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むし子  作者: はやし りょう
9/12

ハエ研福岡旅の巻

松井はマイコと同学年である。ハエ研に配属になる前は学科の飲み会で少し話す程度の中であった。男仲間とわいわい騒ぐのが好きな松井と、仲の良い女友達は一人二人いるが彼女らが不在のときには昼食を共にする相手がいないと孤独を感じながら過ごすマイコ、そんな二人に共通する事柄は「酒好き」という点である。マイコの場合、純粋に酒が好きというのではなく酒の場が好きなのである。松井はマイコよりは酒の銘柄に詳しいだろうが、飲み会の度に楽しそうに酔っぱらう姿を容易に目撃することができるため、やはり銘柄よりも酔う方が好きなのだと推察される。


冬に開催される学会は福岡である。学会参加者は、日々の実験に加え研究発表の資料作り、さらには福岡への往復の旅券購入や宿の手配もしなければならないため、参加すると決まった時から急にバタバタと忙しい雰囲気になる。しかしハエ研では何故か「福岡旅行」がメインテーマとなり、どことなく浮わついた雰囲気が漂っていた。

旅好きのマイコは研究そこそこにどの宿に泊まろうか、福岡へ到着したらどこを巡ろうか、など旅行気分である。ウキウキした気持ちのお陰でペタペタという助教授の不快な足音にも気づかなかった。


そやなぁ 学会初日の夜のお疲れ様会の幹事は花咲さんにやってもらおうかなぁ


自分の名前を耳にしてハッと我に返ると助教授がニヤニヤしながらマイコを見ていた。


え!私ですか!?


突然の任務に楽しい旅の計画がややランクダウンした。女子ひとりで、すぐ腹ペコになる男子どもを満足させる食事処を見つけなければならないという責任重大なミッションである。この者たちがどれだけのキャパシティをもっているかマイコには考えが及ばなかった。

量>質>雰囲気(オシャレ)で店の選定をするなんて普段のマイコとは真逆なのだから。

しかしながら宿や店の選定や予約など、旅のプランを考えるのは嫌いではなかったため、すぐさま任務についた。


お金の無い学生とお金の無い研究室の助教授による食事会は安さが大事である。マイコは一人当たり3~4千円の飲み放題コースで検索した。海鮮もいいが値が張るし、量が足りない。プライベートならここにするのになぁと未練を残しつつも画面をスクロールしてヒットする店を巡った。やはり大勢でたくさん食べられるとなるとこれかな、と行き着いたのが鴨鍋の飲み放題コースだった。マイコは鴨が大好きだった。蕎麦屋に入ると海老天そばと天秤にかけるが、毎度鴨南蛮そばが勝者となる程だ。マイコは無理矢理背負わされた荷をさっさと下ろしたかったので、早々にこの鴨鍋の店に決めた。


マイコ自身の宿も予約を終えた。マイコは極度の方向音痴なので分かりやすい駅周辺の宿にした。年に数回ある学会の「旅」がマイコの一人旅熱にじわじわと火をつけていた。ご飯を食べる場所も、宿に帰る時間も、なにもかもが自由なことは、長年実家暮らしのマイコをこの上ない解放感で満たすのである。一方、普段から一人暮らしをしているその他大勢の人たちにとっては学会であろうとなかろうと変わらず自由度全開なため、マイコの感じる喜びには気が付かないであろう。


学会が近づくとハエ研といえども発表の練習をするようになる。普通、ハエ研くらいの研究室の規模だとひとつのテーマをそれぞれが分担して実験を進めることが多いため各々の研究内容を互いに熟知しているものであるが、ハエ研の場合はそれぞれの研究テーマがまるで違うため、他のメンバーの研究内容を理解しきれていない箇所が多い。そのためにハエ研内で研究発表をしても、聞く側は目や耳に画像や音声を取り込んでいるだけで理解はしていない、もしくは興味がないから聞くけれど干渉はしない、ということが常で、なかなか実のあるディスカッションとならず、各々の研究が切磋琢磨されないという問題があった。浜口かなにいたってはドクターの伏見が発表している最中に壁に寄りかかって堂々と爆睡するという事態となり、これには伏見自身も軽くショックを受けていた。


学会間際の研究発表では、それまでスルーしていた事項に、「それなんかおかしいんじゃなぁい?えぇ?」と助教授が突然食い付くことしばしばで、当事者は昨日と今日で助教授の触角(アンテナ)の具合が異なるのだろうと難消化性の物質を飲み込むように解するのだった。


マイコは研究発表の最終チェックを夕方近くに予約していた。講義や会議などを終え、疲れが出始めた頃の助教授はややぼんやりしていて口数が少ない傾向にある。マイコが文面を読んでいる最中にメガネを持ち上げ目をこする仕草をしていたらこっちのものである。さほど手直しを要求されることなく終えられるのである。しかし普段からこれをやってしまうと、自分の研究発表にアラが出てしまうので、散々修正をした最後のチェックでのみ、この手を使うようにしている。

しかしながら、金曜の夕方となると話は別である。解き放たれる土日を前に助教授は元気を取り戻すのである。こういう時は、煎餅やクッキーなど茶菓子を持参してチェックにのぞむようにすると機嫌よく進めることができる。


今回不参加の井口冬子と伊藤、浜口かな以外のハエ研メンバーのチェックが終わり、それぞれがそれぞれのタイミングで福岡旅行へ出発した。

マイコは前日の昼頃に福岡着の飛行機に乗り、大宰府を訪れた。

なにやら有名な牛の像があり、触ると御利益があるというので触りにいったら、「あら牛だわ」の誰かの声筆頭にツアー中のおばちゃん集団がわらわらと寄ってきてマイコはあっという間に囲まれた。牛を触るおばちゃん集団と学生のマイコ。マイコもツアー客の仲間入りを果たした構図の写真を無断で撮られ、マイコを残し嵐のようにおばちゃん集団は次の標的へと旅立った。

おばちゃん集団に生気を吸い取られたように無気力になったマイコは大宰府を出て行くあてもなく見知らぬ土地を歩いた。とりあえず駅まで戻り、なんとなく駅の裏側の道をのぞいてみた。近くのコンビニで柚子のど飴を買い、冒険をしてみようか、安全に宿に帰ろうか考えていたが、コンビニの自動扉が開いた瞬間に「行こう」と思い立った。

マイコは飛行機を降りてからずっと耳の調子が悪かった。水の中にいるような聞こえで、落ち着かず試しにのど飴を舐めてみたが効果はなかった。


なんだかスッキリしないまま人気のない道を歩いた。見知らぬ土地でひとり迷子になるのが怖かったので、線路を視界の端に常にキープしながら何事もない景色を進んでいった。特に刺激を受けるような物は見当たらなかったし、日が陰ってきたのでつまらないが駅へ戻ることにした。


マイコはビジネスホテルによく見られるバストイレ洗面所が一室にまとめられている構造が好きではなかった。風呂場の空気とトイレの空気が混ざることが不快だった。現に掃除済みの室内は排水口から独特の臭いが漂っていた。臭いに敏感なマイコは思わず顔をしかめ、奥歯をギリッと強く噛み静かに扉を閉めた。これが一般的だから仕方がないと言い聞かせ、道中に購入したサンドウィッチを取り出し、気を取り直して明日の学会の原稿に目を通した。研究室ならばサンドウィッチの端に留まっているハエを見ながらの食事が当たり前なのでマイコは何も付いていないきれいなサンドウィッチに違和感があり、同時に彼らが居ないことを寂しく思った。

「いただきまーす」

脳内のショウジョウバエたちに呟いた。


学会初日、ハエ研メンバーは各自の所定の位置に研究内容を記したポスターを貼り、とりあえずそれぞれのポスターをチェックするために会場内を歩き回った。皆がそれぞれ同じように動いたので、行く先々でメンバーに会うことは出来なかった。けれどポスターはしっかりと貼られているので、来ていることは間違いないと、安否確認をして時間までいろいろな大学や研究機関のポスターを見て回った。


農学、理学、生物学、医学、生化学など様々な分野の研究者が集まる今回の学会には当然、生化学の分野を研究しているマイコの彼氏も参加しているのである。ふと思い出したわけではなくそのことはマイコの頭のどこかしらに居座っていた。普通なら彼氏のところへ見に行くものだが、学会の少し前に喧嘩をしたため距離をおいており、「居る」ということにストレスを感じているほどだった。

マイコは予め彼氏の発表場所を把握しており、その周辺へは立ち入らないようにした。


もうまもなくで発表の時間となる頃、マイコは自分の持ち場へ戻った。数分してもマイコのポスターの前で立ち止まる人はいなかったが、マイコは少しほっとしていた。1時間のタイムリミットは長く感じ早く終われと願いながら、あまり興味はないけれどとりあえず聞きに来たという風な人達に練習通りの硬い説明を淡々とした。説明をする度にマイコは感じていた、


何だか私の研究、薄っぺらいなぁ…


マイコは自分に自信がないのでこのような大きな学会に自分の研究を発表するなんておこがましいと思った。ならば人よりも研究に励めばいいのではないかと容易に結論づけられるところだが、そこで人並み程度しか頑張らないのがマイコの甘さなのである。


無事か否かは別として学会初日を終えたので、ハエ研一同はマイコの選んだ食事処へ移動した。

マイコは一同を後ろから眺めながら店まで歩いていった。地図を理解するのがやや困難だったマイコはあらかじめハエ研メンバーに鴨鍋の店の地図を渡しておいた。

結果、腹ペコ&若さパワーによって飛騨が率先して一同を店まで導いてくれた。

マイコが店内に入ると飛騨が困った顔で受付の店員さんと話していた。


マイコさん!予約されてないって言ってますよ!


ようやく予約担当のマイコが現れたので飛騨が勢いよく苦情を申し立てた。飛騨の腹ペコ度数はMAXだった。


あぁ 飛騨です。


マイコは飛騨の勢いをぺしゃんと叩き落とすように冷静に店員に告げた。


へ?俺の名前!?


飛騨は唖然として、目の前を通りすぎるマイコを目で追った。通りすがりにマイコは、「飛騨の方が伝わり易いと思って。それに何で私の名前をお店に教えなきゃならないのよ」とポカンとしている飛騨に告げた。


情報処理が追いつかない飛騨に、マイコは他者が理解不能な理由をさも当然かのように投げつけた。けれどそれは表向きの理由だった。

飛騨は長年付き合っていた彼女から一方的に別れを告げられたばかりだった。それに加えてハエ研では一番学年が下なのと、その人柄ゆえに厳しいツッコミを受けやすい立場にあった。マイコの知らない所で他のメンバーと仲良くやっているのかもしれないが、飛騨にとってハエ研は居心地が良い場所なのか少しだけ気がかりだった。そこで、店予約の際に飛騨の名前を使い、一同が揃った中「飛騨です」ということでハエ研には飛騨の居場所があるんだよ、と示すというマイコ独特の配慮なのだった。

「飛騨様御一行」は奥の個室へ通され、一応、助教授が上座になるように各々席に着いた。

お決まりの「まずはビール」で乾杯して、お通しを食すと、待ってましたと鍋セットがテーブルに到着した。マイコは鍋の具が入れられた皿を見てその量に危機感を覚えた。これは足りない、と誰もが思ったに違いない。マイコは心の中で懺悔しながら、自分の取り分を「僅か」に設定した。食に関して他人に遠慮するということをしないマイコ以外の連中が十分ではない量にがっついたことで、「なんやぁ もうないのか」という助教授のぼやきを難なく引き出した。お腹が満たされないことに対する不満を聞き取り、助教授持ちで追加注文をすることになったがそれでも皆の欲求を満たすことはできなかった。

一同は早々に店を出ると、「福岡と言ったら中洲の屋台」という合言葉をもとにタクシーに乗り込み話題の中洲の屋台に向けて鴨鍋屋になんら未練もなく立ち去った。

ずらりと並んだ屋台に目移りしてしまいそうになるが、この人数が一気に入ることのできる屋台となると自ずと絞られた。一行は焼き鳥屋に入った。聞きなれない名前の串を頼み、部位を教えてもらって「へぇ~そうなんだ」と言いながら味わって食べるというのを繰り返した。

マイコの隣に座っている助教授は「やっぱり芋はうまいなぁ」と何度も言いながら芋焼酎をちびちびと楽しんでいた。


ほんと大好きなんすよ!


いきなり松井の大声が耳に飛び込んできた。赤い顔でうつろな目をした松井は誰が見ても酔っぱらいだった。マイコは隣の助教授と地味な話をしていたので、松井がそんなに酔っぱらっていたことも、恋話をしていたことも気がつかなかった。恋話のヒロインは松井と一年くらい付き合っている年上の彼女である。その彼女のことが好きで好きでたまらないと、酔っぱらいの松井は連呼していた。焼き鳥屋の店主も「あらまぁ いいわねぇ」とにこにこしながら串をくるりくるり動かしていた。松井の隣で恋話に参加していた新垣は「もう 結婚しちゃえー!」と勢いよく適当なことを言っている。呆れ顔で「なんやぁ そんなに好きなんかぁ どういう所が好きなんやぁ?」と質問する助教授に松井は「ほんっと好きなんすよ」と答えになっていない返答をした。マイコは笑いながらも、こんなに想われている松井の彼女は幸せなんだろうなと、自分と彼氏の距離を比べて感心した。

ひととおり食べ終え学生一同「ごちそうさまでした」と助教授にペコリと礼すると、すかさず「お前ら千円くらいだせや」とお札をペラペラさせながら容赦なく催促した。これぞ助教授と皆が納得して各々千円を助教授に手渡した。

「ごちそうさんでした」

助教授は精算すると真っ先に外へ出て、「ほいじゃ 帰りますぅ」とまだ全員が外へ出きらないうちに別れを告げて去っていった。

店を出るなり隣のラーメン屋台を見て「新垣さん、ラーメン食べませんか?」と誘う松井と「え、え、食う?食えんの?おっし、食うか!食おーぜ!」と無理矢理な入り口からテンションを松井に合わせた新垣に、驚きの眼差しを向けたマイコは、「私、帰ります。お疲れ様でしたー」と告げて、宿へ戻った。

部屋に着くとまもなく23時という頃だった。気が進まないがトイレ付きの浴槽でお風呂にするかと、荷物の中からお風呂セットを取り出した。マイコは備え付けのシャンプーやコンディショナーなどを使うのが好きではなかった。入浴中に携帯電話を充電しておこうと手に取ると、彼氏からメールが届いていた。


「来てないの?」


必要な言葉まで削った短すぎる文面に、マイコは腹立たしく思った。友人や恋人間のメールは手紙よりも軽い存在であるため、文の始まりや終わり方に礼儀は必要ないのかもしれないが、お疲れ様の労いから入り、自分は今日こうだった、マイコはどうだった?の構成は欲しいところだ。「来てないの?」というのは何で連絡をよこさないのか、という不満が含まれている。マイコからしたら、何故こちらから連絡を入れなきゃならないのか、とケチをつけたくなるが、メールや電話で不満の返事をするのは面倒だったので、いつも通り無視することにした。

松井とその彼女のところと、なんでこうも違うものか、と屋台での松井の表情を思い返して、答えの見つからないまま浴室へ行った。


ビジネスホテルの布団というものはどうしてこんなに薄いのだろうかとマイコは怒りを覚えながらうずくまっていたらアラームが鳴った。

窓の外を見ると雪がちらついていた。九州は東京より温かいと思い込んでいたが全くの思い込みだった。だったら尚更なぜあんな薄い布団なんだ、と再燃した怒りを鎮めることができるのはホテルの朝食バイキングだった。3度取りに行ってようやく心も胃袋も満たされたマイコは、部屋に戻って学会へ出かける準備をした。


マイコは豚骨ラーメンを食べてから会場へ行く計画を立てていた。

駅から職場へ向かう通勤中の人の流れに逆らってマイコは駅に向かった。遠目に駅ビルの輪郭が見え始めた頃、人の流れに流されて見知らぬ街を漂流している松井に出会った。その眼差しは不安で溢れていた。「マイコちゃん、駅どっち?」と迷子の子供のような眼差しと寒さからの震えで、マイコはいたたまれなくなった。「反対方向だよ」と遠慮がちに苦笑いして正しい駅の方を指さした。

「あ、反対なんだ、マイコちゃんももう学会行くんでしょ?」

反対方向に歩いていたことなど気にしていない様子で、既に始まっている学会に対して「もう」というこのハエ研ならではの時間のルーズさに更なる苦笑いでこれから豚骨ラーメンを食べに行くことを告げた。マイコの誤算は、松井が人懐こいという点だった。研究室内では同期ということもあってよく話はするがプライベートを共に過ごすような仲ではない。なのでマイコがラーメンを食べに行くと言っても「へぇ そうなんだ それじゃ先行くね」という風に事が進むと思っていた。

「おれも 食べてから行こーかなー 」とマイコと肩を並べ同じ歩幅で歩き始めた。マイコの一人旅気分がガラガラと崩れていった。マイコが心の中でため息を着いていると、「あ、松井さん!」と聞き慣れた声がした。「ラーメン食べに行くけどおまえも行く?」と松井がさも自分の立てたスケジュールかのようにさらりと飛騨を誘ったことに心の中のマイコは眉をしかめた。結局、「マジっすか?ま、でもいっか、もう学会始まってますけど今日は発表ないし、俺もいこーっと」と飛騨も連れていくことになった。マイコはきびだんごいらずの桃太郎のように道中出会った松井猿、飛騨犬をお供にラーメン屋へ向かった。桃太郎にはあと一匹、お供がいるのだが、飛騨のすぐ後に新垣に遭遇し、偶然の恐ろしさを知った。というわけで最後に新垣キジも加わり、めでたく桃太郎とそのお供は鬼の居ないラーメン屋へ到着し豚骨ラーメンを頬張ったのであった。


一人旅を邪魔された桃太郎はひとりモヤモヤしながら目的を果たしたのであった。

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