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第1章3話

「モモ様を"主"と言ってたな。モモ様とは何者か知らないがな」

「モモ様......?魔王のことか!」

「魔王は数百年前に異世界から来た勇者が倒したんじゃねぇの?まさか魔王が復活するっていう噂は.....」

「あぁ恐らく事実だろうな。すまないまたどこかで会ったら話そう」

「待て!宿屋の嬢ちゃんのことだろう?それならこっちだ」

「知り合いなのか?」

「まっそれに近いかな」

「ミリーネ!」

「あ.....すいません。あの......お父さんのこと思い出しちゃって....」

「..........ミリーネ俺は包み隠さず言うよ。俺は元協会の人間だ」

「「!!」」

「.......どうして....お父さんを」

「しかしだなこの世界には2つの教団があることは知っているな?」

ミリーネは頷く。

「その2つの協会はとても仲が悪かった。」

「仲が悪かったの?とても仲がいいように見てたのに...」

「少し昔話をしようか....昔昔ある小さな村に住んでいた仲良しな兄妹が居ましたとさ。その兄妹の両親は妹が産まれてすぐに亡くなったそうな。兄は1人でその妹を育て上げました。」

「そのお兄さん凄いですね....」

「あぁ.....そうだなそんな平和で仲良く暮らしてた兄妹にある日悲劇が来るんだ。」

「まさか....」

「そのまさかだ。」

「妹は協会のもの達によって連れていかれてしまうんだ。しかし兄も黙っちゃいられない。」

「そのお兄さんはどんな行動に出たんですか?」

「それはだな......いやそこまでしかしらないんだ」

「そうなんですか.......」

「.......ふーん?」

「ミレーネそろそろ帰ろう。女将さんも心配しているところだろう。」

「あっお母さんに謝らなきゃ。おじちゃん、シモンありがとうね!」


「........なぁさっき話してた昔話って最後まで知ってるんだろう?なぜミレーネに話さなかったんだよ。最後まで。」

「やはり気付かれていたのだな。そのうちわかるよ....そのうちね....」

「そのうち....ね.....」


「すまないねぇ!うちのバカ娘が!」

「ご、ごめんなさいお母さん。」

「いえいえ色んな話が出来たので良かったですよ。シオンさんともお話出来ましたし。」

「あら。そう言って貰えるなら幸いだわ。」


〜数日後〜

「...明日で1週間が経つな....ギルドに行くか....」

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