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道具屋アザーデイ②

「・・・・このへんかな・・」

そういっって上級のような盗賊衣装をだしてくれた。

明らかに普通のものではない。絶対高いものだ。

てか何でこの間ケアに口説いたときにうっかり服の端ひっかけて破けたこと知ってんだ?


「・・・これ何でできてんすか?」



「ん・・・魔法・・・結晶・・・と・・・粉まぜたの」



おいおい魔法結晶って・・・そんなのS級でも上位のやつらしか絶対もってないぞ・・・それにこの純度あかんだろ・・・なんの粉を混ぜたのかは聞き取れなかったが・・もう一度聞く気にならん・・絶対人外の装備だ・・少なくとも適当に見繕ったものではない。


「・・・値段が10フロッグとなっている・・・」

確かにこの純度でこの品物は安いだろ・・・俺が貴族なら即買いだ・・うーーむ。どうしたものか?



てかこの魔法結晶で10フロッグ?

さっきの短剣2400フロッグじゃなかったか?

何で創られてんの?あの短剣?・・・アダマントとかオリハルコンか?

「・・あなたのチャラ男でなければ・・・オリハルコンくらいにはすかれた・・・まあ私はチャライのも人それぞれで好きだけど・・普通タイプのオリハル君は堅物だから・・・・」



はい!オリハルコン以上の何かでできてたんすね。あの短剣!!!上位の何かよくわからん素材。

それに何か商品を友達みたく話してるし。普通タイプっって何?他にも何かあるの?

おいおいあの店主が強い「ユドベの短剣」って・・・なんなんだよ・・・素材何?・・・怖くて聞けねーーーよ・・・これから俺買うんだけど・・・そういや店頭に5000000000フロッグ以上のなんかよくわからんのも売ってたな・・なんだ・・・あれ?・・・帰りにもう一回みとこ・・・絶対一生かけても見れれないものだし・・・




「ちょーーーとお金がたりないかなーーハハ・・」


「んーーーじゃ・・こっち?・・」

そういってなんかいっぱい詰まったSALL樽から防具を取り上げる

本当にSALL品なのか?やたらと良い盗賊の衣装がでてくる。


「聞いていいすか・・・これ素材何?」


「・・・ミスリル・・・失敗版・・・」


「値段は・・・?」


「・・・・1000ポイン・・・」


「・・・・・・」


「えっ?」


「・・・・・・・1000ポイン・・」


「・・・・・」


「・・・・・」



「買います。買います。買います。買わせてください即決でお願いします!!是非お願いします!!」

これが1000ポイン?

いや精度良すぎだろ。これ普通の服だけどミスリルってまじ?ミスリルって加工難しいから服にするには至難の業で聞いたんだけど。

十分フロッグレベルでうってる品物だ。この純度のミスリルは見たことない。まじで?




「んっ・・・わかった・・」

そう言って短剣と防具を携えて再度入り口に戻ってきた。

そしてアッザセが会計コーナーに行きなにやら値段を算出している。


・・・あーーー結局あの短剣もってきちゃったけど。どうしたもんかね・・・

値段みてからでも遅くないか・・・もしかしたらギリいけるかもだし。

でもあの短剣を手放すことは考えられない。古くからの友達に会った感じがあの短剣にはあった。なんとしてでも欲しい。


チーーンっ

会計が済んだみたいだ


「・・これ・・・」

そういってアッザセが指さす。


おそるおそるアッザセから紙を受け取る

見た瞬間目玉がとびでた。


「計17038900000000000000000000フロッグ」とでていた

もはや1000ポインは申し訳程度だ。てか、はしきられてるだろこれ。


「・・・・・・」

しばらく現実に戻ってくるのに時間がかかった。

「あのーーーーすみませんーーー少し。いやとても一生かけても払えなさそうなのですが・・・」



「・・・んーーー・・・!?」

アッザセがこっちを見る

どうすれば・・・確かに店長さんに色々してもらったしなぁーー今更お金がないとも・・・



「・・・・・」


「・・・・・」


「・・・・・」


「・・・謎のお兄さん普通タイプ・・・・?」半信半疑でタントがあの言葉をとなえる


少女の目が大きく見開かれる。

「・・・えっ。そうなの始めに行ってくれればよかったのに」

急に笑顔になり。まくしたてる



チーーンといって新しい請求書がでてくる


「100ハイビ」まで値段が下がる

えっこんなに値下げていいのか?フロッグじゃなくなってるし。何割引だこれ。

「お兄さんのどこがが好き?」

いきなりアッザセが聞いてきた。


「好きですか?ーーーそうですねーーー助けられたので全てがかっこよかったですけどね・・俺もあんな風にに強くなりたいです」


「・・・ん。。だよね?」


チーーーーン

50ハイビまで値段が下がった。


「ええ本当に」


「そういえば・・・この間一緒に有名な御ダッチョウ邸にいったんだけど。オミーさんが払うって言ってくれてね。結局割り勘になったんだけど。あの時の横顔もかっこよくて!!」


もはやアッザセの言葉・・・お兄さんがオミーさんになってるし・・・ダッチョウ邸ってどこ?いや俺しらねえし・・・世間じゃ有名なのか?


チーーーーンっ

8ハイビまでに値段が下がった


「そういえばお支払いはVIZA?」

最後質問関係ないし。いや普通といえば普通なんだが・・・「現金払いでお願いします。」



「これも食べて」

せんべいが大量にでてくる。

その間にアッザセが梱包を始める。

そうやら8ハイビまで値下げしてくれることで決まったらしい。


バリバリっ


バリバリ


「このせんべいやけにうめーな・・・バリとまらん。」


「・・・それ・・・私もお気に入り・・・効果は特にない・・・・・・これおまけ・・・」

そういってせんべいを大量にくれた。





・・・・・・


梱包も終わりお支払いも完了するとアッザセが玄関付近まで案内してくれた。

アッザセが玄関前で止まると静かに切り出す。



「大事にしないとだめだから・・・防具もそうだけど・・・特に短剣は・・・・あなたと一緒で気まぐれ・・でも根は真っ直ぐでそこがあの子のいいとこなんだけど・・・・ほって置くとすぐにさびる・・・それに・・あの子怒らすと怖いよ?・・・」


いつの間にか至近距離まで近づいたアッザセの顔が本気で怖い。

「いや。絶対大切にしますんで。もうそれこそ本当に・・」


納得したのかアッザセが離れニコっと笑う

「うん・・・よかった。・・・でも大事にしまっておくのはやめてね?・・使って。・・戦いの時は刃こぼれとか武器のことは気にせずね・・・あなたの体が一番だし・・・その方があの子も喜ぶ・・・結構あの子好戦的だし・・」


「わかりました。うんと使わせて頂きますんで・・・はい。そしてちゃんとメンテもしますんで。値下げしてくれて本当にありがとうございます。・・・いいものを本当にありがちょうございます。」

最後はちょっとかんだ。



「・・・じゃっまた・・・」

にっこりアッザセが笑うと


いつまにかそこはタントの家のある王都だった。

振向くがさっきの道具屋はない。

ああーーー最後にあの「エンドオブ光堕」見るの忘れてたなーー

そう思いながら帰路につく




ーーーーーーーーーーー

それから数日後


「タントそれ何創ってんの?」ケアが尋ねる。

「あーーーーこれか。短剣や防具を奉る神棚だ!」

「いや。何か最近随分熱心に稽古してるよね。使い終わったたら高級な道具でメンテしてるし。

前々から稽古やメンテはしてたけど・・・たまにだったろ?なんで高級な道具にかえたんだ?それに前は武器とかその辺においてたことなかったか?・・・・どうしたんだ急に?」


「いいか。武器は生きてるんだ。使ったらメンテをする・・これ絶対だからな!!」

タントの顔が怖い

「おうっそうか・・・」


「それにこいつは凄いぜ、今まであったどんな武器より。まだ使いこなせてないけどな?やっぱり道具はアザーデイだな・・・・でっだ。ところでケアちゃん今日暇ー!俺バリバリ暇なんだけどさーーーこれからデートしない?」

「まったくおまえは・・・」

くっつこうとするタントを手で押さえる。


「それより私もそこにいってみたいな・・・おすすめなんだろう。場所教えてくれない?」


「あーーあれっきりカードが普通になっちゃったからな・・・どこにあるのか・・ほらこれ」

そういってカードを渡す。



「へーーーーなんだここから近いじゃないか。」

「えっ?ケアちゃん見えるの?それ?。「ケアが何いってんだ?という顔をしている」あーーーおれには見えないからな・・・たぶんおれは行けん!・・・だからといっっっってーーーー!途中まで一緒にケアちゃんとデートする機会はのがしませーーーーん。ーーーーうぇーい。」


そのままケアに「くっつくな」と煙たがれながらも道具屋がある場所まで一緒に行く。

近くまで来て会計の際に「合い言葉忘れるなよ!?」というと「わかったわかった。じゃっ行ってくる」といってケアが見えなくなった。


「ケアの分の神棚も創っておいた方が良さそうだな・・・」

そう言ってタントは王都の街を歩いて帰路につくのだった。






★タンラ=アッザ=セコン=コナ

at the second corner


turn left at the next corner

次の角を右に曲がってください


★鍛錬」の茶葉 turn left 左に曲がる

★ユドベの短剣 you'd better ~した方が良い

例 you'd better take a taxi タクシーに乗った方が良い

タント・・・もう少し鍛えて・・・BYアッザセ


★エンドオブ光堕 end of the Corridor 

the end of the Corridor 廊下の突き当たりです。


★秘善暁のジュース here there  ここで そこで 

バスとかに乗った時によく使う、ここでおろしてください


★左に曲がると丸い惑星が3つ描かれた通路

信号の意味 このチャプターが案内系統のため 


★一緒に手を乗せながら「名器!・・・」

一緒にでlet's  名器は make it


let's make it  eight 会議とかで、じゃ明日8時にしましょう。的な


「あなたの時間に会った」~ときにしましょう


この瞬間最高の武器選びますよ



★道具屋アザーデイother day この前 先日

the other day


*今回は遠慮するは的なニュアンスでも使う。別の日に

又の機会


★御ダッチョウ邸 go dutch

割り勘

店とかで割り勘でいいっすか?


★ オミーさん  on me の略

it's on me 私が支払います


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