいわ、かかってきなさいよ、あんた等がその気なら、なんぼでも相手になるわよ・・・」


 もう、目の前の異形の物を、叩き潰す。そう心に決めて、両手を広げボキボキと指を鳴らしつつ、さっき、投げた勢いで、転がったままの、熊の幽霊を睨みつけた、すると


 「何や何や!血の気の多い姉ちゃんやで」


 ゆっくりと体を起こし、言った。


 「はぁ?『血の気が多い』ですって?そりゃあ、多くもなるわよ!そんなグロい体で、アタシの側に、現れるなんざ、滅してくれって言ってるようなもんじゃんね。なんだかんだで、限界を突破して、第二形態になりつつある、今のアタシなら、アンタ程度、頭を握りつぶした後、ありとあらゆる手段で、粉微塵にしてあげるわ。覚悟なさい、フフ・・・フフフフフ・・・」


 そう言いつつ、目の前の熊にゆっくりと近づくと、熊の幽霊は、慌てふためいた様子を見せた。そして


 「なんかめっちゃ怖っ!わかった!わーかった!警戒態勢の姿のまま、近づいたワシも悪かった、元に戻すから襲わんでくれ!勘忍や!」


 物凄く慌てた感じで、両手を顔の前で合わせ、そう言うと、少しづつ、白骨化していた熊の顔が、そして腕が、元に戻り、腹の傷が塞がり、飛びでいた内蔵も、無くなっていく。


 「え・・・?何よ、一体どうなってんの?」


 目の前で、身体が変化していく姿に、驚いて思わず尋ねた、すると


 「世間一般で、『幽霊』や言われとるワシらはな、縄張りに踏み込みすぎた人間に対して、脅かすために、思った通りに、体を変化させることが出来るんや。この嬢ちゃんの、口から流した血とかも、そうやで。まぁ、生きとるモンに直接、触ったりして干渉する・・・ってことは、出来なくもないんやけどな、そうすると、生きとるモンで言うところの・・・せやな、『体力』ってヤツを結構使うんや、アンタみたいに、生きとるモンなら、疲れるだけで済むんやけど、ワシらはそうはいかん。うっかり使いきってしまうと消えてしまうんやで。」


 座ったままの体勢で静かに答えた。


 「消える?いいじゃん、成仏出来るんでしょ?」


 すると熊は、ため息をつきながら


 「今まで、長い事、幽霊やっとる間に、消えてしまった仲間を、見てきたんやけどな、成仏とはちょっと違うみたいや、ホンマの成仏なら、満足そうな顔して、消えて行くんやけど、そうじゃない理由で

、消えていく仲間が消えて行く時は、苦しみ悶えてるんや、だから、迂闊に生きとるやつには触りたくないねん。せやから、見た目だけでも、生きてるモンからしたら、恐怖を覚える姿に変えてやな、驚かせて追い払うねん。さっき姉ちゃんが、ワシに掴みかかってきたやろ?ホンマあれギリやで、ワシ消えてしまうかと思たわ」


 「え?そうなると、さっきアンタより、長い事掴んでいたのあの子は・・・?」


 と、未だ、その場から動かない、白い服を着た女幽霊の方を振り返った。すると


 「ギリやで、幸いこの子は、比較的若い幽霊やからな、長年幽霊やっとるワシより、体力的な物があんねん。でももう触るのはやめといてな、ホンマ消えてしまいよるから。」


 その言葉に再び、彼女を見た。相変らずアタシを恐怖の目で見つめながら、固まっていた。

 すると熊は、そんな彼女に熊が優しく語りかけた


 「この姉ちゃん、ちゃんと話したら、わかってくれるみたいやさかい、もう自分のところに戻りぃ」


 それと同時に、口からしたたっていた血が、スッと消えた。やっと、自分を取り戻したのか、乱れた髪を手櫛で直す仕草をしている。

 今の今まで、長い髪の毛が、顔をところどころ覆い、良く見えなかったが、今、手櫛で髪を直したことによって、その顔をはっきりと見ることが出来た。

 落ち着いて見ると、あどけなさの残る、端正な顔立ちをした、女性というよりは、少女といった方が良い顔立ちだった。

 少しして、ゆっくりと立ちあがると、アタシを見て、無言で会釈をすると、そのままトイレから、去って行った。


 「ねぇ熊、あの子・・・どこに行くの?」


 その寂しげに去る、後ろ姿を目で追いつつ聞くと


 「まぁここは部屋数が多いでな、色んなモンが住んどんのや、どうやらこの場所は、ワシらみたいなんが、住み心地がいいみたいでな、行き場の無くなったモンが、集まっとんのや。」


 「へぇ・・・」


 「それなのにな、ワシが静かに成仏すんのを待っとんのに、生きとるモン達が、やれ『シンレイスポット』や、やれ『キモダメシ』や言うて荒しよんねん、普段は苛立ちつつも、放っておいててんけどな、たまに、ヤンチャなヤツ等は、お灸を据える意味で、死ぬほど怖がらせてな、二度と来れんように、追い払っとんのや」


 「え?そしたら何で、アタシまでこんな目にあったのよ。アタシは、廃墟に興味があっただけで、アンタ達幽霊に、興味があったわけでも、荒すつもりも無かったのに。」


 「その辺は、悪かったと思とる。せやかて姉ちゃん、ここに居すぎたやろ?てっきり浮浪者やと思てな、ここに住み着くつもりかと思ててん、さっきも言ったやろ?生きてるモンにはなるべく関わり合いになりたないって、本来ならあのまま気絶してもろて、ここで、朝まで放っておくつもりやったんや」


 「はぁ?アタシは、うっかり足を踏み外して、落ちた拍子に、動けなくなっただけだったんだけど。何でわかんないの?」


 そう言いつつ、思わず熊に詰め寄った。すると


 「うわっ!それ以上近づかんといてや!ワシ、消えてまう!ってゆうか廃墟に興味がある人間なんて、そんな奇特な人、居るとは思ってなかったさかい、せやから・・・」


 怯えたように後ずさりする熊、これじゃどっちが幽霊かわからないわ


 「まぁ誤解が解けて良かったわ、じゃあもうアタシはお役御免ってとこよね」


 「せやな、脅かして悪かった、道も暗いし、生きてるモンからすると、地面も悪いさかい、出口まで送ったる、付いてきぃ。」


 そう言って熊は、立ち上がり、歩き始めた、これでやっと家に帰れる、予定は大幅に遅れちゃったけど貴重な体験が出来たのだろうか。

 とはいえ、ここの住人の事を考えて、今回の事は、人に言うつもりも無いし、話すつもりもないんだけど。

 そのまま、熊に連れられ、出口へ向かう途中、ふと気になる事がありふと尋ねた。


 「ねぇ熊、アンタといいさっきの子といい何で成仏できないのよ」


 大きな背中に尋ねた、すると


 「生前やここで、やり残した事や、引っ掛かる事があるからに、決まっとるやろ?そんなん常識やで、あの子は、ワシが何や訊いても、全く自分の事を語ろうとせぇへんから、知らへん。そんで、ワシはな、ここの住人が、安心して成仏できるように見守っとんのや、最後の一匹になるまで成仏でけへん、それにな、姉ちゃん、『熊』とは乱暴な言い方やな、ワシはツキノワグマの幽霊、『ゴロー』っていう名前もちゃんとあんねん、喋ることについては、『大人の事情』ってヤツや、いらんツッコミとかやめてぇな」


 背中を向けたまま答えた


 「へぇ・・・、アンタの芸風は、ちょっと面白いから、喋る事に関しては置いておいて、アンタはともかくあの子、何か可哀そうねぇ、立ち去る姿なんて、ちょっと影背負ってたし。」


 「せやな、ワシも色々理由を聞いてみててん、イマイチ口を開こうとせぇへんのや、ここ来て何ヶ月か経つのに、名前すら知らん。しつこく聞くと、そのことに触れられたくないのか、拗ねてもうてな、そっぽを向いてしもて、話にならへんねや、それに、他の仲間からも、一歩引いた感じで付き合うてるし・・・せや!姉ちゃん、一つ頼まれてくれへんか?」


 「何よ」


 「すぐにとは言わん、気が向いた時でえぇ、あの子に花でもたむけたってや、それで解決になるとは思わへんけどな。」


 「わかったわ」


 話が終わるころには、出口まで来ていたのもあって、ゴローと名乗った熊に出別れを告げ、廃墟を後にした。


 つづく

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