レーベル考察4・集英社スーバーダッシュ文庫
*応募規定などは実際にサイトに行ってチェックしてみてください。
○レーベル考察 4 集英社スーバーダッシュ文庫
☆応募総数
第九回 799作品
第八回 811作品
第七回 590作品
第六回 511作品
第五回 641作品
☆締切日
例年10月25日
☆募集規定
400字原稿用紙、縦書きで200~700枚。
もしくは文庫見開き(42字×34行)フォーマットで50枚~200枚。
☆賞
大賞 正賞の楯と副賞100万円
佳作 正賞の楯と副賞50万円
☆拾い上げ
あり。二作ほど拾い上げることも。
☆複数応募
可
☆非商業作品(同人誌掲載作品やネット公開作品など)の投稿
可
☆プロの投稿
不可。他社でデビューしていない新人のみ。
☆評価シート
希望者に返送
☆応募作品数の推移
増加傾向
☆レーベルカラー
意外となんでも有り。だが、GAやMFのような「萌え」を押し出した作品は少ない。
☆アニメ化作品
迷い猫オーバーラン、よくわかる現代魔法、戦う司書
☆有名作家
・山形石雄(戦う司書)
・桜坂 洋(よくわかる現代魔法、ALL YOU NEED IS KILL)
・松智洋(迷い猫オーバーラン)
・海原零(銀板カレイドスコープ)
・アサウラ(黄色い花の紅、ベン・トー)
・神代明(HolyHearts!)
☆雑感
募集枚数制限が原稿用紙七百枚までと、講談社POWERSの無制限を除けばライトノベル系ではかなり多い部類。
350枚あたりを突破した場合、ここかPOWERSかスクエニの三つに選択肢が限られてくる。
拾い上げは多いが、電撃などに比べると拾い上げ作家が伸びない。一作切りも非常に多い。また、文章力よりもアイデアや世界観を取る傾向が強く、受賞作家の文章力は総じて低い。
大賞は出ない事も多いが、佳作はほぼ必ず二人以上出している。
メディアミックスの力は弱め。
☆こんな人にお勧め
・一発アイデアで勝負したい
・ちょっと設定が奇抜過ぎるかも知れない
・発想力はともかく文章力がない
・他のライトノベル賞に送れない枚数になった
(やや毛色の違うpowers、漫画原作を意識しているスクエニに比べ、だいたい何を送っても大丈夫)
・他賞応募作品の使い回し
☆こんな人には余り……
・ラブコメになってしまった
・エロコメになってしまった
・売りは手堅い文章力
・なんとなく凡作が出来上がった