ステータスを出してみよう!
バグで
この話がプロローグに変わってしまっていた。
全部直しましたので内容がちょっと変わってしまっているかもしれません。
小鳥のさえずり、草や木の匂い。意識がだんたんと覚醒する。わたしはゆっくりと体を起こして辺りを確認する。
「... ん... ここ.... どこ?」
周りを見るとここは森のようで草花が生い茂り、リンゴの木、広葉樹も生い茂っていた。鷹に似た鳥がリンゴの木の上に止まっている。
とりあえず、すぐ近くに川があったので自分自身の姿を確認してみる。水はとても澄んでいて飲み水として使えそうだ。
水面に姿を映してみてみると服は薄手の白いワンピース、容姿は変わらず髪は黒から銀色に変わり膝の辺りまで伸びたロング、赤い瞳、頭には犬のようなケモノ耳、お尻には髪と同じ色の尻尾が生えていた。
(なんですとぉ!?わたしがケモノ娘ですと!?)
そんなアニメに出てきそうな姿を見た結果、テンションが最高潮まで上がりポーズをとり始め、しまいには意味不明な踊りをし始めた。もし、周りに人がいたら確実にキ・チ・ガ・イか発狂してるとしか思われるのは間違いないほどの状態だった。
だが、一番変わって欲しかった鉄壁だけは相変わらずA からAAの狭間をさ迷っている。
ワンピースは少し豊かな人用なようでその部分を押すポシュッーと(擬音で)なって正気に戻り虚しくなり、その場でそこだけは変えて欲しかったとつくづく思い悲しんだ。その時、神様が転生させてくれたのだから服のサイズを意図的にこうされたことに気づかない由美であった。
重い気を取り直し意識を失う前に神様が言っていた「ウインドウ」を出す方法考える。冷えきった頭をフル活用し某アニメのように右手を前に出し『ウインドウ』念じてみる。
「くっ...出ない... だと?..... しょうがないね、そのまんま言ってみようか『ウインドウ』」
スキル【ウインドウ】を習得しました!
「何でそんなあっさりと取得できるの???」
あっさり目の前に出てしまい呆気にとられた。まあでたからいいかとあれを忘れたいがため割りきる。早速ステータスを確認してみることにした。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
名前:ユミ カンザキ=(未定)
レベル 1 age16
職業 : ***
二つ名 : ***
種族 : 【時銀狼】
HP :(体力) 20/20
MP : (魔力)14/14
STR : (筋力)9
INT :(知力) 8
DEF : (防御力)7
AGI : (素早さ) 100
LUK : (運) MAX
属性 : 【時属性】【風属性】
スペル : 【クロック】【ウィンド】
スキル : 【嗅覚】【駿足】【言語取得】【ウィンドウ】
(ついでに説明すると
HP は自分自身の命でスタミナでありゼロになると死ぬ。200mを本気で走るとゲージが1減る。
MP は魔法やら魔術やらを使うとき払うポイント。必要なポイントが足りないと効果が弱まったり、発動が出来ない。
STRは主に力の大きさのこと。
INT は魔法や魔術の威力を上げる。理解するスピードが早くなる
DEF は防御力、現状ペットボトル並みの弱さw
AGI は素早さ現状かなり遅っそw
LUD 運それだけ)
と詳細に書いてあった。
(現在ユミは運と素早さだけはよいのがよくわかるあとバカにされてることも)
自分自身の身体能力低さに嫌になったが一つ気になったことがあった。それは【時銀狼】という種族だ。
(普通に銀狼なら分かるけど時銀狼ってなにそれ?)
分からないからそ即詳細を開いてみた。
『時を操ることに特化した銀狼種。長寿で500以上生きることが出来、容姿は20歳で成長が止まる。魔力がなくなると自分の体力を削り魔力に変換して使うことが出来る。容姿は髪が必ず銀髪であり姿は個体ごとに違う。銀狼族と同じで見える。また愛玩奴隷としてか価値が非常に高く、個体数も少ないため希少価値がとても高い種族である』
(しかし詳細君は便利だね)
どうやら時を操ることが出来る種族らしい。それにしても詳細は便利だということが分かった。しかし、愛玩奴隷としてとても価値が高いという全く嬉しくないことも知ってしまった。
「希少価値が高いとか書いてあるし種族的に珍しいのかぁ~でも時を操る魔法とかあるんだ... 何でもありなのこの世界... 」
そんなことを思っている。魔法を使ってみたくなりステータスにあった【クロック】声に出し使ってみたくなった。
「『クロック』!」
デジタル時計みたいなのが腕に出てきて『12時12分』と表示された。これは時計が出せる魔法らしい。
(お腹も空いてきたな... )
お腹もグゥ~も鳴り始めた。お昼に食べる食料を確保するために近くの木にあったリンゴを取ることにした。
しかし...
「高いよ...... 高すぎるよ..... 」
身長が変わらず145cmのチンチクリンには4mあるリンゴの木のリンゴを取るには高すぎたのだ。
「そうだ!魔法出とればいいんのよ!」
そう考えもう一つの使える魔法【ウィンド】を発動させる。
「『ウィンド』!って、え..... 何これショボい..... 」
風が微風程度しか出なかった。どうにも威力はほぼ無く使えそうではなかったのだ。
魔法が当てにならなかったため仕方なく近くにあった木の枝を使い一時間投げ続け、やっとの思いで3つのリンゴを手に入れたのだった。
昼食食べたあと今後行動予定を考える。
(村とか町探したりしなきゃなー)
「とりあえず寝るとしますか眠いし」
とてもマイペースだった。
名前:ユミ カンザキ=(未定)
レベル 1 age16
職業 : ***
二つ名 : ***
種族 : 【時銀狼】
HP : (体力)20/20
MP : (魔力)14/14
STR :(筋力) 9
INT :(知力) 8
DEF : (防御力)7
AGI :(素早さ) 100
LUK : (運)MAX
属性 : 【時属性】【風属性】
スペル : 【クロック】【ウィンド】
スキル : 【嗅覚】【駿足】【言語取得】【ウィンドウ】
ユミ「う、ウィンドは暫く封印だ!..... 全然使えない..... 」
作者「ちなみに消費魔力はウィンドは2、クロックは1だよ。これだけでもウィンドが使えないがよくわかるね。ついでに1番使えるのはウィンドウで消費魔力は全くなくて優秀です」
ユミ「確かに..... 」
____________________________________________