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エピローグ

「うわあ、秋葉原がこんなになっちゃてるとは」


「というより、ここって未来都市だよね。東京と田舎ってレベルの違いじゃないよね」


というわけで、俺達は祭まつりちゃんを引き渡しに来た美月さんに同行させてもらって平行世界の日本に来てる。この世界は俺たちのいた日本より4世紀くらい時代が進んでおり、おまけに大変動があった際に魔法や異世界文明が一般に広まってしまい。日本らしさは店の看板の文字に残るくらい。江戸時代の人が令和の世界に来たらこんな感じ。というとわかってもらえるだろうか。


「開国直後の江戸庶民が米国留学したみたいな場違い感。というか、お上りさん」


「普通に生活しようとしても一般人の常識や教養を身につけるまでは厳しそう」


「日本に戻れると期待してたけど。なんか違う。もはや別の国」




「というわけで。元の世界に生活基盤を残したまま、こちらの世界の通信教育を受けて。それから再度、身の振り方を決めたいと思います」


と、美月さんや祭ちゃんの保護者のお二人に説明。実は燃えた地球はこの未来型地球の植民地に登録されており、その植民地総督が祭ちゃんお父さんだったそうです。お父さんが全権利を移譲したので、現在、書類上は祭ちゃんが代理総督。


でも、流石に4歳時に総督は無理なので、美月さんが代理人の権利を行使して。俺が二代目総督代理(仮)を襲名。正式な総督になるには試験があるということなので、ものすごい量の通信教育のカリキュラムが入った汎用情報処理端末が渡されました。AIのサポートがあるそうだけど、これ、全部クリアできるのだろうか。


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というわけで元の世界に帰ってきました。船はドックに入れて整備中。副長のエルメビラにはそのうち異世界のことも説明しないといけないだろうけど、彼女なら受け入れてくれそうな気がする。


問題はあのハゲ。これから祭ちゃんの受け取る遺産の問題も残ってるので弁護士と相談が必要だけど。アチャラ星が地球の保証人になってることが状況を複雑化。未来型地球の殖民地であると同時にアチャラ星が宗主国。二重の権利構造をどうしたものか。


ま、これは試験に受かって正式な総督になってから考えればよいか。と、問題をすべて棚上げして。通信教育の山を見る。地球が燃えて悲しいと感じる暇もなく。通信教育や事務手続きに追われ続け、目が回る記憶ばかりが思い出される今日このごろです。

銀河ヒッチハイクガイドを目指したら筆が進まず。前作をからめたら筆が進んだかわりに別方向に。当初の予定とまったく違ってしまったけど。一応完結です。

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