表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゼカの物語  作者: りん3
1/8

プロローグ

かつての英雄は花がない棺で燃やされた。

かつての英雄に花を添える者は誰もいなかった。

かつての英雄は毒で命をたった。他人の手で。

かつての英雄は五人の子供がいた。


いまのろくでなしは五人の子供にペンダントを託した。

それぞれの母親と自分の血を混ぜて。

いまのろくでなしは子供たちに遺言を残した


「ーーーしなさい」  と






「これで兄弟全員か?」

大柄だが、髪が長い人が言う。


「まだだよ。カーシャ。自然はそろそろって言ってるけど。」


杖を持った男がそう言う


「ウッドのその勘は当たるのかな?」

揶揄うように凛々しく、上品な女が寄り添って応える


「流石に道には迷ってないんじゃない?ミカナ姉ちゃん。」


小柄な子が応える



杖を持った男が言う


「あ!ほら、そろそろ来るよ!」


まるで、自分たちの父がしんだ死んだのが嘘かのようにこの場は明るかった。


彼らの首元には混色のペンダントがあった。


しかし、後から来た青年には単色だった。



これは、  なものがたり。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ