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本気で小説家になろう  作者: 黒羽燦
レーベル考察
14/26

レーベル考察5・HJ文庫


*応募規定などは実際にサイトに行ってチェックしてみてください。



○HJ文庫

第六回 ノベルジャパン大賞応募用リンク

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/prize.php


Wikipedia-HJ文庫

http://ja.wikipedia.org/wiki/HJ%E6%96%87%E5%BA%AB



☆応募総数

 第一回 222作品

 第二回 203作品

 第三回 335作品

 第四回 361作品

 第五回 437作品



☆締切日

 例年10月末日、当日消印有効。



☆募集規定

 40文字×32行、80枚以上110枚まで



☆賞

 大賞:賞金100万円

 金賞:賞金50万円

 銀賞:賞金10万円

 奨励賞:賞金5万円


 佳作以上の作品はHJ文庫から刊行。

 奨励賞でも刊行される場合がある。



☆受賞作品のジャンル


 第四回

 大賞・新感覚バナナ系ファンタジーバナデレ! ~剣と魔法と基本はバナナと~

 傾向・ファンタジー/コメディ


 金賞・すてっち! ―上乃原女子高校手芸部日誌―

 傾向・現代/コメディ/日常系


 銀賞・世の天秤はダンボールの中に

 傾向・現代


 

 ほかの回も分析


 ・五作品受賞作があるとしたら、内容はコメディ3、ファンタジー1、現代異能1――という感じ。

 ・第五回はやや毛色がかわったか



☆拾い上げ

 ?



☆複数応募

 可



☆非商業作品(同人誌掲載作品やネット公開作品など)の投稿

 可。掲載したサイトや同人誌などを明記すること。



☆プロの投稿

 可。プロアマ年齢国籍問わず。



☆評価シート

 希望者全員に対して送付。封筒や切手などの準備が必要。



☆応募作品数の推移

 じわじわと応募総数が増えている上昇トレンド。

 350作程度で5作品受賞と倍率は他賞に比べて低め。



☆レーベルカラー

 サブカルの流行を追っているイメージ。独自色に乏しいか。



☆アニメ化作品

『いちばんうしろの大魔王』

 文庫からアニメ化したのは2011年3月現在おそらくこれのみ。



☆有名作家


 *新人賞組

  ?


 *移籍やプロなど

 ・水城正太郎

 (東京タブロイドシリーズ、いちばんうしろの大魔王)



☆雑感

 アニメ化作品が少なく発刊数も多くない。

 2006年創刊と後発の弱小レーベル。

 文字数制限がきつめなため、他賞の作品の使い回しをしようとすると文字数オーバーが起こりやすい。

 応募総数が少ない割には受賞作品はわりと多く、単純に倍率から考えるのであれば受賞難度は他賞に比べて低いといえる。

 受賞作を出させてもらったが、それが売れずに次を出させて貰えない(いわゆる一作切り)がほとんどなく、とりあえず三冊前後は書かせて出版させているイメージ。

 受賞作の評価が低調でも、次作で評価されている作家が少なくないことから編集部に若手を育てる気概があるのかもしれない。

 応募者数がかなり増えてしまったため、2、3年前のような「穴場」ではなくなっているが、十倍近い応募のある最王手電撃などに比べればまだ受賞しやすい方であるはず。



☆こんな人にお勧め

 ・とにかく受賞しやすそうなレーベルで勝負したい

 ・腕試しがしたい

 ・サブカルの流行をきっちりキャッチでき、なおかつ同じようなものをまとめあげられる

  →わりと流行に乗りがち、悪く言えば二番煎じ作品を創りがちな作者

 ・レーベルを背負うような看板作家になりたい 

 ・応募作以外に書かせてもらいたい作品のストックがわりとある

 ・バカエロコメディみたいなのが得意分野



☆こんな人には余り……

 ・アニメ化や漫画化、メディアミックスを狙いたい

 ・グロ系、極端なシリアス系

 ・大手レーベルの看板を掲げることで売り上げを伸ばしたい



☆そのほか

 特になし



☆個人的なこと

「小説家になろう」ではやっているような作品が向いている気もする。

 HJ文庫のアマゾンの売り上げをちょろっとみてみても、売り上げ上位は「魔王学校に俺だけ勇者!?」や「突然騎士になってムフフな俺がいる」あたり。

 バカエロコメディハーレムファンタジーみたいな、魔王と勇者が出てくるといいんじゃないかと思います。


 逆にそういうの嫌いな方でも審査中に目立てる可能性はありそう。

 コメディ作はが少なくないということは、重厚な現代異能とかをしっかり描ければ目にとまるはず。

 第一回・第二回の受賞作がおおむね真面目な路線であることも踏まえつつ。


 個人的な感想としてはMFより「ユルい」イメージ。

 MFのようにジュブナイルポルノかと思うような露骨な性描写はない。

 コメディ以外は「戦闘もの」か「ユルい日常」がほとんど。(エロ)男子中高生の妄想の具現化みたいな作品が多いのかな。 

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