あれ奴隷の様子が.....
作者は連休を図書館で資料集めで潰しました。
前回のあらすじ
なんか知らないけど奴隷が出来たらしいです。知らない娘ですね分かります。
わたしは今奴隷娘ことメアリーがこっちからやって来たと言っている方向に向かって街道を歩いている。すでにゴブリンと戦った場所から歩き続け20分は経過したと思う。さすがにゴブリンもここまで離れたら追っては来ないだろう。
後ろでは相変わらずメアリーが尻尾をゆっくりと振りながらキラキラした目で付いてきている。何度もご主人様と言われるのでもう流石に慣れてしまった。たまに抱きつかれそうになることがあるが上手いこと避けている。
しかし現在、人気のある場所を目指して歩いてはいるが転生させてくれた神が説明をすっぽかしてくれたお陰で色々と情報が全くない。自分のいる地球がどんなもんになっているのか全く分からない状態だ。
(あの神様情報の大切さを知らないのか)
だが、幸いなことに言語の方はスキル【言語取得】のお陰でどうにかできそうだ。
メアリーは奴隷だが確実にわたしよりも今の地球のことをよく知っているはず。これを利用しない手はない。わたしは今の地球のことやメアリーのことについて色々と聞いてみることにした。
「何でわたしの奴隷になってるの?」
疑問に思っていたことの一つ『何故わたしの奴隷となっているのか』どうにも分からなかったのでメアリーに聞いてみた。
「それはですね。元々わたしはあそこで殺された高い服を着ているぶ... 奴隷商に人拐いにあって愛玩奴隷として売られる予定で連れてこられたのですが、奴隷商がゴブリンにぶっこ.....ろされて契約内容の関係でわたしの所有権がゴブリンに移ってしまいました。その所有権を持ったゴブリンがわたしを犯そうとしていたところ、ご主人様がゴブリンを倒して下さったので権利が移り今ご主人様の奴隷となっております。あの豚と単細胞を倒してくれたご主人様にとても感謝しています。あ、体内に魔法で奴隷印つけられたのでその印は見れませんよ」
(奴隷印とかゆうのがあるのか。しかし途中隠す気なかったな..... )
「つまり権利が回ってきたって来たってことなのね」
「はい、その通りです。」
(てことはその奴隷商に無理矢理連れてこられたって訳か)
人拐いにあったとメアリーは言った。そうなると、きっとメアリーの親もいきなり娘が消えてあっちこっち探して心配しているだろう。ユミはそう思いちゃんと親の所に返してあげることを今後の目標の一つに決める。しかし、そうなると奴隷としてこの娘を縛っているのはとてもよくないも思う。この娘はいつか親の元に返すのだ。日本人としても奴隷にしているのは良心がとても痛む。
「いつになるか分からないんだけどあなたを親の元に返してあげたいんだ。あなたはどこで拐われたの?」
「それは大丈夫です」
「へっ?」
予想外な返答が返ってきやりがりました。
「最初から家族いないので」
「最初からいないってどうゆうこと!?」
「あ、言ってなくてごめんなさいご人様。
わたし神様とかゆうのに転生させられまして、来たばかりのところを調度よく奴隷商に見つかって捕まったんです」
どうやらメアリーは転生後すぐ奴隷商に捕まってしまうという不幸スキルでもついてんじゃないの?と思うぐらい残念な展開の転生し奴隷になったらしい。
(ん、あれ??)
「今転生させられたって言わなかった?」
「言いましたがご主人様?」
ユミは固まっていたが少ししてまた喋り始めた。
「同じ境遇の人が居たとか...」
「ご主人様もそうなんですか!?」
「うん.....神様から何もこっちの情報教えてもらってないんだけど、メアリーはこっちの情報とか転生する前に教えてもらった?」
「はい教えてもらい「今すぐに教えて!!いや!すぐにでも教えろォッ!!」ましッィ!??」
ユミは瞬間、メアリーの視界から消えた。
動いた姿、残像さえも見えない程のスピードでメアリーとの距離およそ二メートルを詰め、ちょっとあれに見えるかも知れない距離で肩を掴んで情報に飢えていたユミは叫んでいた。
「わ、わかりましたぁ//!?」
そのとき、メアリーの頭の中では今まではしたことがなかったような妄想が繰り広げられていた。簡潔に中身を言おう。ユミがメアリーを押し倒してあれやらこれやら18禁の同人誌でありそうな展開を思い浮かべていたのだ。
(ついでに現実の方では頬を紅潮させ
ユミへ熱い視線を向けている)
ー百合もいける
変態誕生の瞬間であるー
とても必死なユミがただこっちの情報を知りたいだけでした行動だったがメアリーに新たな属性を目覚めさせしまった、何てことは全く気づいてもいないしメアリーの様子など全く気にしてもいない。
(その後のメアリーの頭の中をまんま表現するとヤバイことになりますのでご想像お任せとなります。)
その後、メアリーから聞いた情報はこうだ。
・この世界は2000年後の地球で魔法が科学の代わりになっていること。(ただ、だいぶ2000年前よりかなり衰退してるらしい)
あと地球の大きさが大体の三倍は大きくなったらしい。(メアリーを転生させた神様もどのくらい大きくなったか把握しきれてないそうだ)
・ダンジョンがあり、モンスターも普通にあちこちにいること。奴隷もいるとのこと。(てかもうメアリーなってるし)
・銃は神様が面白くないということで消されたこと。代わりに魔法銃というものがあるらしい。
・魔法には様々種類があり主な種類に分類すると通常魔法、固有魔法、種族魔法、継承魔法、召喚魔法の5つからなっている。
・種族は主に 天翼種、人種、魔族種、妖精種、機械種、獣人種、人魚種、火蛇種、魚人種、竜種(竜人族)、土精族、森精族、神である。他にも種族があるが神様がめんどくさかったらしく教えてもらえなかったそうだ。
・科学も部分的に使用できること。ただし作ることは出来なく、ダンジョンから宝物として得られるらしい。
・たまに戦争があるから簡単に死ぬなよ~と忠告を受けたとのこと。
・ステータスとかパーティーとかゲーム的要素が一般的に存在してること。ステータスに書かれないスキルもあるとのこと。
・物理法則はよく曲げられるとのこと。
・大陸は多すぎて数えきれないらしい。
なんか思ったより神様の上司が変えすぎてるぞこの世界。
「と、こんな感じですご主人様」
メアリーは今さっきの状態から脱出したようだ。口元がグヘェグヘヘとでも言いそうな顔ではあるが。
(さ、寒気がする... )
「と、とりあえず暫くの間パーティー組んでいくってことでいいよね?(汗)」
「それはもちろんです!いつまでも!
夜もお供します//」
「夜までお供しなくていいからね?... 」
メアリーが何か獲物を狙うかのような目でこっちを見てるがもう気にしないことにする。顔は以下省略。気にしたら敗けだ負け。そういえば他の人のステータスってどんなんだろう?聞いてみるか。
「あ、そういえばメアリーのステータスはどんなになっているの?」
(自分でいってなんだけどワザトラシイナコレ)
「パーティーの所からわたしを選択すれば見れますよご主人様」
メアリーに従ってウィンドウを開き、
パーティーからメアリーのステータスを見てみる。
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メアリールナフィールド=リナ=(未定)
レベル 1 age14
職業 : 奴隷、巫女
二つ名 : ***
装備 : ほつれた服
種族 : 【紅緋狐】=【竜】
HP : (体力)51/68
MP : (魔力)131/131
STR : (筋力)46
INT : (知力)75
DEF : (防御力)94
AGI : (素早さ)41
LUK : (運)48
属性 : 【火属性】【闇属性】【光属性】【加速】
スペル : 【ファイヤ】【転移】
スキル : 【気配察知】【話術】【体力自動回復速度Lv3】【魔力自動回復速度Lv3】【双剣術】【弓術Lv 2】【料理Lv1】【アイテムボックス】【投擲Lv10】【調教】【精霊化】
..... 完璧に負けた。
何だこの差は... レベル1位置の時点でそうとう負けてるよ。それに何このスキルと属性の多さは.....しかも便利スキルな転移とかあるし...
くそぉ.....
恐る恐る自分のステータス確認してみる。負けてると思うが。
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名前:ユミ カンザキ=(設定可能)
レベル 3 age16
職業 : 巫女
二つ名 : ***
装備 : 刻印のグローブ、ショートレザーブーツ、レザーベルト、桜の弓、銅の短剣、少し錆びた鉄のメイス
種族 : 【時銀狼】
HP : (体力)21/38
MP : (魔力)51 /173+(28)
STR : (筋力)32
INT : (知力)62+300
DEF : (防御力)38
AGI : (素早さ)100
LUK : (運)MAX
属性 : 【時属性】【風属性】【加速】
スペル : 【クロック】【ウィンド】
スキル : 【嗅覚】【駿足】【言語取得】【ウィンドウ】【インベントリ】【集中】【魔力自動回復Lv5】【加速】【剣術】【???】【???】
全く変わらずのままだと思っていたら色々追加されてたし変なスキル出てる.. だと.....?でも、よかった......
「町が見えてきましたよご主人様!」
そんなことを内心ほっとしながらステータスを見ているとメアリーが言いながら背中に抱きついてきた。メアリーはたわわん実る二つ桃を背中に押し付けてくる。
やっと人気のあるところに来た~と安心するのと同時にメアリーからの攻撃(物理)によってかなり複雑なき持ちなっていた。
(はぁとりあえず眠たい..... )
精神的にダメージが酷く、そう思うのであった。
また、メアリーを奴隷から解放しようと考えていたことはすっかり忘れているユミであった。
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名前:ユミ カンザキ=(設定可能)
レベル 3 age16
職業 : 巫女、
二つ名 : ***
装備 : 刻印のグローブ、ショートレザーブーツ、レザーベルト、桜の弓、銅の短剣、少し錆びた鉄のメイス
種族 : 【時銀狼】
HP : (体力)21/38
MP : (魔力)51 /173+(28)
STR : (筋力)32
INT : (知力)62+300
DEF : (防御力)38
AGI : (素早さ)100
LUK : (運)MAX
属性 : 【時属性】【風属性】【加速】
スペル : 【クロック】【ウィンド】
スキル : 【嗅覚】【駿足】【言語取得】【ウィンドウ】【インベントリ】【集中】【魔力自動回復Lv5】【加速】【剣術】【???】【???】
ユミ「作者さん?あれは何の嫌がらせ?精神攻撃でもしてるのかな?」
作者「だ、だってさ?貧乳キャラと巨乳キャラは必須だと思ったんだよ!でも最初の方に貧乳キャラ《ユミ》は出しちゃったから必然的にメアリーの方を巨乳にしたんだよ!キリ( ´∀`)」
メアリー「胸が小さい方がいいという性癖の殿方もいますよ?グヘヘ」
作者&ユミ「突然出てくるなキモい!」
ユミ「何故あんなキャラにしたの作者!」
作者「寝てる間に手が勝手に動いて書いてた」
ユミ「何で寝てる間にかけるのよ... 」
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けしてこの小説は作者の趣味をいれていません。寝てる間に書いてたの結構マジな話で朝起きてスマホの高速メモ帳みたら書いてありました。
あとそのうちキャラの絵あげようと思ってます。
次の投稿は一週間以内に出来ればしたいと思っております。現在1000文字書き終えました。
追記やっとpv1000ユニーク300越えた..... 達成感がある
追記の追記
体調不良のため遅くなります。
10/5(悪化した..... )