私、脱いだら凄いのよ??
「うーん。お似合いのカップルだと思うけどね」
「いや、マスター、そんな何言ってんの...
俺は今日こいつに嘘告白されてからかわれて
嫌な思いしてんの。大体ね、女子ボスの命令だからって長年の付き合いの幼馴染相手にして揶揄いの嘘告白とか、しちゃダメでしょ」
「じ、実は今日のやつは...公開告白よ」
「え、今なんて?」
「公開告白!!」
「あー、公開嘘告白ね...?」
「...違うっ!!嘘がないやつっ!!」
「え。なに?
よく聞こえなかった...」
「んんんんんもー!!マスター、私、
帰るっ!!」
ヒナタはプリプリしてかき氷をたいらげ、
喫茶店を後にした。
店には俺だけが残された。
他の客はいない。
マスターが、こそっとこんなことを教えてくれたくれた。
「もぉー、シンジは昔から鈍感だねぇ。
ヒナタちゃんはおまえのこと、昔から大好きだけど?小学生のとき、ヒナタちゃんが俺にシンジのことが好きって教えてくれてあってさ。でも、ヒナタちゃんは告白する勇気がなくて時間だけが流れてさー。で、俺は晴れて今日、二人がカップルになったのかと思って、喜んだんだけど」
「累計99人の、女子からの嘘告白ばかり受けてたら、
好きって言葉がそのなんだ...。全く重みのない薄っぺらな言葉に聞こえるわけですよ...
わかります?マスター?」
「うーん、まぁ、わからなくもないけどさ。
とっととかき氷食べ終えて、ヒナタちゃんの後を追ったら??」
「うす」
俺はふたり分のお金を置こうとしたけど、
マスターはそのお金を受け取らなかった。
「今日のお代はいいからさ。二人でデートでもなんでもするのに使えば?」
「...ありがとうございます」
俺は差し出したお札を財布にしまった。
その後。
店を出ると。
ヒナタがはるか彼方にいた。
なんか、イケメン風の男に囲まれてる。
大急ぎ走った。
ヒナタは美少女だから。
よく、ナンパされて困るんだよね。って
俺に話してくれたことがあった。
「可愛いねー、どっか遊びに行こうよ?」
俺とは比較にならないほどの好青年。
完全に俺、その男に負けてると思うんだけど。
取り敢えず、ヒナタの肩に手を置き、
俺は言ってやった。
「あー、おにーさん、俺の彼女に気安く声かけないでくださいね」って。
ヒナタがこのあと。
顔真っ赤にして。
俺のこと、滅茶苦茶抱きしめてきて。
キスもしてきた。
その、好青年風の男は、
「んだよ。人前でやんなよバカ」っていう捨て台詞を残していなくなった。
それからヒナタは言ったんだ。
「キスとハグを今、一気に済ませたから、
次はその先の...てか、今夜は裸の付き合いね!!」
「私、脱いだら凄いのよ??かなり、プロポーションいいんだからね??」
そのことばに。
今度は俺が。
顔真っ赤になったんだな。
★★★★★。にしてもらえると滅茶苦茶嬉しいっす。あ、でも、最後まで読んでくれてあざっした。




