表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/29

旅に出る前にお料理を

皆を乗せて航海。と、思っていたのだが。予行演習のひとつとして船内メニューを試したところ、ダメ出しを食らった。お土産のお菓子の微妙な味も拍車をかけたらしい。


なんでも、船を引き取りに行ってる間。残りのメンバーで地球の料理が再現できないか試していたらしい。自動調理器用レシピ集を取り寄せたり。調理システムの味覚パラメーターをいじったり。脳波読み取りで記憶にある料理を再現。とかしていたらしい。


「とりあえず、カレーっぽいものは出来た」


ということで味見。レトルトカレーというか街の安い定食屋のカレーというか。とりあえずカレーと名のれる味になっていた。スパイシーな料理のほうがごまかしが効くので再現しやすいようだ。和食の微妙な味加減とかは難しく。刺し身とか寿司は厳しいらしい。


「お寿司は、お稲荷さんっぽいものが限界」


だそうだ。食べてみたが、甘さ強めのお稲荷さんだった。こちらも、甘みを強めにすることでごまかしているらしい。


「あとは、ハンバーグ」


安い冷凍のハンバーグの味。スーパーで80円くらいで安売りしてた味に近い。ファミレスのハンバーグには届かない。街にいた頃、近所のファミレスのチーズ入りハンバーグが好きだったことを思い出す。あの味は、なんとか再現したい。


お茶も出がらしの安い番茶、砂糖を入れた紅茶、ミルク多めの甘いコーヒー、程度は再現できていた。味噌汁は試行錯誤中なんだそうな。


とりあえず、これらのデーターを船に覚えさせる。


「船長。そういうことなら、料理や食材で有名な星を回るのはどうでしょうか?」


と、雀鷹ツミから提案された。


いい案かもしれないが、まずは船を手に入れた当初の目的が先。地球の現状の確認と、地球に残ってるかもしれない遺産を回収する。


「ということで、とりあえず地球に行こうと思う。一緒に行きたい人は?」


悩んだようだが。一晩考えて女の子達は全員が行くことになった。問題は、顧問というかお世話係でいるアチャラ星系のアクラ。


「同行しましょう」


と言われた。この頃になると腹を割って話すことも増えてきたので。実は仕事が無いのを心配した親族からの推薦で顧問に就任。ここに残っていてもやることがないし、仕事をしてないと判断されると首になる。ということらしい。宇宙人の生活も世知辛い。


まあ、お目付け役の宇宙人が同行するのはスタートレックシリーズだと定番だし。いいか。


ということで。関係各位に連絡して。1週間後に出発となった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ