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ゼカの物語  作者: りん3
8/8

対立①

「旅をするって、どこに旅をしに行くんだよ」

ようやく、ムシュルが口を開いた。低く、湿った声だった。


確かに、父さんは場所を示したことはない。

「それは、わからない……」


「だったら、なんのために行くんだ?」

間髪入れずに、ムシュルの問いが突き刺さる。

「ねぇ、自己満足じゃないのか? ムシュルたちの父さんが英雄だったからって。……お前が一番、父さんと長くいたからって、その影響を受けすぎなんじゃないのか?ムシュルは英雄だと思ってないから。」


――胸をえぐられるような言葉だった。

自分の父親なのに英雄を否定するのか


対立は割と分割して描きます

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