表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/67

第30話:ついに対面!?デビルカウンター

魔王・ジャックとの話の後、誠たちは偵察兵からの報告で、デビルカウンターがいると思われる場所に向かっている。誠・香奈・雅人・麻耶・ノアと第一部隊だ。香奈と麻耶は、ムリに付いてきた。


「あそこです、アデル様」


どうやら目的地についたようだった。ここは魔法使い軍の基地、目的はデビルカウンターの確認と可能ならば排除、いないなら基地の占拠だ。


「よし・・・まぁ、もうばれてると思うが、行くか」


「はい」


「香奈と麻耶は後方で待機だ、絶対動くなよ」


「・・・・わかった」「はい・・・」


香奈と麻耶はおとなしくしたがった。二人は、非戦闘員だ。前線に出すことは、決してだめなのだ。二人は、自分たちが役に立てないことを知っているから、動けない。


「行くぞ!」


「「「「おおおぉぉぉぉ!」」」」


誠が先陣をきって飛び出す。それに他の兵たちも続く。と、ここで敵の方から魔法の矢のお出迎えが来た。誠は、そんなのおかまいなしに突っ込んでいった。今回は、最初からサイゼットは出している、まず一番近い奴を一閃。真っ二つに。


「遅いんだよ、てめぇらはよぉ!」


「うわぁぁぁぁ!」「助けてくれぇ!」


次々と敵を葬っていく。


「アデル様に続けぇ!」


ノアの号令と共に、後方から援護射撃。前衛は、小型の盾を構え前進していく。始めは快調だった。しかし、誠は、


「デビルカウンターとかいうやつらは、どこだ?」


そう、報告のあった彼らが出てこないのだ。しかし、その問いの返事は意外なところから来た。


「俺たちをさがしてんのか?」


「!?」


声の元は、真上。誠は、空を見上げた。そこには、三つの人影。今の言葉はどうやら真ん中のやつが言ったようだ。姿を見つけた瞬間、誠の口ものに笑みが広がった。


「お前らがデビルカウンター・・・・か?」


「まぁ、他にもいるがここにいるのは、俺たち三人だ」


「ちっ・・・こいつらだけか・・・」


誠が思ったことはこれだけ。上の三人のことは無視だ。そのことに、怒ったのかこちらから見て、右側のやつが言った。


「おいおい、無視かよ。あぁ!?」


そこで、真ん中のやつが自己紹介を始めた。正直、どうでもいい。


「まぁ、自己紹介でもしとくか。俺の名は、アルファ。俺たちパナインクのリーダーだ」


右側の奴が「俺はベータだ!」左側のやつが「ガンマです」こういう名らしい。もう一度言うが、誠にとってどうでもいい。


「はぁ・・・・それで?」


「君の首をもらう」


アルファはそう宣言した。された誠の反応は、皆の期待を裏切った。


「首をもらう?・・・・・くっはは!ははははは!」


突然、高笑いを始めたのだ。怪訝に思ったアルファは、当然のことを口にした。


「狂ったか?・・・・」


「面白・・・いいぜ、相手をしてやるよ。そうだな、力を抑えてやろう」


「アルファ、こいつやっちゃっていいかぁ!?」


ベータが怒った。アルファとガンマもピクッと来たが口には出さなかった。

そして、誠が宣言した。


「さぁ、はじめようか・・・」

よかったら、感想をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ