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老師転生「ワシは来世に期待する」  作者: 仔田村
1章幼年期
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間話 フェニックス家と魔神

なんか書いていたら間話になっていました。フェニックス家のことが書いてあります。500回覧まで行きました!涙がwアドバイスともに募集中です!よろしくお願いします!<(_ _)>

~3歳の春修行開始~



本格的な修行が開始された。まずは、魔法からの練習である。

魔法は4大属性魔法と呼ばれ、火、土、風、水がある。

例外的に治療魔法があるが、これは極少数の人間が治療魔法覚え、皆例外なく、他の魔法は使えないようだ。


治療魔術師がいなくても、多少の傷は薬草などで直すことも出来るが、重傷となる傷や病気などは治すことはできない。

当然ながら、中央王国では重宝されるわけだ。


治療魔術師は基本人口の多い中央王国に在籍し、俺の村など近隣の村へ行くときはへは馬を出していくのだ。

距離は遠くないから普段はそれでも良かったのだが、俺の時は運が悪かったようだ。


そしてこの世界では剣術、魔法ともにある程度のランク付けがあるようだ。

D~Aまでありそこに極めると+が付く制度のようだ。


D、この世界の初歩中の初歩。

ほとんどすべての人たちが修得できるレベルだ。アメリーの出した火の雛など、主に生活に使うレベルの技だ。


C、実用レベル

主に魔法使い、剣士のヒヨッコから慣れていくまでのレベルだ。

初級から中級の魔物などと戦える。


B、上級者レベル

熟練した魔法使い、剣士のレベルだ。

ここまでくれば、この世界では十分通用するだろう。

上級の魔物をパーティー単位で倒すことが出来る。


A,王宮騎士親衛隊レベル

魔導士、騎士と呼ばれる。魔法を使えば天候を変え、剣を振れば岩が粉々になるほどのエリートのレベル。上級の魔物を単体で撃破でき、魔王の親衛隊とも戦えるほどの強さだ。



実際にはこれの上を行くSなるものが存在する。

しかしこれは、魔王を倒したものなどだけである。


Sランクとなると昔、魔神と引き分けた英雄ゴットハルト・フェニックス、フェニックス家の中でも強い力を持ち魔王を倒したことのある者くらいだ。


フェニックス家のことは「魔神と英雄ゴットハルトの物語」をマルクスに読み聞かされたときに、教えてもらった。

約500年前ゴットハルトはフェニックスの血族の中でも特に強く、幼少にフェ ニックスの血を覚醒させ、とてつもない力で魔神を滅ぼそうとしたが相打ちで死亡したという。


魔神は瀕死の状態で命辛々次元の狭間に逃げ出したらしい。

だが、ゴットハルトも只では死なず、次元の狭間への因子を大陸の四隅と中央に残した。

次代の覚醒したフェニックスの子孫が次元の狭間へ行き、魔神を滅ぼして欲しいと残したのだそうだ。


だが、魔神側も手を打たなかったわけではない。

自分の魂を削り、次元の狭間への因子のある場所に守護魔王を配置した。

自身の復活の時間稼ぎのためだ。


こうして次代の覚醒したフェニックス族は魔王と戦い、時には負け、時には勝ちを繰り返した。

フェニックス族はすべての魔王を倒せず、魔神は魔王の復活に力を使いと、いたちごっこを続けてきた。


俺はマルクスに、多くのフェニックス族を覚醒させ、一斉に叩くことはしなかったのか、と聞いてみた。マルクスは


「それは出来ない」


と答えた。どうやらフェニックスの血を覚醒させられるのは、一代に一人限りだという。その一人が死ぬと自動的に他の候補者が選抜され、覚醒条件を満たすと覚醒するらしい。


しかし、数十年前ついに魔神が復活してしまった。

魔神は、人間界へは来ず、守護魔王を使いじわじわと人間の都市を侵略していった。

今はもう中央王国とその周辺の町や村を残すのみである。


まさかここまで人間が追いつめられているとは知らなかった。

俺も早く強くなり、村や家族を守れるようにならなくてはならない。



話が逸れたが早速魔法の練習に入った。

はい!ここらへんで説明を入れないと話が意味不明になると思い設定を放出してしまいました。まだまだ、ひよっこですね(/_;)

ちなみに大陸はフェニックス大陸と呼ばれ北が鳥の頭、西が左翼、東が右翼、南が尻尾、中央王国と主人公の村は、ちょうど背中の辺りに位置しています。

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