3.アンドロイド機能停止・・・・・そして起動
シリアスキラーイだからキツいよ
「・・・・任務完了・・・いや、任務は破棄されていたか」
アンドロイドは壊した最後のパソコンを見ながら言った。
「・・・人類も滅び、排除する戦闘ロボットも自立型AIもいない・・・・いや、まだあったな」
アンドロイドにはまだ排除しないといけないものがあった。
「最後の戦闘ロボットで自立型AIが」
それはアンドロイド自身だった。
任務はアンドロイド自身も排除するとは含まれていなかったが、アンドロイドに命令して止められる人類はもういない。
「破壊・・・したいが」
アンドロイドは機械として心を持つ物として悩んだ。
それは自分を破壊する恐怖ではなく、自分を破壊した結果の後のことであった。
アンドロイドに搭載されたエネルギー源は小さくても今もエネルギー源として主流で強い戦闘ロボットにも使われていた核とは比べられないほどのエネルギーが詰まったインフィニティコア(仮)。
まだ名前も決まっていない未知のエネルギー源で今までは何も起きずに制御出来ていたが、自分を破壊して制御が離れた場合にどうなるかわからない。
爆発して地球が汚染されるかも知れない、それ以前に地球が完全に消滅するかも知れない。
戦闘ロボット達は人類を抹消しかしていなかったので地球にはまだ沢山の生物達が生き残っていた。
「破壊はだめだ・・・目覚めなければいいか」
アンドロイドはほとんどを機能停止した休眠モードをすることに決めた。
チャキ
「・・・・」
アンドロイドは刀を鞘に戻し、目を瞑る。
「・・・休眠モードに移行」
アンドロイドは眠る・・・・初めての休息で最後の休息を・・・・・・
8753年。
ゴン!
[攻撃確認。休眠モード解除。起動します]
最後の休息にはならなかった。
今さらだけど[]は文字てことで。
AIの会話は声じゃなくてパソコンに表示されていました。
ここの最後「」はアンドロイドの頭の中の補助機能の文章です。
後、年はアンドロイドがカウントましてる年です。
あっ、次から第3視点はやめます。