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問題を解決すると新たな問題が発生する

問題が発生して解決したら、さらに別の問題が発生した。←いまここ。


地上調査用機材を運ぶためのコンテナと探査用機材を受け取りに来たのだが、これに問題があった。といっても俺に不具合がわかるはずもない。見つけたのはエルメビラ。船体後部に取り付けるトレーラータイプは全長が長くなり、宇宙空間だとギリギリ問題ないが、惑星軌道からの離脱時に潮汐作用で折れる危険があるのだそうな。重機屋はこれに気づいていたが、俺たちを素人とあなどって不良在庫を押し付ける気だったらしい。


エルメビラの抗議で格上の代替品を追加料金無しでもらえることになったのだが、ここで新たな問題が発生。船体後方にかぶせるタイプで本体より大きいため、全体のサイズがギリギリ中型に届いてしまい。三級免許の船長資格では操縦できないのだそうな。


「ということなので提案です」と、エルメビラ。


「航行時緊急特例法によって貴方に2級仮免許を発行。試験を1級に格上げ。このまま現地まで私が監督同行する。ということでいかがでしょう。もちろん契約は修正する必要がありますが」


なんでも航行時に船長などが死んだり負傷や病気で使えなくなったときに、代わりの人間に仮免を与えて船を港に帰すための特例措置なんだそうな。彼女自身も見習いで乗ってた駆逐艦が事故に会い、艦長以下有資格者が全滅したため、特例で仮免の船長になり、残りの航海中に受けた通信資格試験で正規の免許に格上げさせたんだそうな。どうりで若いわりに高資格だと思った。


是非もないので、提案を受け入れ、契約を更新。全長2倍、容積で3倍になった船を駆って地球に向かうことになった。追加の通信教育に加えてエルメビラを家庭教師にした1級免許の勉強も増えたので、美少女とのふれあいがちょっと増えた今日このごろです。


ちなみにコンテナ購入時のアドバイスや家庭教師代は「コンサルタント代」として上乗せされてます。このあたり、日本人と違ってビジネスライク。(^_^;)

反動推進ではなく力場航法なので船の後ろが塞がれる構造でも問題なし。


昔の藤子不二雄マンガ(海の王子)でトレーラーロケットというのが出てきたんだけど。本体(水空両用の見た目はほぼ戦闘機)の後ろに巨大な船体をくっつけて、ロケットの噴射はどうするんだろう。と、幼心に疑問に思ったものです。(^_^;)

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