西音寺尊(さいおんじたける)とみことの物語 ~謎の青年との再会~
取り急ぎ、『西音寺尊』と『みこと』の物語の追加作を投稿いたします。
探偵事務所を営む『西音寺 尊』の事務所の前の道をみことが歩いていると、二階部分に相当する西音寺の事務所に、窓から何者かが侵入するのを目撃した。
あわててみことは、西音寺の事務所に、駆け込んだ
みこと「尊!誰か入って行った!」
慌てて扉を開けると、白い帽子に、白いマント、ズボンまで白い青年が立っていた。
机にはいつも通り、西音寺尊が座っている。
謎の青年「こんばんわ。お嬢さん。」
みこと「…無罪。」
尊「また会えるとは思わなかった…。」
みこと「何言ってんのよ。」
尊「お前にじゃねえよ。」
みことは、謎の青年に言っているのだという事が分かった。
尊「で?何かご用ですか?」
謎の青年「またまた。分かりきったことを。」
尊「まぁ、2~3、調べさせてもらいましたよ。」
謎の青年「それで?」
尊「俺達と、やり方が似ている。」
謎の青年「大変似ていると思います。」
尊「…まぁ、ともかく。それで?」
謎の青年「分かりきったことを何度も言わないでくださいよ。」
尊「2~3、調べさせてもらった。何となくは分かっている。」
謎の青年「『どうにかしてほしい』。」
尊「『カマドウマ』」
謎の青年「何ですかそれは?」
尊「『経由されたポイント』。」
謎の青年「『経由されたポイント』ですか。」
尊「そうだ。それだけではないが、そこも経由されているらしい。」
謎の青年「ということは、あらかた見当がついているのでしょうか。」
尊「2~3、思い当たる節はある。」
謎の青年「やはり、結構大した人ですね。」
尊「どうも」
謎の青年「『天眼石』、どうですか?」
尊「大変役に立っている。感謝するよ。まぁ、今は天使の羽でもつけてるんだが…。また外して保管することにするよ。」
謎の青年「で、いつくらいまでに何とかなりますでしょうか?」
尊「…可及的速やかに対応するところは対応する。」
謎の青年「そうして欲しい。」
尊は笑った。
尊「二の足を踏まないように気をつけようぜ、な?みこと。」
みことは苦笑いを浮かべた。
謎の青年「まぁ、言いたいことは、分からんではないよ?青年?」
尊「…若さ褒めれば良いって問題じゃねえよ。」
謎の青年「………まぁ、そういう事ですよ。」
尊「相分かった。できる限りの協力はしよう。」
謎の青年「そうして欲しい。」
尊「じゃ、出入り口から堂々と、どうぞ。」
謎の青年「感謝する。」
そう言って、謎の青年は、みことの横を通り過ぎ、みことが開けっぱなしにしていた出入口から出ていった。
みことが扉の戸を閉めた。
みことは何も言わず、お茶をついで、客席に座って飲み始めた。
本作は、適度に二次創作を含んでおります。ご了承願います。
さやそばらすか。