レーベル考察3・MF文庫J
*応募規定などは実際にサイトに行ってチェックしてみてください。
○富士見ファンタジア文庫
☆応募総数
MF文庫Jライトノベル新人賞 第 5 回961作
☆締切日
例年4回、三ヵ月ごと。
6月30日、9月30日、12月31日、3月31日
☆募集規定
長編部門・40文字×34行の書式で80~150枚
☆賞
最優秀賞[正賞の楯と副賞100万円]
優秀賞 [正賞の楯と副賞50万円]
佳 作 [正賞の楯と副賞10万円]
*審査員特別賞、編集長特別賞もあり。
☆複数応募
可
☆非商業作品(同人誌掲載作品やネット公開作品など)の投稿
?。
☆プロの投稿
不可。他社でデビューしていない新人のみ。
*ただし「応募する時点ではデビューしていなかった」日日日が、「審査員特別賞」という形でデビューした前例がある。
☆評価シート
全応募作に対し、評価シートを送付。費用はMF文庫が負担。
☆応募作品数の推移
?
☆レーベルカラー
萌え系が強い。また、数あるライトノベル系の中でも「若い」イメージ。
☆アニメ化作品
「陰からマモル!」「神様家族」「ゼロの使い魔」が相次いでアニメ化され、その後も「かのこん」「聖剣の刀鍛冶」「けんぷファー」などがアニメ化された。
☆有名作家
新人賞からのデビュー組では日日日など。
MFで書いたことのある作家としては、清水マリコ、桑島由一、冲方丁、ヤマグチノボル。
☆雑感
メディアファクトリーが母体。つまり非角川系列。
ライトノベル新人賞の中でも特に若手を取る傾向が強い。
賞のキャッチコピーは「10代の読者が心から楽しめる、オリジナリティ溢れるフレッシュなエンターテインメント作品を募集しています」であるものの、入賞作のほとんどがラブコメ・エロコメで構成されている。
年四回の分割審査という異例のスタイルで募集をかけているため、自分の作品が「一次を通るか」を確かめたい方や、とりあえず評価シートが欲しい方にも向いている。
☆こんな人にお勧め
・男性
・高校生から大学生ぐらいまでの年齢の方
・性に目覚めた男子中高生を意識して物語を書ける方
・ラブコメを書くのが得意
・文章力も構成力もそこそこある
・評価シートが欲しい
・どこでもいいので「一次を突破できるかどうか」試したい
・ライトノベルはジャンクフードみたいなものだと思う。
・王道できっちりかっちり纏めりゃいいんだろ
☆こんな人には余り……
・年齢三十歳以上
・「中高生」を厳密に相手に想定して書くのが厳しい
・「考えさせる」小説を書きたい。
・俺の小説の奇抜さには誰も適うまい
☆黒い噂
・弓弦イズル×MF文庫J 翻訳出版トラブル。
通称「ぷっくく事件」