4.普通の人間がいない世界
女の子
「・・んにゅ」
ドン!
?「ほら!起きやがれ!」
女の子
「ほわぁ!?あっ!?」ゴドッ!
私は驚いてベットから落ちた。
女の子
「いったぁー。もうびっくりしたじゃない!」
私は驚かせたおじさんに文句を言った。
おじさん
「起こしてやってんだから文句言うな」
女の子
「起こすならもっと優しく起こしてよ!例えば、お嬢様♪朝ですよ♪って軽く揺するとか」
おじさん
「優しく起こしても起きねぇだろ!てか、それ俺がやったら気持ち悪いだろ、それに乙女かよ」
うわっ、吐くかも・・・って、私は乙女よ!
おじさん
「あっ、てめぇのせいでもう行く時間じゃねぇか。さっさと立ち上がって顔洗って歯を磨いて朝食食えよ」
女の子
「お母さんか!・・・・朝食何?」
おじさん
「そこはお父さんにしとけ。朝食はドラゴンステーキだ」
朝には重い食べ物!
女の子
「行ってらっしゃい」
おじさん
「おう」
おじさんは私の部屋から出ていた。
女の子
「・・・・顔を洗いに行くか」
私は立ち上がり、顔を洗う前に着替える。
・・・私の名前はイヴ。
イヴ
「ふっ、今日も相変わらずの自慢の尻尾♪」
私のお尻には髪と同じ白い猫の尻尾、そして頭にはこっちも同じ白い猫耳・・・私が種族猫人である証拠。
おじさんの何の種族はわからない。
とある理由でおじさんと二人暮らし・・・おじさんとは血が全く繋がりはない。
私は全くおじさんのことを知らない。
種族だけじゃなくて名前も職業も知らない・・・・持って帰ってくる食べ物がめったに売られない高級・・・というより危険な魔物の肉とかだから冒険者だと思うけど。
まあ、知らないと言ったけど、私が聞かないから教えてくれないのだろうけど。
イヴ
「よし♪着替え完了♪顔を洗いに行こう♪」
私は顔を洗いに外に向かった。
何かまたシリアスに!?
あっ、おじさんがアンドロイドと思った方違いますよ。